#67:【BPLS2】クォーターファイナル第1試合:レジャーランド vs GAME PANIC【SDVX】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
※試合のネタバレを含みますので、ぜひ放送を見た後に本記事をご覧ください!
BPLS2 SDVX部門、私が所属するレジャーランドのクォーターファイナル戦が2/8(水)、配信されました。
本記事はこの試合に向けての対策や選曲理由、考えていたことなどについて触れていきます。いつもの記事に比べてかなり長文になりますので、お時間ある時に是非!
他のチームメイトの試合についても触れていきますが、詳しいことは本人が別途ブログの記事で語ってくれておりますので、自分の試合を中心に触れさせていただく形になります!
ぜひ24KW選手、PNT*EEB選手の記事の公開もお楽しみに!
・前回までのあらすじ、本番に向けた対策
レジャーランドはインターリーグ戦を引き分けで終え、レギュラーステージは4位通過となりました。
クォーターファイナルの相手は5位通過のチーム、すなわち一度戦ったGAME PANICさんです。
インターリーグの収録を行ってから約1ヶ月の練習期間があったので、まずはチームでオーダーを決めることになりました。
(セミファイナルと収録が連日だったので、もし勝ち上がった場合(GiGO戦)のオーダーも決めることとなっていました)
まず、クォーターファイナル以降は全試合の合計ptが19となります。
合計19ptということは、同点がなければ10ptを獲得すると勝利・・・ということになるのですが、ここで注目したいのは奇数ポイントを獲得できるのが先鋒戦、大将戦の初見楽曲のみという点です。
10pt(偶数)に届かせるという観点で言うと、大将戦の初見楽曲を取れるのであれば先鋒戦は1pt取れていればよく、逆に初見楽曲を取れない場合だと1ptがあってもなくても変わらない、という状況になります。
GAME PANICからはCH選手が大将で出てくるだろうと考えられましたが、CH選手のプレイした初見楽曲はここまで全勝、ましてやQFでLv.19の楽曲が登場することが予想される状況で、初見楽曲でポイントを取りに行くのはかなり厳しいだろうと考えていました。
なので、もし初見楽曲を取れない読みで考えると、レジャーランドとしては先鋒戦の結果を勝利に影響させるためには2タテする必要がありました。
ということを踏まえた上で、あとは今までのジャンルの経験や得意傾向からオーダーを決めました。
先鋒戦は狙うなら2タテということで、Lv.17 TSUMAMIの経験もあり精度に自信があるPICOLTEXが出場。
次鋒戦はここまで3度Lv.17-18のMEGAMIX BATTLEを経験しているPNT*EEB選手。
中堅戦はLv.18のPEAKを経験している24KW選手と、PICOLTEXに比べ手広く課題曲をカバーできるPNT*EEB選手。
ということで、中堅戦までのオーダーは割とすんなり決まりました。
先鋒:PICOLTEX
次鋒:PNT*EEB選手
中堅:24KW選手、PNT*EEB選手
残りは副将戦と大将戦をPICOTEX、24KW選手のどちらにするかでした。
10ptを確実に取るパターンを考えると先鋒or次鋒で2pt + 中堅の自選で2pt + 副将4pt + 大将の自選で2ptが一番可能性が高いと考えていたため、副将は落とせないと考えていました。そうすると副将24KW選手、大将PICOLTEXという配置にするのがセオリーとなります。
しかしながら、万が一中堅戦までで4ptを取れなかったときのことを考えると、大将を私にしてしまうと自選を取れてもそれ以外の2曲を取りに行くのが厳しくなってしまい、中堅戦終了の時点で勝ちが厳しい状況になってしまうかな、と考えました。
なので、「もしそこまでに上手くいかなかったとしても、逆転の可能性を残しておける」ように、副将PICOLTEX、大将24KW選手という配置にしました。
もちろん、この配置にしたからには副将は必ず取らなければなりませんので、そのプレッシャーを背負う覚悟で配置を決めました。
