#20:【IIDX】ぴこ流・BPL2021の楽しみ方【コラム】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
いよいよThe 10th KAC決勝の日程が発表されました!!
このご時世下でも無事に開催されそうで本当に安心しています。スタッフさんありがとうございます…!
私が出場する予定のGuitarFreaks部門もSOUND VOLTEX部門は両方とも7月17日(土)に開催されるということで、当日は2機種で戦います。同日2機種というのもKAC2013以来!!
初日盛り上げ係に任命していただいたくらいの気持ちで精一杯頑張りたいと思いますw
さて、KACの決勝が発表されて一安心といったところですが、その前に…
来週6月12日(土)から、満を持してBEMANI PRO LEAGUE 2021が開催されます!!
私もそちらは完全に観客として注目しているので、今回はBPLについて、私なりに「こういうところを知っておくと楽しめる」という点についてまとめてみました!
本当はBPL2021に参加されている選手の皆さんが色々と発信してくださっているので
皆伝底辺の私から特筆するようなこともないかなと思うんですが、
まあ選手以外の視点でこういった記事があっても良いのかなぁなんて思っていますので、完全にヤムチャ視点な記事ですが少しでも皆さまがBPL2021を応援するにあたって参考になればなと思っています。
(ちなみに初回の試合が配信される来週12日(土)にBPL2021関連の記事を書かず、あえて今週に書いている理由は来週の記事で分かると思います…)
・ルールについて知っておく!
まず何はなくともルールを知っておくのが大会を楽しむためのポイントです。
現状は来週6/12(土)~7/24(土)まで開催されるファーストラウンドのルールのみが公開されています。
詳しくは公式ページを見てください、になってしまうところではあるんですが、少しポイントを押さえておきましょう。
①先鋒戦(Lv.8-10)、中堅戦(Lv.10-11)、大将戦(Lv.12)に分かれる
②1vs1で対戦し、それぞれ曲ごとに勝利したチームが1pt、2pt、3ptをもらえる
③全チームで総当たりを行い、合計ポイントの多さで順位が決まる
④各対戦にはそれぞれ選曲のジャンルが割り当てられ、選手は課題曲リストから選曲
⑤選手として出場するのにはコストが必要
⑥ストラテジーカードを使用すると、一度だけ相手の選曲を無効にできる
①~⑤については昨年開催されたBPL ZEROとルールはほとんど同じなのですが、⑤のコストについては少し厳しめになった印象を受けます。
ファーストステージとセカンドステージで使えるコストは合計200なので、(セカンドステージも同じルールだと仮定すると)ファーストステージで使えるコストは100。となると、5試合ある総当たり戦の中で大将戦のコスト30を頻繁に特定の選手に対して使うわけにはいきません。
このあたりは各チームがそれぞれコストの使い方という面で戦略を立ててると思いますので、注目して見てみると面白いかな、と思います。
そして注目すべきは⑥。これはBPL ZEROになかったルールです。
今までは「どのカードにどの選手を割り当てるか」の部分が大多数を占めていた「戦略の要素」が大きく追加されたような感じでしょうか。
使うタイミングがかなり難しそう。特定の苦手曲を選ばれてしまったり、絶対に落とせないような場面で使うイメージになるでしょうか。
・対象曲について知っておく!
上記ルールでも記載しましたが、今回のBPLは対戦ごとに選曲ジャンルが割り当てられ、その中で決められた課題曲リストの中から選手が1曲ずつ選曲するタイマン勝負、というルールになります。
選曲ジャンルとその譜面傾向はこちら。
「NOTES」:物量
「PEAK」:発狂
「CHORD」:同時押し
「CHARGE」:チャージノーツ
「SCRATCH」:スクラッチ
「SOF-LAN」:テンポ変化
昨年のBPL ZEROのときから対象曲が多少増え、「閠槞彁の願い」「-65℃」など今作の隠し楽曲までリストに入っているのが印象的です。
さて、この選曲ジャンルについては、かなり曲数にバラつきがあります。例えば「NOTES」の先鋒戦(Lv.8-10)の対象曲リストはこちら。
いや多いな………!! これ全部対策するのめちゃくちゃ大変そうです。
続いて、「SOF-LAN」の先鋒戦(Lv.8-10)の対象曲リストを見てみましょう。
いや少なっ!! eraは譜面が多少違いますがソフランの構成が同じなので実質4曲ですね…。これはこれで、1曲あたりの完成度が求められそうです。
さっきのルールと組み合わせて考えると、SOF-LAN先鋒戦の「op.31 叙情」に対してストラテジーカードを使う、なんてことも可能ですね。(ただ叙情は中堅の選曲リストにもいます。問題児…)
「NOTES」「PEAK」「CHORD」に関しては曲数が大変多いので、全部を触るというよりヤバそうなやつだけ予習しておく、というような対策の方法を取るケースもあるかもしれません(KACのボルテみたいな)。だからこその「手薄なところを狙う選曲」というのがあるかもしれないのも見どころですね。
逆に「CHARGE」「SCRATCH」「SOF-LAN」に関しては、おそらく各選手が全曲触っている状態で対戦に挑むことになるのではないかな、と思っています。そうなると今度は「相手の苦手曲をうまく刺せるかどうか」という点が重要になります。
また、今回はトッププレイヤーたちによる対決なので、先鋒戦や中堅戦では1点を争うしのぎの削り合いが見られるかな、と思っています。
逆に3ptが掛かっている大将戦はウェイトが重いので、いかに自分の得意曲を刺して勝利をもぎ取れるか?という勝負になりそうです。
先鋒戦/中堅戦は防御力重視、大将戦は攻撃力重視のようなイメージでしょうか。大変楽しみです。
・推しチーム、選手を見つける
今回は6チーム×4人の24名のプレイヤーが選手として出場されます。
6チームあれば6通りの戦略、24名の選手がいれば24通りの得意譜面傾向や考え方がありますので、ぜひ「推しチーム」「推し選手」を見つけていきましょう!
公式サイト上のチーム紹介では選手のプロフィールや写真が見られるのですが、その写真にマウスオーバーすると表情が変わるのが好きです。
また各チームのオーナーである企業様のSNSアカウントにて選手のインタビュー動画や練習の模様などを発信しておりますので、対戦が始まるまでにチェックしておくと
よりプレイヤーの詳細が分かって面白いかな、と思います。
あと1週間ありますので、私もチェックしていきます!
ということで、今回は来週からスタートするBPL2021について語ってみました。
BPL ZEROのとき、試合の熱さもさることながら、とにかく演出がかっこいい!と強く思った記憶があります。
今回の演出についてはどういったものになるのかまだ分かりませんが、きっと期待に応えてくれるような仕上がりになっているんじゃないかなあと勝手に思っています。
少し前まではこういったイベントは考えられなかったと思うので、本当に良い時代になりました。スポーツを見る前のようなワクワク感でいっぱいです。
前回のBPL ZEROをご覧になった方もそうでない方も、BPL2021の観戦、楽しんでいきましょう!
そして選手の皆さま、頑張ってください!!
【今日のまとめ】
・来週12日、BPL2021がスタート!
・BPL ZEROに比べて戦略の要素が強めになった
・対策すべき曲数はジャンルによってまちまち
ありがとうございました。