#10:【SDVX/全般】WRの告知と譜面の光らせ方について【解説/攻略】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
とうとうブログの記事のナンバリングが2桁になりました。達成感!
この勢いで3桁目指して頑張りたいと思います、と書いたところで週1ペースの更新だと100回達成には2年かかることが分かりました。それまでにネタが尽きないように頑張ります。
さて今回についてなのですが、かなり多くの方が知りたいんじゃないかな?と勝手に思っている「譜面の光らせ方」についてお話していきたいと思います。
ゲームにおける最上位の判定を取ることを「光らせる」というように表現したりします(以降、本記事内でも「光らせる」という表現を行います)。
音ゲーは当然、光ったノーツが多ければ多いほどハイスコアになるゲームなので、KACなどの大会はそうした技術を競うものであるし、ほとんどのプレイヤーは譜面の光らせ方について知りたいと思っているはずです。
本日はどの音ゲーでも「高難易度譜面は苦手だけど中難易度譜面のスコアに自信がある」を地で行っている私が、普段光らせるために気を付けていることをお話します。
(本当は高難易度譜面もしっかり光らせたい気持ちはあるんです…………)
…と、その前に、今回このテーマで記事を作成するに至ったきっかけを先にお伝えします。
SOUND VOLTEXをプレイしない方は読み飛ばしていただいても構いません。
この度、「ボルテEXスコアチャレンジ」という企画をスタートしました。稼働おめでとう回のときにいずれやりたいと書いていたやつですね。
SOUND VOLTEX新作のEXCEED GEARより導入されたS-CRITICALをつけた状態で計算されるEX SCOREを競うためのウィークリーランキングです。
はじめまして、「ボルテEXスコアチャレンジ」運営です!
— ボルテEXスコアチャレンジ@3/17~開催 (@sdvx_exscore) 2021年3月16日
この度、ボルテ最新作EXCEED GEARにて導入されたEX SCORE(S-CRITICAL付きのスコア)で競うWRを開催します!
毎週1曲課題曲を決め、その楽曲のEX SCOREで順位を決めます。
通常スコアは関係ありません!あくまでEX SCOREの高さのみを競います。
記念すべき初回、vol.1の課題曲は「Iterator(EXH)」です。
— ボルテEXスコアチャレンジ@3/17~開催 (@sdvx_exscore) 2021年3月16日
期間は3/17 10:00~3/23 23:59まで!
Lv.10ですがリズム難であり、S-CRITICALの厳しさを体感するにはもってこいの楽曲かな、と思っています。
ぜひお気軽にご参加ください!#ボルテEXスコアチャレンジ pic.twitter.com/nwCQpjF5Zj
このWR開催の狙いとしては2つ。まずは単純に、S-CRITICAL狙いの面白さを共有したいということ。
そして、過去に収録された楽曲にスポットを当てたいということです。
私はボルテを初代からやっているので全ての楽曲を触っていますが、特にIV以降で始められた方で現状全1600曲以上あるボルテの楽曲を全て触っている、という方は多くないかな、と思っています。
また全て触っていたとしてもやはり普段プレイする楽曲については高難易度曲や新曲が多い、というのは否めません(私もそうです)。
そんなとき、過去に配信された楽曲を振り返るひとつの機会として、このWRを利用していただければな、と思いました。
本当に良い曲がたくさん眠っていますし、PUCは簡単だったとしてもS-CRITICALを狙うとなると途端に牙をむくであろう楽曲も数多くありますので、やり応えとしても十分かな、と思っています。
選曲レベルも現状16までにしようと思っており、なるべく気軽に参加できるようなWRを心がけていきたいと思います。
興味のある方は、自分なりに目標を立てつつ、ご参加いただければ幸いです!
そんなわけで、WRを開催するのであれば譜面の光らせ方についての記事があったらより一層楽しめるかな、と思い今回はこのテーマにした、ということです。
前置き(宣伝)が長くなってしまいましたので、本題に入りたいと思います。
私が譜面を光らせるために考えていることを以下にまとめてみました。どうぞ!
