ぴこ師匠の音ゲーばなし

音ゲーに関する知識や雑学などを皆さまにお伝えするブログです。

#48:【GF/SDVX】The 10th KAC 決勝ラウンド所感【振り返り/解説】

ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。

 

今回のブログは月曜日の更新です。最近土曜日更新を守れておらずすみません…!

不定期更新としても良いのですが、そうなるとずぼらな私は記事の更新を先延ばしにしてしまいそうなので、土曜日更新という表記自体は残しつつ、「なるべく土曜日に更新する」くらいのスタンスで今後はやりたいと思います…w

 

さて、今回は先日開催されたThe 10th KAC 決勝大会についての振り返りを執筆していきたいと思います。

本当はKACの次の日くらいに記事を執筆して更新したかったのですが、色々と書きたいことを書いていったら非常に長くなってしまい、3日経ってからの公開となってしまいました…申し訳ありませんw

 

2日ほど前にTwitterにて軽く(?)まとめをしていたのですが、そちらが本戦の話多めになっていたので、このブログではどちらかというと事前対策の部分や、あまり触れられていなかった選抜戦の模様、当日の心境などについてお話できればと思っています。

Twitterのまとめの方も思ったより反響を頂いておりまして、本当にありがたい気持ちで一杯です…!)

この記事自体非常に長いので、ぜひお時間のある際にお読みいただければ幸いです。

 

なお、予選ラウンドの振り返りについては以下の記事で書いています!

picoquality.hatenablog.com

 

【ギター編】

・~前日(KAC対策)

まずは前日までの対策についてです。

今回のルールについては、ギターフリークス部門の選抜戦は「1曲をプレイし、スコアの高い2名が決勝進出」、決勝は「2曲をプレイし、合計スコアの高いほうが優勝」というものでした。

つまり単純に本番一発勝負で力を発揮できたプレイヤーが勝ち!です。シンプル!!

 

そのため、本番当日に調子をMAXに持っていくために、本番前の2週間くらいは課題曲候補を触りつつ、9台前半を中心にプレイするようにしていました。

例年、KAC決勝では9台後半の楽曲をプレイすることが多いのですが、あまりそういうレベル帯の楽曲をプレイし続けてしまうと特定の配置に癖がついてしまうこともあって逆効果だったりするので、それより少し落としたレベルの楽曲で確実にノーツを取ることを意識して練習しています。

「右手と左手の同期を取る」「左手の指を動かすことに慣れる」「コンボを繋いだ状態(緊張感)に慣れる」あたりが最も効果を発揮できるのが9台前半、ということです(このへんは個人差もあるかと思うのですが…)。

 

今回の課題曲は事前に選曲リスト(全18曲)を頂いておりましたので、その中から対策をする必要がありました。

リストの内訳はHIGH-VOLTAGEの新曲中心で何曲か前作以前の楽曲も含む、というラインナップだったのですが、その中にはLv.8台後半の譜面もあったので、楽曲によってはフルコン勝負になるだろうな、と覚悟していました。

ただこういうケースで8台後半が選ばれることは今までの大会の経験からしてもそうそう存在しなかったので、あくまで対策の中心は先述した9台前半です。

 

余談ですが、決勝のゲストにせらみかるさんかゆきさんが来られるということが直前に決まった時点で、(多少メタ読みなのですが)決勝ラウンドはCYCLONIC×STORMラビカル:トラップが来る可能性高いのでは?と思っていたので、その2曲は重点的に練習しておきました。

本番前のラビカル:トラップExcellentしたよツイート(以下)は他選手に対する牽制の意味も込めていましたw

 

また、今回のルールは今までのKAC決勝で採用されていたバトル形式ではなく単純なスコア勝負だったので、ワイリングボーナスがかなり重要視されていました。

ワイリングのスコアは主に上げた際のコンボ数×100になるので、その手前でコンボを切るとかなり失点が大きくなってしまいます。コンボを切る場所によって傷の深さが違う、ということです。

(詳しいワイリングの仕組みについては以下の記事で解説しておりますので、よろしければご覧ください)

picoquality.hatenablog.com

 

・当日、選抜戦本番

ギターの選手集合は朝早かったので前日は早めに入眠しておりました(割とよく寝れた)。

手を温めるためのカイロを複数用意し、厚着をし、万全の体制で出陣です。

 

まずはドラムからだったので、最初はしばらく待つことに。この時の私はというとお腹の調子が悪く、待ち椅子と便座を行ったり来たりし続けていました…。当日の腹痛はデフォルトなので慣れっこでした。

トイレに行く間にチラッと会場から聴こえる音を聴いていたのですが、ドラムの方の選抜戦課題曲はKazekiri Rumbleだったようで、参加者3名中3名全員がフルコンするという事態になっていました。レベル高!!