私としては先鋒戦はできれば2タテ、副将戦は必ず勝利、というのがミッションだったので、インターリーグの収録が終わってからすぐに練習をスタートし、「先鋒戦は何が飛んできても良い状態にする」「副将戦は全ての楽曲を触ってどのパートがMEGAMIXで降ってくるのか理解する + 確実に通せる自選を用意していく」というふうに仕上げていきました。
なにぶんMEGAMIXで出場するのは初めてだったため、PNT*EEB選手に長時間MEGAMIXの練習に付き合ってもらったり、24KW選手に選曲や作戦を相談したり、チームメイトの二人にはたいへんお世話になりました。
そんな最中、24KW選手がインフルエンザで体調を崩してしまい、出場できそうにない、との連絡が入りました。
2名での出場ということでオーダーを変更する必要がありましたが、もともと私とPNT*EEB選手が出場する予定だった枠はそのまま継続にしないといけないルールでしたので、先鋒・次鋒・副将は変更なし。
また副将と大将は同じ選手が出場できないというルールがありましたので大将が自動的にPNT*EEB選手に決定し、残りの中堅の枠が私PICOLTEXになりました。
エースが不在になってしまうということでピンチな状況だったのですが、アドバイザー、サポーター含め意外と全員冷静になれていました。出られない24KW選手の分まで頑張って、彼をファイナルまで連れて行けるよう頑張ろう、と皆で決意しました。
また、24KW選手が不在だったとしても、結局あまりやることは変わらないかな、と考えていました。
CH選手が大将戦に出場してくる以上、とにかくレジャーランドが勝利をする一番可能性の高いパターンである「副将までで8pt稼いで、大将で自選曲を通す」、つまり「先鋒or次鋒で2pt、中堅で自選2pt、副将で4pt」を目指そうという部分は変わりませんでしたので、私もPNT*EEB選手も目標がハッキリしていたかな、と思います。
あとは、試合を暗い雰囲気にしたくはなかったので、せっかくなら不在の24KW選手をいじり倒す方向で、という形でああいうふうになりました。パネルを作って椅子に置こう、と思いついた緑風マルトアドバイザーの発想がナイスすぎました。
ピンチの中でも明るいチーム、それがレジャーランドです。
・先鋒戦 シングルバトル(Lv.17)
テーマ:TSUMAMI
PICOLTEX vs CHI8.
選曲:
PICOLTEX
CHI8.
試合結果:
PICOLTEX 2pt - 0pt CHI8.
・先鋒戦 自チーム選曲について
ヒミツダイヤル / ここなつ
BPM:112
TOTAL CHAIN:1565
内訳:CHIP 489、LONG 221、VOL 855
MAXスコア:4597
先鋒戦は当初の予定通り私が出場しました。先ほど勝ちパターンの話をしましたが、前述の通り先鋒戦は1ptだけではあまり意味がなく、取るならCHI8.選手相手に2タテをしないといけない。一度ROUND1戦で出場したジャンルではありましたが、相当気合いを入れて練習し直しました。
投げる楽曲については当初バイナリスター(VVD)を予定していました。が、最初の鍵盤8分が安定しないという点で楽曲を変更し、Max Burning!!(EXH)で精度勝負に持ち込む方向で考えました。
ただ、それも結局後半のロング絡みでのミスを懸念して変更することに。結局のところ練習期間中の平均スコアが最も高かったという理由でヒミツダイヤル(VVD)に落ち着きました。ここなつからここなつに戻った感じです。
Lv.17のTSUMAMI楽曲については、何が飛んできてもMAX付近のスコアで争うことになります。心臓勝負には自信がありましたが、一番の懸念は「CHIPでERRORを出してしまい、5点失点してしまうこと」でした。
ことヒミツダイヤルについては比較的HAND-TRIPっぽい要素も多く、特に丁寧に処理することを心がけていました。
あとはやはり開幕ですね。ここで判定を掴めないとCRITICALを出してしまい、その後のプレイにも精神的な支障が出ると思ったので、願わくばMAX付近で通ることを祈りながらプレイしました。
結果はご覧いただいた通りです。
