#43:【SDVX】EX SCORE広報担当(後編)【コラム/攻略】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
先週は更新できずすみません!年末ということもあり、私生活がだんだんと忙しくなってきました…!(まあ、それでもゲーセンには行ってるんですが…w)
今年の記事も今週と来週の分であと2本のみとなります。2021年、なんだかあっという間に終わってしまった気が…。
2週間空いてしまいましたが、今回は前回の続き!ということで、SOUND VOLTEX EXCEED GEARにて追加された「S-CRITICAL」「EX SCORE」の楽しみ方を伝授できればと思います!
前回の記事はこちらからご覧ください。EX SCOREの仕組みについて解説しております!
・まずはONにして慣れるところから
先週からの繰り返しにはなりますが、まず「S-CRITICAL」をONにするところからのスタートです。
オプション画面から設定が可能です。
S-CRITICALに関係があるのは②、③、⑩の3つです。
まずは「⑩S-CRITICAL」をOFFからONにしましょう!これだけでEX SCOREの設定としてはOKなのですが、関連する画面の表示を②③で設定することが可能です。
②は±ms判定表示、③はEARLY/LATE表示の範囲をそれぞれ決めることができます。「S-CRITICAL以下」にすると、ノーツを叩いたときにS-CRITICALの範囲に入っていないものはどれだけ速い/遅いのかを表示することができます。
EARLY/LATEを「S-CRITICAL以下」にしてしまうとNEARとCRITICALの区別がつき辛いので、③のほうは「NEAR以下」にしておくことをおすすめします。
②のほうは好みですが、判定表示が出ることで気が散ってしまう場合はOFFにするとよいでしょう。
私もLv.18以上の楽曲では気が散ってむしろ精度が落ちるので、②の判定表示をOFFにしている、ということもしばしばです。
ONにはしたけど、具体的にどう楽しんだらいいのか、何をやれば良いのかよく分からない…という方は、ぜひS-CRITICALをONにした状態で「既に高いスコアを達成している譜面」にチャレンジしてみてください。(必ずしもPUCでなくて問題ありません。自分が高いと思うスコアであればOK)
普段挑戦しているレベル帯でいきなりS-CRITICALありでプレイしてしまうと判定が増えた影響でかえって気が散ってしまうので、慣れるまでは少し下のレベル帯を触ってS-CRITICALの感覚を掴むのがオススメです。
・スコアツールに登録したり、色々な企画に参加してみる
実際に楽曲をプレイしてEX SCOREが出ても、「このスコアが高いのか低いのかよく分からない」…となってしまうことがあるかと思います。
それもそのはず、IIDXのように画面上で「AA+〇〇点」「MAX-△△点」のように表示はされませんし、理論値スコアの計算自体もかなり複雑です。
なので、EX SCOREを出したら、以下のスコアツールに登録してみると良いでしょう。
自分のスコアの登録にはe-amusementプレミアムコースの加入が必要となりますが、アカウント登録さえしてしまえば、このスコアツールに登録しているプレイヤーがMAX-何点のスコアを出しているのか、というのを閲覧することができます。
それを見て他のプレイヤーの相場を参考にしつつ、EX SCORE狙いをしていくと良いのかな、と思います。
全音ゲーのスコア詰めに言えることですが、他のプレイヤーと競いながらスコアを詰めていく、というプレイをしていくのがEX SCORE狙いの一番楽しいところです。
また、どうしてもAAAなどのスコア指標がないので「どこまで詰めたら良いのか」という目安がない問題があるのですが…。
まずはMAX-100点やMAX-50点の達成を狙ってやってみると良いのかな、と思います。慣れてきた方はそれ以上でも可。曲によって大幅に変わってくる部分ではありますので(後述)一概には言えませんが、ひとつの目安としてご利用ください。
S-CRITICALを出す(光らせる)ために意識することについては過去に記事も書いていますので、伸び悩んだ方やコツを知りたい方はぜひそちらもご覧ください!