 

ドラムの選抜戦が終わり、いよいよギターの番になりました。ひとしきり説明が終わった後、各選手がウォーミングアップをし、すぐに選抜戦が行われました。

余談ですが、私がウォーミングアップで選んだのは「Kazekiri Rumble(MAS-G)」でした。手を温めるのにちょうど良い譜面ですし、ドラムで選ばれたばっかりだったのでギター側は違う選曲になるだろうと思っていたので。調子もメンテも上々でした。

 

さて、選抜戦の課題曲に選ばれたのはツイートした通り「蠅の王(MAS-G)」でした。

この曲はラストの15秒くらいが最難所になっています。

高難易度譜面にありがちなオルタの1ノーツ目だけ同時押しになっているパターンの譜面なのですが、オルタの速さと、途中でレーンが変わることによって難易度が上がっています。

その難所のオルタ地帯は全部で4本あり、たちの悪いことにその最後にはワイリングが含まれています。

 

今回は予選順位の高いプレイヤーほど後にプレイするというルールでしたので、私は5人中最後にプレイすることになっていました。他の選手全員のスコアを知った状態でプレイできるのは目安があるという意味でプラスでもあるのですが、緊張もします...。

まずは桃川らいむ選手が126万点をマーク。蠅の王はExcellentを達成するとおおよそ175万〜180万点程度のスコアが出るのですが、この126万点というスコアは最後をある程度接続していないとなかなか出ないスコアなので、高い水準です。

その後、まっちゃん選手とぎるたん選手が120万点弱、じじい選手が100万点弱程度のスコアをマークしました。ここまでの4名の選手はいずれもラストの難所までの間にコンボを切っていましたが、やはりラストをどれだけ拾えたかが明確にスコアに表れていました。

 

この時点で、ボーダーは約120万点。「ラストの難所までを全て繋ぐ」or「ラストの難所を全て繋ぐ」が通過の条件になるだろうな、と考えておりました。

いよいよ私の番が来たのですが、調子が良かったのもあり、ラストの難所までは緊張しつつも丁寧に弾くことができました。結果、コンボを繋いだ状態でラストに入れました。

しかし、あろうことかその後の難所のオルタ地帯4本ともコンボを切ってしまい、118万点というギリギリボーダーを超えられない結果(4位)に沈んでしまいました…。苦手な配置だったわけではないので、メンタルに負けました。1本目で切ってからの10秒間くらい、頭が真っ白でした...。

f:id:picoquality:20220214222310j:plain

これになった

サビに入った時点でスコアをチラ見してしまったことで、「あ、これは多分行った?」と思ってしまっていたのです。そんな精神状態で難所に入り、1本目を切って焦ってしまい、あとは大事故...という感じでした。

メンタルに勝てなかったのが原因、というのはもちろんですが、もう少し「ここで切ったら大体どのくらいのスコアになる」というシミュレーションはしておくべきだったのかな、と思いました。捕らぬ狸ではありますが…。

 

その後の決勝については画面越しに見させていただいておりましたが、ぎるたん選手のラビカル:トラップが一発にしては超上手かったので、そこで勝負がついたような感じでした。ただ、桃川らいむ選手もSaiphで高スコアをマークしていたので、バトル形式で戦っていたら割と結果はどうなってたか分からなかったかな、と思います。

最後まで「単純なスコア勝負」というルールが明暗を分けた、という印象です。お二方とも、熱い勝負をありがとうございました。お疲れ様でした!!

私は今後も引き続き本番強さを磨いていきたいと思います!とりあえず、色々なタイプの譜面にしっかり触れていこうかなと…w

 

(その後、ギター部門とボルテ部門との間はかなり時間のインターバルがあったのですが、
現地の運営スタッフさんに気を遣っていただいた場面が何度もありました。本当にありがたかったです…!)