大好きなここなつの楽曲で、BPL史上初の本番での理論値達成。本当に光栄でした。ヒミツダイヤルは過去に一度S-PUCを出したことはあったのですが、このクォーターファイナルの練習期間中には出ていなかったので、本番力を存分に発揮できたのかな、と思っています。
S-PUCの演出があることについても特に知らない状態だったので、動画で自分の試合を見返してみてびっくりしました。(あとで聞いたんですが、実はチームメイトは他の選手が練習中にS-PUCを出していたのを見て存在を知っていたようでした。気づいてなかった・・・)
・先鋒戦 相手チーム選曲について
Hexennacht / rider
エフェクター:Hirayasu Matsudo (MAD CHILD Remix)
BPM:165
TOTAL CHAIN:1919
内訳:CHIP 251、LONG 290、VOL 1378
MAXスコア:4591
事故ったら終わり、の曲です。これぞTSUMAMIといった譜面で、HAND-TRIP要素や視点変更もあり予習必須。
CHI8.選手は過去にGiGO戦でFAR GONEを投げていたこともあり、おそらく鍵盤よりもつまみが多めの楽曲で攻めてくると思っていましたが、想定からはそこまで外れていませんでした。(他、Pet PeeveやInto The Madness、The setting sunなどを予想していました)
この曲はなんと言ってもまず最初の螺旋とFXチップの同時押し。うまく行かないとそこで大量にCRICITALを吐いてしまうので心配でしたが、全S-CRITICALで抜けてホッとしました。
また、この楽曲は途中に3回ブレイクがあるのですが、いずれのタイミングでも「1点差で先行している」という状況になっており、曲中ずっとドキドキしておりました。3回目のブレイクまでS-PUCペースでしたので、正直もう少し差がついていると思ったのですが・・・。
その後、最後のパートでCRITICALを3個出したため「ヤバいかな?」と思いましたが、完走後に点差を見たら+2。ギリギリの勝利でした。つまみで切ってしまったり、少しでも下振れしていたら負けていてもおかしくありませんでした・・・。
・次鋒戦 メガミックスバトル(Lv.17-18)
PNT*EEB vs KAINARU
選曲:
PNT*EEB
KAINARU
試合結果:
PNT*EEB 0pt - 2pt KAINARU
次鋒戦も本来の予定通りPNT*EEB選手が出場。先鋒戦で2タテ出来たので、ここは落としたとしてもあまり問題はありません。気楽にやってきてね、とPNT*EEB選手に声をかけました。
PNT*EEB選手は今までのMEGAMIXの総集編のような選曲に加え、Ops:Code-Rapture-とValkyrja ~Aldrlag~でミスを誘う作戦。私とPNT*EEB選手とで何度も一緒にMEGAMIXをプレイしている際、PNT*EEB選手の精度が高く、かつ私の勝率が低かったものを選曲しているような形になりました。
KAINARU選手の選曲もトリルではないものの、高速鍵盤あり、つまみや縦連ありと癖の強い選曲ですね。まさかΦnd:youが被るとは・・・。
お互いに非常に安定したプレイで点数を稼いでいきましたが、Valkyrja ~Aldrlag~でも*Feels Seasickness...*でもPNT*EEB選手のEXCEED GEARをKAINARU選手がブレイクし、終始先行する展開に。しかし、PNT*EEB選手も負けじと灼熱Beach Side BunnyのLv.3を通し、勝負は最後のターンへ。
ここで自選曲「Pieces of a Dream」を高い精度で通したKAINARU選手が勝利となりました。
正直KAINARU選手がここまで仕上がっているのは想定外で、特に*Feels Seasickness...*をCRITICAL1個で通したのには大変びっくりしました。お見事でした。
・中堅戦 タッグバトル(Lv.18)
テーマ:PEAK
PICOLTEX, PNT*EEB vs CH, CHI8.
選曲:
PICOLTEX, PNT*EEB
CH, CHI8.
試合結果:
PICOLTEX, PNT*EEB 4pt - 0pt CH, CHI8.
