#30:【ノスタルジア】指押しはできないけれど【攻略】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
BEMANI歌合戦イベントも大詰めですね。
歌合戦についての記事でも書きましたが、RED TEAMとBLUE TEAMで、累計エール数で勝利したほうのチームにはBONUS TRACKの制作がされるようです。
途中でその内訳(作曲するコンポーザー)が発表されたのですが、どちらのチームもものすごく熱いですね・・・
YOSHITAKAさんと猫叉さんはどちらも最近楽曲を書いていないので、正直どちらのチームの楽曲も収録してほしいところです・・・!
ボーカルはいちかちゃんになるのかな?なんにせよ楽しみです。
さて、今週は初めて(!)ノスタルジアについての記事を書かせていただきます。
普段、何か機種に特化した記事を書く際はもっぱらギタフリorボルテという感じだったのですが、せっかくガッツリとプレイしている機種なので!
実はノスタルジアに関しては昨年の9th KACのベーシック部門にて解説をさせていただいたこともあるのですが、あまり私にノスタルジアのイメージがないかもしれませんので、先に自己紹介をさせていただきますと…
ノスタルジアは初代からずっとプレイしており、初代当時から段位認定の一番上であるベーシックの1級も取っておりました。(リサイタルはあまりやれておりません…。)
楽曲は全解禁済みで今作(Op.3)のプレイ回数は既に4桁、現状Lv.12(Real2)の理論値(Pianistic)が20曲程度あります。もはやメインゲーのひとつになっております。
さて、このノスタルジア、ご存じのとおりピアノを模した音楽ゲームです。「ピアノのように指押しを駆使して綺麗に演奏しましょう!」というのが本来の形なのですが…
この指押しというテクニック、意外と他の音ゲーの地力が使えない側面を持っています。
上記譜面を見ていただければわかると思うのですが、こういった大階段のような譜面がノスタルジアでは頻発するため、階段の最中に指の位置を変えて(指またぎ奏法)ノーツを捌く必要があります。ノスタルジアのレベルは実質13段階ですが、レベル8やら9やらでもこういった譜面が出てきたりします。
もともとピアノを演奏していた方やIIDXのDPで指押しに慣れている方にとっては比較的入りやすい技術だと言えますが、そうでない場合はかなり習得に苦戦する技術だと思っています(現に私もマトモに出来ているとは言えません)。
しかもこの階段は楽曲によってテンポや歩幅が違ったり、途中で折り返したりするので、曲によって指の速度や開き具合を調整したり、どの指でどのノーツを捌くかを決めていかないといけません。
ここまで読んで「うわ、ノスタルジアの高難易度って難しそう・・・」となってしまうかと思いますが、今日の記事で言いたいのはそのさらに先の話です。
すなわち、「そういう譜面、指押しじゃなくてもある程度出来ますよ」ということです。
そんなわけで本日は、ノスタルジアの攻略として使用できる奏法を2つほど紹介いたします。(あくまでノスタルジア用の奏法なので、実際のピアノに使える技術ではありません!!悪しからず。)
・ミシン奏法
まずはミシン奏法。主に遅めの階段に使用できる技術です。
人差し指1本ないしは人差し指+中指の2本でノーツを捌き、その手の形のまま腕ごと横に動かす奏法で、まるでミシンで縫っているような手の動きになることからこのように呼ばれています。
コツとしては、ノーツを押した反動で次のノーツに移るようなイメージ。高速でバスケのドリブルをしているようなイメージ、というとお分かりいただけるでしょうか。
かなり頑張ればBPM130台の16分くらいまでなら、短い階段であればそれ以上のテンポでも最上位の判定(♦︎JUST)を取ることが出来ます。
・スライド奏法
お次はこちら。名前そのまんまですが、指押しではなく鍵盤を押した指をそのまんま左右にスライドさせて階段譜面を捌く奏法です。
ノスタルジアにはもともとグリッサンドというノーツがあり、鍵盤の上で指を滑らすように演奏するノーツがあります。その奏法を普通のノーツで行うということです。
ノスタルジアのノーツは基本的に筐体の鍵盤3つ分に対して1ノーツが割り当てられていることが多く、その3つの鍵盤であればどこを押しても良いという仕組みになっています。
なので、例えば最初に挙げた大階段(左から右に上がっていくケース)の例で言えば、最初のノーツを適切なタイミングで取った後、次のノーツからは3つ分のうち1番左の鍵盤で判定を取ることになりますので、それが判定タイミングと合うように指をスライドさせてあげます(大体速すぎることが多いので、気持ち遅めにやると上手くいくことが多いです)。
このあたりの速度は曲によっても違いますし、何度もプレイして感覚をつかむ必要があるのですが、慣れてくると結構光るようになります。ゆっくり音階が上がっていくタイプの階段譜面のほうがキツイですね。先ほどのミシン奏法と組み合わせて、どちらがより光るかを試行錯誤していくイメージです。
・まとめ
ぱっと見指押しでないと捌けなさそうな大階段ですが、ノスタルジアの仕様を理解してみると意外と他の奏法でも取れる、ということがお分かりいただけたでしょうか。
ここまで紹介した技術はつまるところ、あんみつのような「サボり技術」のうちのひとつなのですが…本当の最上位譜面は指が動かないと太刀打ちできないものの、その手前くらいの楽曲までならモノによってはなんとかなります。
例えるなら、RPGで魔法が弱点の相手に、物理的な攻撃力を上げてパンチでゴリ押ししているような感覚です。力こそパワー。
ちなみに私も指押しの練習を少しずつしてはいたものの、気づけばやはり短期間でスコア力UPという効果が出やすいミシン奏法とスライド奏法をマスターする側のプレイヤーとなっていました。
もしショパンやベートーベンが私のノスタルジアのプレイ見たらショックを受けそうです。
シューベルトは魔王という体力譜面を作ったので特にショックは受けなさそう。
「そんな誤魔化し技術なんて必要ない、指押しで綺麗に押すことが大事!」という意見をお持ちの方はもちろんいらっしゃると思いますし、私としてもそれはそれでひとつの正しい答えだと思っています。
ただ、指押しができなくとも色々とやり様はあって、自分の持っているあらゆる技術を総動員しながら試行錯誤して出来るようになっていくプロセスはとても楽しい、ということはお伝えしたいです。
私の場合、ノスタルジアは久しぶりにその感覚にさせてくれたゲームでした。
譜面を見て「こんなの押せない…」となってしまいがちなゲームだと思うのですが、色々なアプローチがありますので、ぜひノスタルジアやってみてください!とても演奏感がありますし、楽しいですよ。
※指押しが出来るに越したことはありませんので、引き続き練習はします。
【今日のまとめ】
・大階段、ミシンで取るか、スライドで取るか
・遅めのときはミシン、速めのときはスライド
・指押しができなくても、ピアノを弾ける演奏感が楽しめる
ありがとうございました。