 

----------------------------------------------------------

 

【ボルテ編】

・~前日(KAC対策)

ボルテについては予選通過8名中2名が決勝に進出できるという狭き門で、その2名を決めるのは1vs1のトーナメント形式でした。2回勝利できれば決勝進出、ということになります。

試合自体はお互いの選曲の合計スコアの高さを競うというシンプルなもので、単純に「自選曲をきっちり取る+他選曲で出来るだけスコアを離されない」という戦いが求められました。

 

ギターのリストが18曲だったのに対し、ボルテのリストはなんと全386譜面。Lv.18以上のほとんどの譜面が対象でした。ものすごい数の譜面を対策しなければならず、私含め選手は本当に準備が大変だったかと思います…。1周するだけで110クレくらいかかります。

 

ただし、私個人としてはそれほど対策は大変ではありませんでした。

何故なら、私は通過者の中でも圧倒的にLv.20を攻略する地力が不足しており、かわりにLv.18の楽曲の安定感をウリにしているタイプのプレイヤーだったからです。

つまるところ、どなたが相手だったとしても私にはLv.20の楽曲、ないしはLv.19強の楽曲しか投げて来ないだろうな、と思っており、そのあたりの譜面に時間を割くだけで良かったのです。

なので練習の間はそのへんの譜面のみをヘビロテして出来るだけ事故率を減らす作業を行っていきつつ、合間合間に自分の武器曲を探すというスタイルで準備をしていきました。

 

武器曲についてはTwitterのまとめでも書きましたが、過去の大会の経験からして、大体相手の未プレイを探して刺しにいこうとすると「実はランキングには見えていないだけで対策はされていた」「対策してはいなかったが、地力でどうにかされた」というような結果になってしまっていたので、

武器曲を探す軸はあくまで「自分がしっかり点を稼げる楽曲」でした。その中で相手がたまたま対策してなかったらラッキー、くらいの気持ちです。

 

今回は大体、以下のような武器曲を準備していました。

・色を喪った街 (MXM)
・音楽-resolve- (VVD)
・Redshift 2nd Ignition (MXM)
・†:OLPHEUX:† (MXM)
・She is my wife すーぱーアイドル☆ミツル子Remixちゃん (VVD)
・Typhoon Craaash!! (GRV)
・SUPER SUMMER SALE (MXM)
・Gate of Atlantis (MXM)
・Concertino in Blue (MXM)
・冥天・ヘメロカリス (EXH)

 

いずれも自分の安定感が高い楽曲です。ミツル子ちゃん、SUPER SUMMER SALEなど猫だまし系として有名なものもありましたが、基本的にはこれらの楽曲をプレイしていることを曲別ランキングから読まれないように、スコアを更新しないように気を付けたりしていました(勢い余って更新しちゃったやつが何曲かありますが…w)

 

・選抜戦

予選の通過順位によってトーナメントの対戦相手が決まるため、本来私の1回戦の相手はLEON選手でした。

ただご存じの通り、出場辞退があった関係で私が1位通過扱いとなり、加えて選手数が7名となったため、1回戦についてはシードでの通過が決まりました。ここについては予選を頑張っておいて良かった、という他ありません…。

 

どのみち誰が相手でも苦戦を強いられるのは必至でしたが、対戦が1回減るということで決勝に進める確率が高くなり、私の中での緊張感は相当なものでした。

PCH選手とLEON選手のうち勝利した方の選手が2回戦の相手となりますので、彼らの試合をドキドキして見守っていました。お互いに自選曲を刺し合う展開となりましたが、LEON選手が選曲したXéroa(MXM)の最後の3秒くらいで一気に勝負がついた感じでした。

 

そんなわけで勝利したLEON選手と2回戦を戦い、勝った方が決勝に進む、という状況になりました。結局本来の相手と戦うことになりましたw

1回戦でLEON選手は地力、速度系の楽曲をプレイしていたのである程度手は温まっているだろうなと考え、なるべくその辺りの楽曲とは真逆の技術・精神力が求められるという意味で「音楽-resolve-(VVD)」を選曲することにしました。