・中堅戦 自チーム選曲について
りむむむむむむ / 立秋 feat. ちょこ
エフェクター:井ハッシュド鑑定団
BPM:140
TOTAL CHAIN:1447
内訳:CHIP 516、LONG 273、VOL 658
MAXスコア:4442(2人で8884)
中堅戦は本来24KW選手とPNT*EEB選手が出場予定だったのですが、試合2日前に急遽私PICOLTEXが24KW選手の代打で出場することになりました。
ただ、ここまでの試合で私はLv.18 PEAKの経験がなく、対象楽曲は詰め切れていない状態で、正直穴だらけでした。
ひとまず収録日までの間に飛んできたら危なそうな楽曲を一通りおさらいはしたのですが、それでも仕上げ切れていない部分は多々ありましたので、他選を取るのは厳しく、自選を落とさないようにすることで精一杯だろうな、と考えていました。
そんな状況で選んだ「りむむむむむむ」についてですが、選曲理由は「課題曲の中で、私が一番自信のある楽曲だから」という他ありません。PNT*EEB選手に合わせてもらったという形ですね。本当にありがたかったです・・・。
本来は別の楽曲を投げる予定だった中、私がもしLv.18のPEAKで投げるとしたら・・・という候補曲をいくつかPNT*EEB選手に提案したところ、なんと一番自信のあるこの楽曲が行けそうということで、そのまま決定。楽曲の提出期限も割とギリギリな状態で提出したので、結構な綱渡りでした。
この曲の私の自己ベストはMAX-2なので、おそらく実力を出し切ればこのメンバーでも1位になれると考えていました。
自分の選曲に合わせてもらったからには絶対にリードしないといけないと思っていたので、気合いを入れて、かつ鍵盤を外さないように丁寧にプレイしました。
一桁が目標だったので、MAX-9は上出来だったかなと思います。特に最初のリズムが変わる鍵盤や後半の縦の動きを含む6連符の鍵盤がしっかり光ったのは良かったですね。PNT*EEB選手も2位だったのでワンツー達成ということで一安心。
・中堅戦 相手チーム選曲について
夢幻泡影 / wa.
エフェクター:dj strachen
BPM:269
TOTAL CHAIN:1933
内訳:CHIP 882、LONG 496、VOL 555
MAXスコア:6512(2人で13024)
先ほどの「飛んできたら危なそうな楽曲」の中にあった1曲です。
この楽曲は私がまだPUCを達成できておらず、正直全く自信はありませんでした。前日に一度プレイして自己ベストを出していましたので、「あとはなるようになる」くらいの気持ちで挑みました。
この楽曲は高BPMの16分階段のあとにすぐBTロングを押させる箇所がいくつかあり、前日の練習ではそこでエラーを吐いてしまっていたため、とにかくその部分を気を付ける。かつ、鍵盤でのERRORは5点マイナスになってしまうので、最悪NEARが出たとしても取り切ることを心がけました。
道中危なっかしい箇所が多々ありつつも、必死に食らいついてなんとかUCを達成(UCですら初めてでした)。「まあこれだけCRITICALとかNEAR出しちゃってたら負けてそうだな・・・」と思って上を見たら+6となっており、一瞬何が起こったのかわかりませんでした。
なんと横でPNT*EEB選手がMAX-25の自己ベストを叩き出しており、余裕の1位でスコアをがっつり稼いでくれていました。私は4位でしたので、完全にキャリーしてもらう形となりました。本当に感謝。めちゃめちゃ上手かったです・・・!! 詰めてもMAX-25は出る気がしませんw
私のMAX-54は決して高いスコアではないのですが、こうしてギリギリで勝てたところを見ると、必死にでも諦めずに、集中して最後まで食らいついていけたのは良かったな、と思いました。
・副将戦 メガミックスバトル(Lv.18-19)
PICOLTEX vs KAINARU
選曲:
PICOLTEX
KAINARU
試合結果:
PICOLTEX 0pt - 0pt KAINARU (無効試合)
重要な局面で迎えた副将戦。ここで勝利をおさめればGAME PANICは逆転不可となり、レジャーランドの勝利が確定。
KAINARU選手と私は親友でもあり、長年のライバルでもあります。ネメシスアリーナという華やかな場で戦えることは本当に、本当に嬉しかったのですが・・・
同時に、絶対に勝ちを譲ることはできない場面。珍しく私はガッチガチに緊張してしまっていました。
