ぴこ師匠の音ゲーばなし

音ゲーに関する知識や雑学などを皆さまにお伝えするブログです。

#21:【全般】ここなつの歴史について語ってみる【コラム】

ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。

 

いよいよ本日からBPL2021がスタートとなります!!楽しみ!!

先週の記事にて、BPLをより楽しめる方法を書いておりますのでぜひご覧ください。まだ間に合うぞ!!!!!

 

picoquality.hatenablog.com

 

 

さていきなりですが皆さま、本日6月12日は何の日でしょうか?

 

 

…そうです、ここなつの誕生日です。知らなかった方は覚えておきましょう。

 

今では多くの音ゲーマーがここなつ楽曲をプレイする機会も増えてきたと思うのですが、ここなつ楽曲がここまで増えるようになった経緯を知らないという方は意外と多いんじゃないでしょうか?

 

今回の記事はここなつ誕生日記念ということで、その歴史を一緒に紐解いていきましょう!

推し案件ですので本当に話そうと思えばいくらでもお話できるテーマなのですが、今回は歴史を伝えるというのが目的なのであまり余計な私情(?)は挟まずにお話していきたいと思います。できるかな…w

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かわいい(既に私情)

 

・プロフィール

東雲夏陽(CV:日南結里)

画像右、姉のほう。身長153cm、O型。

非常にプロ意識が高く、パフォーマンスには一切の妥協を許さない。

ツンツンした態度で周りから勘違いされがちだが、本当は妹思いの優しい性格。

好きな音楽のジャンル:EDM

 

東雲心菜(CV:小澤亜李

画像左、妹のほう。身長153cm、O型。

コミュニケーションが苦手で、いつもタブレットを持ち歩いている。

夏陽とは違い上昇志向はそれほどなく、アイドル活動も夏陽がひとりぼっちにならないために行っている。

 好きな音楽のジャンル:テクノポップエレクトロニカ

 

それぞれの好きな楽曲ジャンルからも分かる通り、日向美ビタースイーツ♪の楽曲がバンドサウンド寄りだったのに対し、ここなつの楽曲は打ち込み系(EDMやテクノポップ)が多い、という特徴があります。

 

ここなつの登場を含むひなビタ♪の詳しいストーリーについては下記から見られるのでぜひ見ていただきたいのですが、かなり長いのでリンクを貼るだけに留めます。

p.eagate.573.jp

 

ここからはここなつの歴史を私なりに要約していきたいと思います。

 

 

ここなつの登場

ここなつが初めてひなビタ♪Facebookに登場したのはひなビタ♪シーズン3が始まった2014年4月1日のことです。

7年前ですね。え、もう7年も経つのか…。ホントに?

 

地元の商店街を盛り上げることをミッションに活動しているバンド、「日向美ビタースイーツ♪」のライバル的存在として登場したここなつは、東京出身の双子アイドルユニットとして、舞台である倉野川市に新しくオープンする観光商業施設のプロモーションソングを担当することになります。

そしてその楽曲こそが代表作「ミライプリズム」です。

 

ちなみに、よく言われる「モードリリーゼに似ている」といういじられ方については、登場初日時点でめうがFacebookにて言及していたようです…w

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登場時、夏陽のほうは日向美ビタースイーツ♪に対して敵対心剥き出しであったのに対し、心菜のほうはかなり友好的でした。

(敵対心があったのは幼少期の環境によるもので、当時の夏陽が人を信じられなくなっていたという理由があります)

 

この「懐かしい商店街を守ろう」vs「新しいものを取り入れよう」という対比こそがひなビタ♪シーズン3のテーマであり、今でも多くの人に愛される楽曲たちの源流でもあるのです。

 

当時日向美ビタースイーツ♪の楽曲がjubeatギタドラポップンなどの音ゲーに入っていたのに対し、ここなつの楽曲はSOUND VOLTEXに収録される(赤と青だからというのと、次世代の音ゲーだからという理由がありそうです)という住み分けがされておりました。

 

その後、夏陽がライブで倒れかけてしまうという事件を切っ掛けに、一気に日向美ビタースイーツ♪とここなつとの関係が深まっていくことになります。

特に、その過程で生まれた名曲「ツーマンライブ」「キモチコネクト」夏陽心菜がそれぞれに向けたメッセージソングであり、未だに色あせない、ここなつを語るうえで外せない人気曲と言えるでしょう。

 

 

・中華料理屋ロンロンと公募

第3シーズンが「チョコレートスマイル」という形で大団円を迎えた後、所属事務所を離れたここなつは倉野川市の中華料理屋ロンロンでバイトをしながら、徐々に活動を再開していきます。

イントロダクションが終わり、「中華テクノ」というここなつの方向性についての地盤が出来上がっていく時期になります。「ヒミツダイヤル」「デュアルメモリ」あたりの楽曲にはかなりそのあたりの特徴が顕著に出ています。

 

その頃からは頻繁に日向美ビタースイーツ♪の面々と活動を共にすることになり、SOUND VOLTEX以外の音楽ゲームにもここなつの楽曲が収録されていくことになります。ポップンここなつ楽曲の譜面は左右振りが多い気がします。

 

また、2015年の夏にはSOUND VOLTEX FLOORにてここなつ楽曲の公募企画が開催。「ムラサキグルマ」「Finally Dive」など9曲が採用されます。

公募についてもそうですが、ここなつに関しては今を時めくアーティストたちが新曲を書き下ろす、という特徴があり、楽曲が出るたびに「え!!今度はこの人がここなつ楽曲を!?と話題になっておりました。

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え!!今度はこの人がここなつ楽曲を!?