この作戦はかなり上手く行ったようで、しっかりと自選曲で勝利することができました。ただ、私も緊張で相当数のNEARを吐いてしまったので、あまりアドバンテージは取れませんでした...。

 

ここでのLEON選手の選曲は「Dyscontrolled Galaxy(MXM)」。LEON選手はPUC済み、かたや私の自己ベは997万。ただ、この楽曲は過去のKACでも何度も飛んでいたこともあり、過去のKAC出場プレイヤーのスコアを見た感じでも、たとえ自己ベがPUCでもそこまで高いスコアは出されないのではないか、と感じていました。

この楽曲はやはり高速螺旋地帯が点数を落とす一番の箇所になるのですが、私のミッションとしては、その部分以外をあまり取りこぼさないように気をつけること。無理にPUC近くを狙うことはせず、落とすところは落とすでしょうがないので、995万程度を狙うようなスタイルでプレイしていました。

その作戦が上手くいったおかげで終始落ち着いてプレイが出来、なんとLEON選手にギリギリで勝利することができました。2回目の螺旋が終わったあとの差分を確認したら+になっていたのですが、そこから緊張に負けずに押し切れたのが勝因だったかなと思います。

 

ということで、なんと決勝に進むことが出来ました。嬉しさ50%驚き50%といった感じで、しばらく感極まって動けませんでした...。

 

なお、AブロックとBブロックは同時に試合が行われていたため、Bブロック側の試合は詳しく観戦できていない部分も多いのですが

・選曲がほぼLv.20だった

・MURAKAMI選手とゆーいち選手の1回戦が伝説に残るレベルの試合だった(666vsラクリマ、お互い僅差で自選を取り合う展開)

・CH選手のWHITEOUTが仕上がりまくっていた

このあたりが非常に印象的でした。うまくLv.20を避けて通れたのは運が良かったです。

f:id:picoquality:20220214222154p:plain

トーナメントの結果です。本当に錚々たるメンツすぎる

 

・最終決勝

選抜戦が終わり、順番が前後したDDRの選抜戦を行っている間、1時間程度時間が空きました。その間はCLOEL.C選手、MAHINA選手、ゆーいち選手と談笑しながら、引き続き手をカイロで温め続けていました。

まず女性部門からスタートしたため、その間は現地で待機しながら観戦していたのですが、本当にお二方とも凄まじい選曲とプレイで、ゆーいち選手と二人で興奮していました。666とラスプロて。666での地力の高さを見せつけたCLOEL.C選手のプレイやMAHINA選手の縦連片手処理にはもちろんびっくりしましたし、ラスプロも本番のあの場でS近く出せる自信は私もありません...w

 

そして、3曲目の「XHRONOXAPSULΞ」。10周年で10回目のKAC、過去を振り返っていくという演出は感動的で、初代からやってる身として非常に来るものがありました。

譜面については、Lv.20としてはかなり分かりやすい配置?と思って見ていましたが、きっと実際にプレイしたら速すぎて追いつかないのでしょう…。明日から配信ということで、非常に楽しみです。早くやりたい。

 

女性部門で熱狂・感動を味わってもうかなり満足でしたが、まだ自分の出番があります。フリー部門決勝の開始です。

決勝の相手はゆーいち選手。かねてから彼とは仲良くさせてもらっていますが、非公式・公式含め、あまり大会の場で直接当たることは多くありませんでした。

彼は6th KACで準優勝経験もありますし、高速鍵盤譜面や本番の強さに定評があります。つまみやソフランも上手で、正直言って一番相手にしたくないタイプというか、穴のない選手です。

考えてみれば、前回のThe 9th KACの東エリア決勝で4人のうち2人が最終決勝に進める!となった場面で敗れてしまったのが私とゆーいち選手でした。何の因果か、その2人が今回のKACでは優勝を争って戦う、というのが感慨深かったです。

 

また話は脱線しますが、解説で「KACは上手い人よりも強い人が勝つ」というお話がありました。

お互い逆境に強いタイプのプレイヤー、というのはありましたが、ゆーいち選手は過去のKACでえつや選手やREMILIA選手を倒して決勝に進んだということもありましたし、私よりもっと修羅の場面を乗り越えてきていたので、そりゃあ超強いよな…と思いましたw

あまり自分のブログの過去記事を引っ張ってきても鬱陶しいので程々にしようかと思いますが、大会での強さの話は以下の記事でも触れています。ゆーいち選手は地力も本番力もあるので無敵です。

picoquality.hatenablog.com

 

そんなわけで始まった決勝3曲。

ここで「色を喪った街」を選曲した最大の理由は、ズバリ「盛り上がり」でした。蓋を開けてみたら女性部門含めても私の選曲が一番BPMが遅かったということで、非常に良心的な選曲でしたね(?)