まずは私の選曲から。速い鍵盤やトリル系は分が悪いと考えていたため、リズムが取りづらい楽曲や中速系の楽曲中心で攻めよう、という方針はすぐに固まりました。あとは、インスト楽曲から私の好きな楽曲をピックアップしたような形です。
KAINARU選手の選曲はもっとトリル寄りになる予想だったのですが、その予想よりもかなり重い選曲でした。特に月光乱舞やFor UltraPlayersは意外で、もう少しLv.18の癖の強い楽曲が選ばれるかと思いました。
お互いに刺さる楽曲を知っている状態だったので実力はほぼ互角、単純に先攻を引いた方が有利になるかな、と考えていました。
配信をご覧いただいた方には分かる通りこの副将戦は無効試合となってしまいましたが、始まる前の時点ではもちろん無効試合になることは分かっていませんので、緊張しながら試合に臨みました。
後攻を引いた以上、なるべく先行して逃げ切るつもりでプレイしていましたが、序盤からかなりギリギリの戦いを強いられてしまったように思います。Divine's:Bugscriptのトリルは気合だけで押しました。
その後、9-10ターン目の間のパートでKAINARU選手の画面が落ちてしまい、協議の結果、この試合については無効試合という形となりました。MEGAMIX BATTLEは先攻/後攻の割り当てや1ターン目/12ターン目に選ばれる楽曲に再現性がなく公平性に欠ける点、仮にそのまま最後までプレイしていれば同点になりそうだった点、などを考慮した結果です。
ただし、せっかくのBPLの場で最後までプレイできなかった、というのも悔しさが残ってしまうため、実は無効試合になった後、エキシビションの試合を撮影しました。後日、BPL公式チャンネルより公開予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
ということで、そのエキシビションが公開されるタイミングで、またこの試合についてはブログで詳しく触れたいと思います。無効試合となってしまった本戦とエキシビションの2回でどのように楽曲の順番が違い、どんな試合展開になったのか比較していきます。
6pt-2ptで迎えた副将戦、私が勝てばそのままチームとしても勝利ということだったのですが・・・結果は大将戦に持ち越しとなりました。あとはPNT*EEB選手に全てを託すことにしました。
・大将戦 シングルバトル(Lv.18-19)
テーマ:NOTES
PNT*EEB vs CH
選曲:
PNT*EEB
CH
試合結果:
PNT*EEB 0pt - 7pt CH
・大将戦 自チーム選曲について
Star☆Beat / PandaBoY feat. ななひら
エフェクター:CRAIG AKAGI
BPM:185
TOTAL CHAIN:2822
内訳:CHIP 761、LONG 610、VOL 1451
MAXスコア:7927
大将戦は24KW選手からPNT*EEB選手にチェンジ。幸い、PNT*EEB選手は一度インターリーグでNOTES大将を経験しておりましたので、Lv.19が追加されるだけでした(といってもかなり重いんですが)。
副将戦が無効試合となって6pt-2ptのまま迎えた大将戦、「勝ってきます!」と言ってくれたPNT*EEB選手の背中は本当に大きく、めちゃめちゃ頼もしかったです。
このStar☆Beatはインターリーグ戦でもPNT*EEB選手の候補にあった楽曲でした。Lv.18の中でもスコアは出しやすい方なので、それより派手さもありミスも誘えるTyphoon Craaash!!の方をインターリーグ戦で採用したような形です。
また、IIDXのチームレジャーランドのテーマ曲と同じ曲名だったことも、選曲した理由のひとつです。シーソーゲームになることが予想されましたが、まさにPNT*EEB選手渾身の一曲でした。
この試合中、私はずっと祈りながら画面を見守っていました。
道中は2〜3点差でPNT*EEB選手が先行していましたが、ラスト付近のわずかな16分でのCRITICALが明暗を分け、CH選手が2点差で勝利をもぎ取りました。
正直、この大将戦という場でPNT*EEB選手が叩き出したStar☆Beat MAX-17というスコアは、ほとんどのプロ選手には勝てる水準だと思います(少なくとも私は勝てる自信が全くありません)。
突然大将戦に出ることになったプレッシャーもありながら、自選でここまで熱いバトルを繰り広げてくれたPNT*EEB選手には感謝しかありません。レジャーランドの大将としてとても輝いていました。
・大将戦 相手チーム選曲について
Lancelot ~Flame of the Rebellion~ / ぺのれり
