#64:【BPLS2】レギュラーステージ第7試合:SILKHAT vs レジャーランド【SDVX】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
※試合のネタバレを含みますので、ぜひ放送を見た後に本記事をご覧ください!
BPLS2 SDVX部門、私が所属するレジャーランドのレギュラーステージ リーグ戦2試合目が12/28(水)、配信されました。
本記事はこの試合に向けての対策や選曲理由、考えていたことなどについて触れていきます。いつもの記事に比べてかなり長文になりますので、お時間ある時に是非!
他のチームメイトの試合についても触れていきますが、詳しいことは本人が別途ブログの記事で語ってくれておりますので、自分の試合を中心に触れさせていただく形になります!
ぜひ24KW選手、PNT*EEB選手の記事も合わせてお読みいただければと思います!!
・本番に向けた対策
収録配信についてですが、第1試合〜第8試合が一区切りとなっていました。
そのため、チームレジャーランドとしては先日放送された第4試合(ROUND1戦)とこの第7試合(SILKHAT戦)を連日で収録という形になっており、2試合のオーダーを事前に決める必要がありました。
第4試合(ROUND1戦)では私PICOLTEXが中堅・大将を務めましたが、そのタイミングで次の第7試合(SILKHAT戦)のオーダーについても決まっていたということです。
第7試合の相手は、先日鮮烈なデビューを飾ったDAIKI.選手率いるSILKHATチーム。
ジャンルはなんと中堅、大将ともに楽曲数の多いPEAKということで、相当に戦いづらいと考えていました。
まずは自チームのオーダーについて。第4試合(ROUND1戦)では私PICOLTEXが大将を務めましたので、こちらは我らがエースである24KW選手を大将戦に据えることにしました。
2試合分が終了したタイミングで全員コストが70残っている状態(=3試合目で誰が大将に出てくるかわからない状態)を作りたかったので、そうなると大将を別の選手で固める必要があったということです。それぞれ大将戦のジャンルがNOTESとPEAKで対策も大変だったので分散させる狙いもありました。
(このあたりの選手のオーダーの決め方について、詳しくはレギュラーステージが終わったら触れられればと思っています!)
また中堅・大将と出てもらう方が手が暖まった状態で大将戦に臨めるため、本来は24KW選手に中堅も出てもらう想定だったのですが、収録の2週間前に24KW選手の手の不調が発覚したため、対策量を減らすために急遽PNT*EEB選手に中堅をお願いすることになりました。
こういう施策がすぐ取れるのが、各々が手広く譜面をカバーできるレジャーランドの強みだな、と思いました。本当に心強かったです。
続いては相手のオーダーについて。コスト的にDAIKI.選手が3試合とも大将戦で出ることはないのですが、どの試合でDAIKI.選手が大将として出てこないのか?というのを見極めるのは正直難しかったです。
ただし、SILKHATとレジャーランドの試合は大将戦のジャンルがPEAKということもあり、基本的精度の高さやNOTES譜面寄りのDAIKI.選手よりもむしろ高密度譜面に強いSEATRUS選手か082選手が出てくる可能性が高いんじゃないか、と考えていました。結果として読みは当たっていたかな、と思います。
私はこの第7試合については中堅戦のみに出場するという形だったのですが、それでも対策譜面数は202。先のROUND1戦の中堅戦・大将戦(合計161譜面)と、この試合の中堅PEAK(202譜面)について「何が飛んできてもある程度できるようにしておく」を目指していたため、対策は相当に大変でした・・・。
・先鋒戦 メガミックスバトル(Lv.17-18)
082 vs PNT*EEB
選曲:
082
PNT*EEB
試合結果:
082 0pt - 3pt PNT*EEB
先鋒戦は前回同様、PNT*EEB選手に任せておりました。連日の収録でしたので、各チーム1試合目と2試合目の先鋒戦を同様の選手が担当する、という選択を取っているチームが多いです。
今回の選曲としてはPNT*EEB選手の得意分野である片手処理(ONE-HAND系)に寄った楽曲をメインに据えつつ、Gate of Atlantisなど対策が必要な譜面を織り交ぜてポイントを稼ぎに行く狙いでおりました。
試合は後半まで082選手優勢で進行していたのですが、なんとラストの12ターン目、LastΩmegΑの最後で逆転し、PNT*EEB選手が劇的な逆転勝利を飾りました。本当に大喜びしてしまいました…!!