 

また、「色を喪った街」はある程度運指を組むことによって負担を軽減することができるタイプの譜面なのですが、突然選曲されるとなかなかびっくりする系統の譜面です。

彼が私に飛ばしてくるであろうLv.20の譜面のことを考えると、ただ勝つだけではなくて、ある程度差をつけなくてはいけない、と考えていました。

ゆーいち選手は全ての譜面が高水準に出来るプレイヤーなので、つまみや縦連の事故による失点を狙っていました。上手く行けばそこそこ差がつけられるのではないかな、と。(まあ、実際は全くそのあたりで失点してくれませんでしたが…)

 

2曲目の「Lachryma《Re:Queen'M》」については、完全に手が動きませんでした。自選曲をブレイクされたことによる精神的なものではなかったかな、と思います。単純にあの本番の場でアルマゲ地帯を捌く、ということに耐えられていませんでした。

にしても982万点は悔しかったですね…。せめてSは達成したいな、と思っていましたので。ただ、今はまだあれが実力なので仕方ありません。

 

そして3曲目の「MixxioN」です。新曲をプレイできる嬉しさはありつつも、プレイ開始時点では「まだ諦めない、逆転の可能性はある」と考えていたので、どんな演出が来ても慌てず、目の前の譜面を捌き切ろう、と思っていました。

…結果、ちゃんとびっくりしました。あの演出は驚かないほうが無理というものです…w どんどん割れていく画面。難しくなっていく譜面。グレイスちゃんが撃った弾がプレイヤーに飛んでこなくて良かったです。

譜面のほうは、MAD CHILDさんが「S-CRITICALを意識して、光らせづらい配置にした」と仰っていた通り、かなり捌きづらい配置でした。あと高速縦トリルが速すぎました。ゆーいち選手の初見984万はおかしいです。私の初見972万も頑張ったほうだと思うのですが……。

 

配信はまだ先ということなので、今からBPM275に私生活のリズムを合わせておきたいと思います。今の1.2倍速くらいで動けることを目標にします。

f:id:picoquality:20220214221947p:plain

これは終わったあとの「何してくれてんねん」という表情

 

そんなわけでボルテの結果は準優勝でした。負けてしまった悔しさもゼロではないんですが、それ以上に楽しさというか、興奮というか、とにかくプラスの感情が多すぎて未だに気持ちの整理がついていません。

元々私は予選通過者の中では格下も格下で、「自分の武器をきっちり刺せれば満足だな」くらいに思っていたので、この結果はいくらなんでも出来すぎでした。そもそも予選通過すら奇跡みたいなことだったので...。今までで一番「大会は何が起こるかわからない」を実感することとなりました。

 

ボルテはKAC2013ぶり、実に8年越しのKAC出場となりました。当時と同じ準優勝でも今回はかなり重みのある準優勝だと感じており、数多の格上プレイヤーを差し置いてその位置につけた、ということを理解しなければなりません。

責任をもってボルテをプレイする…というわけではないですが、結果に恥じないようなプレイヤーにならなくてはいけない、と個人的には感じています。

BPLも控えていますし、今後も楽しみながらボルテと向き合っていきたいなと思います!

 

最後に、KACをご覧になってくださった皆様、応援してくださった皆様、関係者の方、全ての方にお礼を言いたいです。ありがとうございました。非常に貴重な体験をさせていただいた1日でした。

また、選手として、少しでも楽しい時間をお届けするお手伝いができていたのなら、それほど嬉しいことはありません。

 

 

【今日のまとめ】
・ギターはメンタルに勝てず4位
・ボルテは大躍進の準優勝
・やっぱり大会、何が起こるかわからない

 

ありがとうございました。