余談ですが昨年8月、「ロンロンヘ ライライライ!」を作曲したヒゲドライバーさんと心菜役の声優さんである小澤亜李さんがご結婚されたというニュースがあり、「ここなつ婚だ!!!」と興奮した記憶があります。ご結婚、おめでとうございます!

 

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中華料理屋でバイトしているという設定上、グッズにも食器があったりします。

めっちゃデザイン良くないですか?受注期間は明日6/13からです。

 

 

・ライブパフォーマンスと聖地

ここなつを語るうえでもう一つ外せないのが「ライブパフォーマンス」の存在です。

 

SOUND VOLTEXアーティストによるライブイベント、「EDP×SOUND VOLTEX FLOOR ANTHEM 2017 私立ボルテ学園 アルティメットガクエンサイ!」にて、スペシャルゲストとしてここなつが登場。

なんと夏陽役の日南結里さん心菜役の小澤亜李さん振り付けつきでここなつ楽曲の歌唱を披露するという事態になり、私は卒倒しかけました。本当にあの場にここなつが居たんです。

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これは出演者発表時とライブ終了時の一般男性のツイートです

 

それが大好評だったのを受け、翌年にはワンマンライブを開催。そちらも全回でチケット売り切れという結果になり、以降ここなつについては「ライブのほうも楽しみなイベントになる」というコンテンツに進化しました。

 

KONAMI音ゲー楽曲のライブは音ゲー全般」「各機種単位」などでライブが開催されることが多い中、音ゲー発の特定のユニットがワンマンライブを開催するレベルになる、というのはそれこそBeForU以来だと思います(間違ってたらすみません…)。

 

またこれはひなビタ♪関連全般なのですが、「実際にモデルとなった地域との繋がりが生まれた」という点も「ならでは」だな、と感じます。

日南さん小澤さん鳥取県倉吉市で開催されたイベントにゲストで来てくださったり、倉吉市の魅力を動画で紹介したりといった活動をしてくださっています。

 

今は情勢的になかなか厳しいですが、落ち着いたら私もまた倉吉に行きたいな、って思います。


www.youtube.com

 

 

・そして、ここなつ2.0へ

ひなビタ♪のライブが行われた際に発表された「バンめし♪」の登場により、ここなつは次のステップに進むことになります。

 

バンめし♪の舞台は岐阜県郡上八幡日向美ビタースイーツ♪が地方復興バンドとして伝説となった後(ただし、その消息は不明)の話で、登場人物やブログ中に示唆されることはあっても、明確にひなビタ♪キャラが登場してはいなかったのですが…

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示唆された例

 

物語がスタートしてしばらく経った頃、とんでもない爆弾が投下されました。

ここなつ2.0」の登場です。

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これ発表されたときは流石に画面の前で「ハァ!?!?」って声上げた

 

ひなビタ♪→バンめし♪での時間経過に合わせ、オトナになったここなつ。作中で具体的に何年経過した、というのは書かれていませんが、おそらく7年前後経っているのではないか、と推測できるようです。22歳くらいということですね。

 

月日が経ち、ここなつの2人はアイドルとして全国ツアーを繰り広げながら記憶を巡る旅をしており、Facebookの書き込みや楽曲には「日向美ビタースイーツ♪」との思い出を辿っているような描写が多くなっています。

ここなつ2.0登場時に収録された楽曲「ハレ トキドキ メランコリック」は、これまでのストーリーを知っている身からすると大変に感情を揺さぶられた楽曲でした。

 

そして、去年12月のワンマンライブを経て、今年の3月にここなつ2.0」としてのアルバムをリリースしました。タイトルは「ホシノメモリーです。

そちらもその名の通り、各楽曲を星座になぞらえながら、ここなつの2人が記憶を辿っているようなイメージの楽曲が収録されており、日向美ビタースイーツ♪の各メンバーのことを表現していると考えられる部分も多く見られます。名盤です。

 

どの楽曲もオススメですが、特に私がお気に入りの曲は「メモリーズ」です。90年代っぽい音色がここなつ2人の歌声とマッチしまくっててたまりません。

www.konamistyle.jp

 

 

いかがでしたでしょうか。

なんだか読み返してみると淡々と歴史を語るだけになってしまった気がしますが、ここなつ楽曲の背景について知っておいてほしいことはまとめられたんじゃないかな、と思っています。

ここで触れられなかった楽曲含め、本当は1曲1曲について良さを語り散らかしたい気分です。

 

ここなつがここまで愛されるようになった要因のひとつには「常に我々を驚かせてくれた」ということがあると思っています。

今後もいちファンとして、その驚きと感動を楽しみにしつつ、応援していきたいです。

 

背景であるストーリーを知っているのと知らないのとでは、曲を聴いたときの感動が全然違いますので
皆さんもぜひ、この機会にここなつに興味を持っていただければと思います。そして一緒に語りましょう!!

 

 

【今日のまとめ】
・日向美ビタースイーツ♪のライバル的存在として登場
・楽曲やライブパフォーマンスなど、常に「最新を更新」している
・さて、私は今日の記事で何回「ここなつ」と言ったでしょうか

 

ありがとうございました。