ぴこ師匠の音ゲーばなし

音ゲーに関する知識や雑学などを皆さまにお伝えするブログです。

#62:【BPLS2】もうすぐ開幕、ルールのおさらい【SDVX】

ぴこと申します。

本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。

 

本当にお久しぶりです!!長らく更新が止まっており、すみません。

2ヶ月の間、プロゲーマーとしての契約を結んだり、がっつりSOUND VOLTEXの練習を重ねたり・・・色々と試合のために準備をしてまいりました。

 

そして先日、BEMANI PRO LEAGUE SEASON 2の公式サイトが更新され、各チームの紹介や課題曲一覧が公開されました!!

p.eagate.573.jp

12月7日(水)の開幕に向けて、テンションが高まっているのを感じますね。

本日はBPL開催直前スペシャということで、本ブログでもルールについて改めておさらいしたり、先日公開された課題曲について触れていきたいと思います。

 

 

・詳しいルールについて

私の過去の記事でもルールについては説明していますが、TAITO STATION Tradz所属のWANIROU選手の作成したスライドがルールについては大変わかりやすいので、そちらをお読みいただくのがオススメです!!

このスライドがBPLS2 SOUND VOLTEX部門のルールブック決定版です。

note.com

(本ブログで紹介するにあたって、WANIROU選手に掲載許可をいただいております。ありがとうございます!!)

 

・・・と紹介だけで終わらせてしまうのもなんなので、私のほうからもいくつかピックアップして語れればな、と思っています。

 

 

・コストについて

WANIROU選手作成のスライドにもある通り、レギュラーステージは8チームをLリーグRリーグの2リーグに分けてそれぞれで総当たり戦を実施します。各リーグ4チームずつになるので、それぞれのチームが3試合ずつ行うことになりますね。

各選手にはコストが割り振られており、3名とも180のコストを保持している状態からスタート。

 

また、各試合にはチーム全員必ず出場しなければならないというルールがあります。

IIDXの各試合は4名に対し3枠だったということで試合ごとにオフとなる選手が発生していましたが、SOUND VOLTEXの各試合は3名に対し4枠。毎回、3名のうち誰かが2枠出るということになります。

 

消費コストは先鋒30中堅20大将70中堅についてはタッグバトルということで少なめです。

MAXが180なので、3試合とも大将戦、という出場の仕方は出来ないということになります。コスト180をMAXで使うなら中堅(20)、大将(70)、中堅+大将(90)の組み合わせや、先鋒(30)、先鋒+中堅(50)、先鋒+大将(100)の組み合わせが考えられますね。

 

 

・配点について

先鋒:メガミックス1曲

中堅:お互いの選曲で2曲

大将:お互いの選曲+初見勝負で3曲

ということで1試合に行われるバトル数は計6曲ですが、その配点には差があります。

 

先鋒戦(メガミックス)大将戦の3曲目(初見勝負)で勝利すると3pt、それ以外の楽曲で勝利すると2ptです。

全試合の合計は14pt。同点がないとすると、8pt獲得すれば勝利ということになりますが・・・。

 

お分かりでしょうか。先鋒戦と大将戦の3曲目をもし取れていたとすれば、あと4曲のうち1曲勝利しているだけで8pt獲得、すなわち勝利ということになります。

平たく言えば、「先鋒と大将の初見勝負が超重要」です。先ほどのコスト・采配の話と組み合わせると・・・どこに力を入れるべきでしょうか?

 

このあたりはチームによって選択が変わる部分なのかなと思います。でも、必ずしも大将にだけ力をかけるのが正解というわけではない、というのがなんとなく伝わりますでしょうか。

どういった選曲をするかはもちろん重要ですが、采配も同じくらい重要です。レギュラーステージが終わった後、各チームがどう考えて采配を決めたのか、ぜひ聞いてみたいところですね・・・!!

 

 

・課題曲について

BPLS2公式サイトに、課題曲ページが追加されました。

レギュラーシーズンはLv.17とLv.18が対象となりますので、現在はその範囲の楽曲リストが公開されています。

 

やはりIIDXと同様、NOTESPEAKの楽曲が多くなる傾向にあるようです。逆にTSUMAMIHAND-TRIPTRICKYあたりの楽曲数はかなり少なく、HAND-TRIPのLv.17に至ってはたった3曲。まあ、確かにLv.17で出張モリモリ系の譜面って少ないなあと・・・。

 

一番多いのはLv.17のPEAKこちらは課題曲が200曲を超えており、1周対策しきるだけでも一苦労です。

 

ここまで多くなっている要因のひとつに、EXHAUST譜面も全て課題曲の対象になっているという点があります。

もともとSOUND VOLTEX IIIまでは(追加譜面を除くと)EXHAUST譜面までしかなかったのですが、IV以降でMAXIMUM譜面が最上位となった後に収録された楽曲でもEXHAUST譜面は選曲対象となっています。

これはなかなか対策が大変ですね・・・!場合によってはMAXIMUM譜面に慣れていたとしても面食らってしまう配置があるEXHAUST譜面が紛れていたりしますので、選手はそのあたりの対策もきっちりとやっておかなければなりません。

 

中堅戦大将戦ではそれぞれジャンルが割り当てられておりますので、広く対象楽曲をカバーできる能力、1つ1つの楽曲の精度を極限まで高められる能力、それぞれ場面によって求められる能力は違ってきます。

IIDX部門と違い相手の選曲を無効化できるストラテジーカードも存在しないため、苦手をなくす立ち回りが必要となりそうです。

 

なお、先鋒戦はMEGAMIX BATTLEモードに収録されている楽曲のうちレベルが17-18、かつ全てのジャンルの譜面が対象(約320譜面)となっているため、それらを全て対策しないといけないという点で大変さが段違いです。

 

 

・まとめ

どの選手をどこに配置するかが重要!!・・・と書くと身も蓋もない感じなんですがw

選手全員がほぼ全ての楽曲でPUCを達成しているLv.17-18が対象となるレギュラーステージこそ、そういった戦略の面が結果を左右する・・・かもしれません。

各試合各チーム、どの選手がどの枠に登場するか、というのを予想しながら見てみると面白いかな、と思います!

 

もう一度書きますが、試合の開幕は12月7日(水) 21:00です。なんとあと4日!!

皆さまと画面越しにお会いできるのを楽しみにしています。

BPLS2 SOUND VOLTEX部門の応援をよろしくお願いします!!

 

【今日のまとめ】
・コストの消費パターンは色々考えられる
・先鋒戦と大将戦の初見勝負が重要
・ジャンルによって曲数に幅がある

 

ありがとうございました。