道中はかなり苦しい戦いだったと思うのですが、最終ターンにLv.3でEXCEED GEARを発動するために道中で発動しない選択をとっさに取っていたり、ラストまで諦めずに光らせに行っていたり、本当にPNT*EEB選手の気持ちの強さを感じる試合でした。
ちなみにここで投げたBangin' BurstはKAC2013へのリスペクトという意味も込めていたと知り、当時そのKACに出場していた私はそれを聞いて泣きそうになりました。
082選手もTEAM SILKHATの選手紹介動画でBangin' Burstに対して並々ならぬ思いを持っていたと語っておりますし、あのKACが後に与えた影響は私が思っているよりも大きいのかもしれないな、と感じました。
・中堅戦 タッグバトル(Lv.17)
テーマ:PEAK
DAIKI., 082 vs PICOLTEX, PNT*EEB
選曲:
DAIKI., 082
PICOLTEX, PNT*EEB
試合結果:
DAIKI., 082 4pt - 0pt PICOLTEX, PNT*EEB
・中堅戦 相手選曲について
Ghost Family Living In Graveyard / RoughSketch
エフェクター:MAD CHILD & Hirayasu Matsudo
BPM:238
TOTAL CHAIN:3010
内訳:CHIP 588、LONG 988、VOL 1434
MAXスコア:7784(2人で15568)
DAIKI.選手、082選手ともに精度の高さに定評があるので鍵盤系で来るだろうと考えていたのですが、これは完全に意外な選曲でした。そもそもTSUMAMIじゃなくてPEAKなんだ、という感じですが・・・。
Lv.19のMAXIMUM譜面のほうがかなりTSUMAMI、HAND-TRIP要素が強く初見殺しとして有名な譜面ですが、Lv.17のEXHAUST譜面もかなりのキワモノです。
このレベル帯にしては規格外の3000CHAIN超え、TSUMAMIがMAXIMUM譜面と違う形の難しさ、HAND-TRIP要素が残っている、など下位譜面とは思えないほどの暴れっぷりで、人によってはレベル詐称と感じる譜面となっています。
そういう側面もあり本番での事故率が比較的高く、選ばれづらいのかなと思っていましたが・・・SILKHATチームの本気を感じました。
この楽曲が出た時期に比べて現在のほうがつまみの判定が厳しくなっておりPUC難易度が上がっていたのですが、練習中にPUCのMAX-8まで出していたのである程度冷静にはなれました。
本番はなんとか食らいつきPUC。個人的には上振れだったのですが、流石にDAIKI.選手と0082選手ががっつり仕上がっていました・・・。お見事。
(後で聞いたんですが、082選手が得意かつPICOLTEXを刺すための選曲だったようです。やっておいて&本番でうまく行ってよかった・・・)
・中堅戦 自選曲について
音楽 -resolve- / Yu_Asahina
エフェクター:PHQUASE
BPM:114-220
TOTAL CHAIN:
内訳:CHIP 661、LONG 416、VOL 660
MAXスコア:5457(2人で10914)
先述の通り途中で出場選手が変わったのですが、課題曲は変えずに挑みました。
自己ベが両者MAX-10という高い水準だったこともありますが、私もPNT*EEB選手も登場した当時からこの楽曲はプレイしていたため、SILKHATのお二方に比べ曲自体への知見があるかな、と思ったからです。
結局こういった譜面は回数やプレイしていた期間がモノを言うことが多かったりするので・・・w
練習期間中、平均スコアはかなり出ていたのですが、前半の安定感に課題がありました。まあきっと本番ではなんだかんだ光ってくれるだろうな〜と思っていましたが、苦手意識のある24分の階段で大量にCRITICAL + 直角でERRORというかなりの事故を起こしてしまいました。
後半がかなり上手かったことが幸いし結果はMAX-22。結果だけ見れば決して悪すぎるスコアではなかったのですが、そのぶん前半でのミスが大きく痛手になってしまったな、と思いました。もう少し行けたかなーと。
タラレバなんですが、前半の難所でのERRORがなかったら、もう少しS-CRITICALを積めていたら・・・と悔しい思いをする結果になりました。
とはいえ、正直ここまでこの譜面が刺さらないとは思いませんでした。ここまでやり込んでいれば多少スコアが下振れしても勝てるだろうな、と踏んでおりましたが甘かった。DAIKI.&082ペア、堅すぎる!!本当に強かったです。
・大将戦 シングルバトル(Lv.18)
テーマ:PEAK
SEATRUS vs 24KW
選曲:
SEATRUS
24KW
試合結果:
SEATRUS 0pt - 7pt 24KW
・大将戦 相手選曲について
HAELE III ~Angel Worlds~ / Yu_Asahina ft. Ritsuka
