ぴこ師匠の音ゲーばなし

音ゲーに関する知識や雑学などを皆さまにお伝えするブログです。

#31:【全般】そういえばちゃんと調べたことなかった設置店舗数(前編)【コラム】

ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。 

 

BEMANI歌合戦イベントのエール投票期間が終了、結果はTEAM REDの勝利となりました。おめでとうございます!

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ということで、BONUS TRACKはBEMANI Sound Team "dj TAKA & DJ YOSHITAKA & SYUNN"さんという豪華なメンバーでの楽曲となります。

DJ YOSHITAKAさんの楽曲はjubeat clanに収録された「Couleur=Blanche」以来3年半ぶりとなりますので、期待が高まりますね(Remixも含むならSHION (Venus Mix)以来2年半ぶり)。

 

 

さて、ここ最近はずっと緊急事態宣言が出ているため、私自身もなかなか地元のゲーセンから出ることがないのですが、

地元のゲーセンに音ゲーが全機種揃っているわけではないため、他の機種をやるために電車に乗って別のゲーセンに行く、といったようなことがよくあります。

皆さんもそういった経験や、他にも「この機種をやるならこっちの店舗だな」といったようなことがあるのではないでしょうか。

 

そんなとき、ふと考えたことがありました。

「そういえば、全国の筐体の設置店舗数ってどのくらいなんだろう…」

 

長年音ゲーをやってきている私ですが、これは意外と知らないなぁって思いました。

ギターとドラムならどっちの設置店舗が多いのか?IIDXのLMやボルテのVMDDRの20th記念筐体はどのくらい導入されているのか?

 

もちろん時期によってかなり変動は出るかと思うのですが、このご時世、一度音ゲーの設置店舗数をマイルストーンとして知っておきたいな、と思ったのです。

 

そんなわけで、私ぴこ、調べてみました。

本日参考にさせていただくのはこちらのサイト。

p.eagate.573.jp

 

言わずもがな、KONAMI公式の「設置店舗検索」です。いつも大変お世話になっております。

 

過去、IIDXやSDVXで行脚をしていたことがあったので、設置店舗検索のページ自体を見ることは多々あったのですが、全体を見渡すという行為は今回が初めてでした。

 

ざっくり稼働時期順に紹介し、今回は2000年代までの音ゲーjubeatまで)を、次回は2010年代の音ゲーREFLEC BEAT以降)の設置店舗数をまとめていきたいと思います。

(一気に見る方法はありませんでしたので、47都道府県分がんばって調査しました…。)

 

なお、以下の点にはご留意ください。

・あくまで「設置店舗数」なので、店舗にある「台数」については評価していない

e-amusementのサイトを参考にしているので、e-amusementに繋がっていない筐体はカウントされていない

・海外の設置店舗についてはカウントしていない(でもいつか調べてみたいです)

 

それでは、以下に設置店舗数の結果と、私の所感をまとめました。ぜひどうぞ。

 

 

beatmaniaIIDX

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IIDXに関してはLIGHTNING MODELの設置店舗数と通常の設置店舗数(LIGHTNING MODELの設置店舗数含む)の両方が調査できましたので、載せています。


全体に対するLIGHTNING MODELの導入割合は約43.5%。半分に満たないくらいの店舗がLMを導入しているということで、これは思ったより大きな数字でした。

LM導入割合は都道府県によってバラつきがありますね。群馬や石川、岡山や和歌山あたりはLM導入率が高いという結果に。

全体の設置店舗数で言うと東京に次いで多いのは埼玉、その次が愛知というのが意外でした(大阪が2位に入ると思っていたので)。

 

 

Dance Dance Revolution

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DDRについても20th記念モデルと全体の設置数に分かれておりましたので、両方掲載しました。

こちらも新筐体の導入割合は約40%ということで、IIDXのLMと同程度の水準となっております。ただし、まだ導入されていない都道府県もありますので、今後導入されることを期待したいです。

 

やはり筐体が大きい分設置できる店舗が限られるところはあるのかなと思いますが、一番意外だったのは新筐体の導入数は大阪府が1位だったところでした。

全体で見ても、近畿地方の導入店舗割合が比較的高いように見えます。

 

 

GuitarFreaks & drummania

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ギタドラについては、あえてGuitarFreaksdrummaniaを一緒に載せてみました。

一目瞭然ですが、かなり設置店舗数は似通っています。やはり2機種でセッションが可能というところが大きいですね。

 

ただし、微妙に差が見られる部分もあります。多くの場合はGF<DMとなっている(ドラムだけ置いている店舗が存在する)ということですが、岐阜県だけはGF>DMとなっていました。

ほか、設置店舗数的には東京のみならず周辺の県にもまんべんなく設置されているイメージでした。愛知県も多いですね。

ギタドラに関しては新筐体(白筐体)の割合なんかも知りたいところです。

 

 

・pop'n music

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全体の設置数を見ると641ということで、ギタドラより少し多いです。

こちらもギタドラ同様関東周辺に多いようなイメージですが、どちらかというと北海道・東北エリアの多さが目立ちます。ギタドラと比較してみると、全店舗数の増え幅の割にかなり北海道・東北エリアの設置店舗数が多くなっていますね。

 

IIDXの設置店舗数が4だった鳥取県が7店舗設置している、というのも興味深い数字です。

そういえば倉吉(ひなビタ♪の聖地)に旅行に行ったときに、スーパーヒーローというゲーセンでひなビタ♪曲をプレイしたのを思い出しました。

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実際の倉吉とはかなり配置が違いますが、ひなビタ♪の舞台である倉野川市地図。
チャスコ内のゲーセンはスーパーヒーローがモデルと思われます

 

jubeat

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お次はjubeat。全体の設置店舗数は716。pop'nより多いのは意外でした。筐体のサイズ感的に導入しやすい、というのもありそうですね…!

 

中部地方、特に富山県や長野県あたりで多いのが印象的。大型のショッピングモール内のゲーセンでの導入が進んでいるということでしょう。

埼玉県や九州・沖縄エリアも多いです。逆に西日本エリアの設置数はpop'nとあまり変わらない、むしろ少ない県もあるという結果になりました。

 

 

ここまで調べただけでもかなり意外な事実があったりして、非常にタメになります。

緊急事態宣言が明けて遠征に行けるようになったら、ちょろっと設置店舗数のことも思い出してみると良いかもしれませんね!

私はいずれIIDXの行脚もしたいと目論んでいます。

 

続きは来週です!

 

【今日のまとめ】
IIDXDDRともに新筐体の設置店舗割合は4割くらい
・ギターよりドラムのほうが微妙に設置店舗が多い
ギタドラよりpop'n、pop'nよりもjubeatの方が設置店舗数が多い

 

ありがとうございました。