①単発で最上位の判定が取れるハイスピや判定位置を見つける
これは「光らせるためのファーストステップ」と捉えていただければと思います。
やはり普段のプレイ中に光らせるために、まずは「ノーツを弾いたときに最も光る設定を見つける」というのが重要です。出来るだけ意識せず光る設定を見つけましょう。
これは、レベルが下のほうの譜面をプレイして判定やハイスピを調整しつつ試すのが一番早いです。あまりに譜面がスカスカすぎても逆によろしくないので、自分が普段プレイするレベルから3~5くらい下げるのが良いかなと思います(機種差はありますが)。
判定がどちらにどうズレているのかが分かる機種ならなお調整がしやすいと思います。
②小節線ほか、自分の中での基準点を見つける
これは私がプレイ中に最も気を付けていることです。
①が出来ている前提ならば、「狙って最上位の判定が取れる」状態にある程度なっているはずですので、あとはその「最上位判定を狙う位置」を譜面の中で決めていきます。
一番分かりやすいのは「小節線/拍線上に乗っているノーツ」です。
下の例では、赤枠から赤枠に切り替わるタイミングで一呼吸置き、次の赤枠の1ノーツ目で最上位判定を取りに行くようなイメージでリズムを取り直します。こうすることで、途中でリズムが崩れてしまってまとめてスコアを落とす、といったことが減らせる効果が見込めます。
リズムが難しい楽曲は無理して小節線上に乗っているノーツを基準にする必要はありません。あくまで自分が分かりやすいように区切って考えています。
なお、ボルテは3/9のアプデにて小節線が太く修正されました(ボルテスタッフさんありがとうございました)ので、上記の意識も問題なく使えます。ありがたい!
③同時押しは全力で光らせに行く
これは「光らせる方法」というよりは「高いスコアを取得するために気をつけるべきこと」になるのですが…
当たり前のことなのですが、同じ「GREAT/NEARが出てしまった」でも、単押しの場合と同時押しの場合では失点が倍以上違うことになります。
だいたい同時押しでGREAT/NEARを出してしまうときはまとめて出るので、それを抑えるための手法として「同時押しは特に気合いを入れる」イメージで考えています。
これは小節線のないポップンなどの機種でスコアを狙うときなんかはかなり役に立っていますね。②の「自分の中での基準点」を同時押しにしているイメージです。
④ノーツが何分音符で置かれているのかを理解する
少し分かりづらい話で申し訳ないのですが、光らせにくい難所があったときに、「どういうリズムになっているのか分解してみる」という手法を取ることがあります。
「なんとなくノーツは拾えるんだけど光らない」みたいなケースのときに有効です。
特に「3連符なのか16分音符なのか」という点はかなり重要で、ハネリズムの楽曲が3連符でハネているのか16分音符でハネているのかを意識するだけでも変わりますし、そういった楽曲でない場合でも出くわす場面は多いと思うので、こういうアプローチが取れるに越したことはありません。
以下はポップンなどでよくある「右手3連符+左手8分」のリズムなのですが、譜面のリズムがこうなっていることが理解できている、もっと言うと組み合わせて「タッタカタッタッタカタッ」という全体のリズムになっているということが理解できていれば、光らせやすさが格段に上がるかな、と思います。
⑤光らせやすい運指を組む
これは個人差の出てくる部分なのですが、なるべく無理なく光らせられるような運指にできないか、ということを普段考えています。
例えばボルテだったらここのFXを逆の手で捌いたほうがやりやすいんじゃないか、ポップンだったら5色階段を右左右左右の交互で取れないか、みたいな感じで。
上手く行くことも行かないこともありますが、スコアを狙う際にそういうアプローチを考えているランカーの方は多いイメージです。
また、関連する技術として「ある程度捨てノーツを作る」というのもあります。
他のノーツに余裕を生む(光らせる)ために一部をあんみつしてしまったり、あるいは拾わない選択肢を取ったり。有名なところで言うと冥ラストの低速前の縦連を無理して拾いに行かないような感覚でしょうか。
究極系は「全ノーツを光らせる」ことだと思うので、捨ての選択肢を取ることに対して違和感を覚える方はいらっしゃるかもしれません。そのあたりは各々のプレイスタイルに合わせていただければ!
⑥体調万全の状態でプレイする
ラストはこれ。当たり前の話かもしれませんが、意外とかなり重要だったりします。
眠かったり疲れていると、特にスコア狙いには多大な影響を及ぼすと私は感じています。理由は単純に、「スコア狙いは高い集中力を要する」からです。
「指が自在に動く」「高速で腕が動かせる」といったフィジカル面の技術に対して、どちらかというと「集中力の持続」はメンタル面の問題ですね。
特に、②③で述べたような基準ノーツを最上位判定で取りに行くようなプレイをしていると、1曲2分の間でもかなりの集中力がいることになるので、なるべく集中力を高められるような身体の状態にしておきましょう。
なお、私はしっかりスコアを詰めたいときはだいたい朝に狙いにいくことが多いです。
・身体や目が疲れていない状態
・ゲーセンがある程度空いている
・満腹でない
など、スコアを狙うのに良い条件がそろっているからです。
以上となります。普段から高いスコアを狙っている方はもう既に色々と自分の中で気を付けていることがそれぞれあるかと思いますが、私は上記のようなことを考えながら普段音ゲーをプレイしています。なんかもう、スポーツですね…。
ともあれ、スコア狙いに伸び悩んでいる方のひとつの参考になれば幸いです!
【今日のまとめ】
・自分の中で「光らせにいく基準ノーツ」を決めて最上位判定を狙う
・体調は万全にしておく
・ボルテEXスコアチャレンジ、よろしくお願いします
ありがとうございました。