エフェクター:レッドホットスクリューズ
BPM:185
TOTAL CHAIN:2543
内訳:CHIP 802、LONG 923、VOL 818
MAXスコア:7492
今回は大将戦に出場する選手2人とも大将戦のみの出場だったため、手が暖まっていない状態でのハーレIIIでした。相当きつかったのではないかな、と思います。
Lv.18としては規格外のPEAK配置が降ってくるこの譜面。私もPUCを達成するのに本当に苦労しました・・・。
前半はかなりSEATRUS選手が安定したプレイを見せて先行、後半の24分で20点以上に差を広げていたため、流石にここはPEAK配置にめっぽう強いSEATRUS選手が取るかな・・・と思いながら見ていたのですが、終わり間際で少し差を詰め、さらにラストの配置で24KW選手が逆転、そのまま2点差で勝利。
正直見ていた側からしても「えっ!?いま何が起こったの!?」という感じでしたが、「最後まで諦めずに1つでも多く光らせる」という気持ちがギリギリの勝利を手繰り寄せる結果になりました。
この第7試合、こういう展開が多すぎて心臓がなくなりそうでした・・・。
・大将戦 自チーム選曲について
*Feels Seasickness...* / かめりあ
エフェクター:~PH~rogressive CRAZY KID
BPM:82-248
TOTAL CHAIN:2104
内訳:CHIP 691、LONG 720、VOL 723
MAXスコア:6341
これも課題曲リストを眺めていてびっくりしましたがPEAK扱いなんですね・・・。ちなみにショックウェーブのほうはTRICKYでした。???
MAXIMUM譜面がLv.20ということで有名ですが、EXHAUST譜面についてもそれはそれで違った難しさがあります。MAXIMUMが出来るからといって全く安心できないのがこの楽曲のポイント。
この曲に関してはもうとにかく24KW選手が仕上がりまくっており、流石のエースの力を練習の段階から感じておりました。
こういった対策が必要な譜面は投げることを予想されて対策されてしまうと良くないので、選曲されることが読まれないようにランキングに乗らないように調整していたりもしました。
*Feels Seasickness...*はSEATRUS選手にとってもかなり意外な選曲だったようで、作戦は大成功。MAX-32という非常に高い水準で24KW選手が勝利。流石すぎます。対策していたとしても容易に出せるスコアではありません。
・大将戦 初見楽曲について
Initiating League / EmoCosine vs. nora2r
エフェクター:電撃ロブスター
BPM:200
TOTAL CHAIN:1837
内訳:CHIP 1010、LONG 309、VOL 518
MAXスコア:6704
PEAKの要素も大きいですが、NOTESにも寄った譜面。それもそのはず、CHIPが1000超えとかなりの物量です。
Lv.18の中では比較的視認しやすい譜面ではあるのですが、32分音符の階段配置が要所要所で降ってくるため、そこをS-CRITICALで通すのが大変難しい譜面でした。
この曲は最後のほうまでずーっと僅差で推移しており、一瞬でもミスをしてしまうとすぐにひっくり返る心配があったためドキドキしながら見守っていました。「頼む!耐えてくれ!!」という感じで祈っていました・・・w
しかしながら最後まで24KW選手の安定感がすさまじく、結果UCで勝利。前半の逆つまみを初見で反応していたり、ラストのPEAK配置をほぼS-CRITICALで光らせていたり、本当に初見か?と思うほどのレベルでした。
うちのエースの安定感を、皆さま見てくれましたでしょうか。今後も頼もしすぎます。
・最終試合結果
SILKHAT 4pt - 10pt レジャーランド
ということで、第7試合はレジャーランドの勝利という形になりました!
2連勝です!!とにかく今回はチームメイトに助けられたという形でした。ぺんたさんの最後の意地、かわちゃんの3タテ、本当に目頭が熱くなりました。2人ともすごかった・・・。
私としては自信のあるLv.17というフィールドで、特に音楽 -resolve-の方で勝ち切れなかったのが悔しかったのですが、良い経験にもなりました。楽曲の一部でも不安要素があると選択肢としてはあまり良くないんだな、と勉強になりました。
対戦ありがとうございました!GG!
レギュラーステージのリーグ戦はあと1試合、その後はインターリーグが控えています。
ここまで2勝出来ているのは相当大きいです。引き分け以上でLリーグ1位が確定ということになりますので、次のSUPERNOVA Tohoku戦もなんとしても結果を残しておきたいところです。
今後も試合の後にこういった形で振り返り記事を執筆させていただきます。
また次回の試合でお会いしましょう!引き続き応援よろしくお願いします!
ありがとうございました。