他にも、EX SCOREを用いたさまざまな企画があります。
上記記事でも紹介している「ボルテEXスコアチャレンジ」の他にも、「ボルテEXスコア段位認定」という企画があります。
ボルテのスキアナやIIDX・DDRに実装されている段位認定のシステムのEX SCORE版です。
「指定の課題曲を3曲順番にプレイし、EX SCOREが合わせてMAX-50以下なら合格」というシンプルなシステム。感覚としては太鼓の達人の段位達成基準に近い感じです。
上級者向けの企画にはなりますが、ぜひEX SCOREに慣れてきた方は挑戦してみてください。
また、以下の動画でもEX SCOREの楽しみ方や上記のような企画について紹介されていますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください!
・S-PUC(理論値)を狙ってみる
また、EX SCOREを含めた理論値を狙ってみる、というのも楽しみ方のひとつです。
えっいきなり理論値!?無理!とのお声をいただきそうですが、少々お待ちください。
実は他の音ゲーと違って、SOUND VOLTEXは譜面の傾向によっては一番理論値が取りやすいゲームだったりするのです!
前回のブログでEX SCOREの仕組みについて紹介したことをおさらいしておくと、
「鍵盤はS-CRITICAL/CRITICAL/NEAR/ERRORの4種類の判定があり、つまみとロングはS-CRITICAL/ERRORの2種類しかない」
ということになります。
では、鍵盤がひとつも降ってこない譜面であれば、繋ぐ(ULTIMATE CHAINをする)だけで理論値(S-PUC)達成、ということになります。
そんな譜面あるの??という感じですが、ぜひ以下をご覧ください。
上記はProfession(NOV) (Lv.3)の譜面画像になります。見ての通り、鍵盤はおろか、ロングすら降ってきません。
画面に従って適切な方向につまみを回すだけで、おてがる理論値の達成です。
他にもあります。以下はThe setting sun(NOV) (Lv.6)の譜面です。
Lv.6なので多少細かい動きを求められますが、それでもProfessionと同じように、つまみだけで構成されている譜面となっています。
例に挙げたのはNOVの譜面ですが、EXH譜面以上でも、つまみだけの譜面はないにせよ鍵盤が極端に少ない譜面というのは存在します。
例えばAttack on Dwarf(EXH) (Lv.14)であれば鍵盤数は24、GAMBOL(dfk SLC rmx)(INF) (Lv.16)であれば鍵盤数は22、といった具合です。このあたりはつまみが結構難しいのですが、厳しい鍵盤の判定を取らなければいけない回数が減るほど、そのぶん理論値の達成もしやすくなります。
また、鍵盤のある譜面でも、他の音ゲーに比べ「常に高い精度で判定を取り続けなければいけない」といった場面は比較的少ないです。つまみはEX SCORE的には休憩地帯みたいな感覚です。
ある程度上位の判定を取ることに自信があり、「鍵盤のある譜面で理論値を取ってみたい!」という方がもしいらっしゃれば、「good high school(EXH) (Lv.8)」「凛として咲く花の如く スプーキィテルミィンミックス(EXH) (Lv.11)」あたりを狙ってみると良いでしょう。鍵盤地帯とつまみ地帯がはっきり分かれている譜面なので、鍵盤のところだけ頑張る気持ちでプレイできるかと思います。
「音楽ゲームで何か1つ理論値を取ってみたい」ということであれば、是非SOUND VOLTEXでお試しください!というお話でした。
先ほどご紹介した「SDVX-EXスコアツール」ではMAX-何点なのかが表示されるので、合わせてお楽しみいただけるかな、と思っています。
・おわりに
2回にわたってEX SCOREについて記事を書きましたが、これも全ては「より多くの方にEX SCORE狙いの楽しさを知って欲しい!」という思いからです。
来年のBPLを楽しむために、あるいは普段のプレイの息抜きに、たまにはEX SCOREでスコアを詰めてみるプレイスタイルはいかがでしょうか?
なお、今回の記事でEX SCORE関連のツールや企画について触れるにあたって、以下の方々より掲載許可を頂いております。本当にどうもありがとうございました!
・れぎさん(EXスコアツール作者)
・もってぃさん(「ボルテEXスコア段位認定」企画)
・TAILS.Jさん(「【SDVX解説】S-CRITICAL機能でスコア力が劇的に改善した話【上達法】」動画作成)
【今日のまとめ】
・オプション画面からS-CRITICALをONにしよう
・EX SCOREを楽しむための様々な非公式企画が存在する
・ボルテは(曲によっては)理論値が狙いやすいゲームである
ありがとうございました。