エフェクター:亡国の電撃ロブスター
BPM:189-216
TOTAL CHAIN:2548
内訳:CHIP 1230、LONG 481、VOL 837
MAXスコア:8786
圧倒的な地力を誇るCH選手らしく、大変重い楽曲が飛んできました。
じわじわとBPMが変化するドラマティックな楽曲で、S-CRITICALの出しづらさはLv.19の中でもトップクラスです。
もともとCH選手がかなり高いスコアを出していることは知っており、選曲候補の中にあるだろうな、と考えていました。
この楽曲は非常に難しく、MAX-100付近が出ればトップランカークラスなのですが、CH選手は本番でMAX-101の高スコア。さすがの精度すぎました。こういう系統の譜面だとCH選手の右に出る者はいないですね。
しかし、PNT*EEB選手も道中のトリル地帯で全然離されていなかったり、非常に高い精度だったかと思います。そもそも8600点乗っているのが上手いです。
・大将戦 初見楽曲について
MILITARY R04D / Enterskip
エフェクター:TEK-A-RHYTHM × 月刊ミズタニ
BPM:272
TOTAL CHAIN:2194
内訳:CHIP 1213、LONG 326、VOL 655
MAXスコア:8027
ここからの新曲は「BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2- 参戦記念!オリジナル楽曲コンテスト」の優秀賞楽曲という立ち位置です。演出もド派手。
クォーターファイナル第1試合の初見曲はEnterskipさんの楽曲となりました!
Fun Walk!!を先鋒戦TSUMAMIの課題曲としてよくプレイしていたのですが、それとは全く違った激しい曲調の楽曲で、びっくりしました。
終始高BPM帯で縦の動きも横の動きもどちらも求められ、最初から最後まで高密度で駆け抜けていく譜面。体力も精神力も持っていかれそうです。
見た目としてはそこまで面食らう配置はなかったように思うのですが・・・とにかくBPMが速すぎますね。完全に高速BPMについて行けるか勝負という形でした。
PNT*EEB選手も高BPM耐性はあり、初見990万という高いスコアを叩き出していましたが・・・ここはエースCH選手の高い地力が火を吹きました。
NEARやERRORはあったものの、CRITICALは30個台だったようです。誰が勝てるんでしょうかね・・・w
・最終試合結果
レジャーランド 6pt - 9pt GAMEPANIC
残念ながら、レジャーランドはクォーターファイナルで敗退となってしまいました。
あらゆるパターンを想定してオーダーや選曲を考えましたが、さすがにトラブルまでは予測できませんでした・・・。ですが、私もPNT*EEB選手も力を出し切っての敗北なので、今はこれが実力なのだろうと思います。
それでも、本番でS-PUCを達成したり自己ベストを出したり、「強いレジャーランド」はお見せできたのかな、とも思います。もし今後があるとするならば、トラブルさえも跳ね除けられるような、圧倒的に強いチームとして君臨したいと思っています。
対戦ありがとうございました!GG!
・今後について
まずは、ここまでチームレジャーランドを応援していただいた皆様へ、本当にありがとうございました。
ゲーセンなどでお声をかけていただくこともあり・・・たいへん力になりました。
まだまだBPLS2 SOUND VOLTEX部門は続きます。ぜひファイナルまで、結果を見届けていただけたら嬉しいです。
そして、試合だけでプロ活動が終わりとなるわけではありません。今後は企業所属プロプレイヤーとして、店舗イベントや配信で界隈を盛り上げていくことになります。
イベントにつきましては現在、目下準備中です。告知もそろそろ出来るようになるかと思いますので、もう少々お待ちいただければと思っています。
また、宣伝にはなってしまうのですが、選手の応援イベント「みんなで応援!BPLプロ選手サポーターズ」が2/9(木)より開催されております。ボルテをプレイするともらえる応援チケットを用いて選手に応援をするイベントとなっております。
各々推しの選手がいらっしゃる方は是非応援をお願いします!そしてもし気が向いたら、チームレジャーランドの面々にも入れていただけると、たいへん嬉しく思います。
次回は少し話を遡って、レギュラーステージ総集編の記事について公開したいと思っています。そちらについても是非お楽しみに!
ありがとうございました。