#17:【GF】2連あることは3連ある【攻略】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
ゴールデンウィークが終わってしまいました…
…といっても、緊急事態宣言も出てますし、あまり外出もしていないのですが。
来年はがっつり旅行とかに行けたらいいなぁなんて思っております。行脚したい!!!
さて今回の記事では、久々に少し音ゲー上達のための技術的なことを書こうと思います!最近は振り返りとか感想に寄った記事が多かったので。
前々から書きたいと思っていた、ギタフリのオルタについての記事です。
ギタフリをプレイするとき、レベル5くらいから16分間隔でノーツが降ってくるような場面に遭遇することが増えてきます。
ギタフリのピックは上下それぞれに入力の判定があるので、その両方を使ってそういったノーツを捌くことを「オルタネイトピッキング」、略して「オルタ」と呼びます。
基本的には右手の人差し指と親指を「コ」の字にして間にピックが入るようにセットし、右手を上下に動かすことでオルタを実現します。
今回お話するのは、2ノーツずつで降ってくるレーンが移動するようなパターン、いわゆる「2連オルタ」と、3ノーツずつで降ってくるレーンが移動するようなパターン、いわゆる「3連オルタ」についてです。
話は少し変わりますが、ギタフリは個人的に「ひとつひとつの「技術の壁」を超えるたびにスキルが大幅アップする」ゲームだと思っています。
ここでいう「技術の壁」には色々あり、例えば「複色運指」「リセット」「2連オルタ」「3連オルタ」「高速オルタ」「運指オルタ」などが挙げられます。専門用語ばかりで申し訳ないのですが、なんか色々うまくなるために必要な技術があるんだな、くらいに思っていただければと。
そしてそういった技術の中で「2連オルタ」「3連オルタ」「運指オルタ」、この3つがしっかり出来てしまえば虹ネーム(Skill 8500)になれる、と言ってしまっても良いかな、と思っています。
このうち「運指オルタ」(左手で運指をしながら右手をオルタネイトピッキングで捌く)という技術については「左手が動くかどうか」「右手と左手の同期が取れているか」という2点をクリアしなければならず、どちらかというと一朝一夕で身に付くものではないのかな、と感じています。
一方、「2連オルタ」「3連オルタ」については「運指オルタ」に比べて左手が簡単であることがほとんどのため、「右手と左手の同期が取れているか」という点に集中して攻略すれば上手くなりやすい技術であると言えます。
(とはいえ、運指オルタにもいくつかコツがあるにはあるので、普段そういった譜面を捌くときに考えていることについてはまた別の記事で紹介したいと思っています!)
にもかかわらず、「2連オルタ」「3連オルタ」に苦手意識を持っているプレイヤーの方は少なくないようです。
これは「譜面が降ってくる密度が高く、混乱しやすい」「スキル的に稼げない譜面が多いため、避けられやすい」このあたりの原因があるのかな、と思います。
特に後者はかなりスキルポイントに直結する理由なのですが、レベル8以上になってくるとこういったオルタの技術が求められる譜面はザラにあるので、将来的なスキルのためには出来ておくに越したことはありません。
今回の記事では、どちらかというとそういった「精神的な障壁」を取っ払うために、2連オルタと3連オルタを捌く際に私ぴこが普段考えていることを皆さまにお伝えしたいと思います。
皆さまのギタフリ上達の一助となれば幸いです。
・結局は「8分運指+右手」
上でも述べましたが、まずは「運指オルタより左手が簡単である」という点です。
2連オルタ、3連オルタどちらにも言えることですが、左手は実は8分で運指をしているだけです。
もちろんノーツとノーツの間で指を動かすことになるので単純な8分運指(図一番左)よりも2連、2連よりも3連のほうがノーツが詰まっている分猶予が厳しいことは自明なのですが、まずはこの意識を持ってオルタ譜面に挑むと良いでしょう。
・2連オルタは「最初の3つor5つを意識」
続いて2連オルタをするときに考えていることですが、まず「入りを意識する」という点が重要です。
理由は、「オルタを開始してから数ノーツが一番リズムが崩れやすいから」です。オルタをしている状態でそのまま続けるのと、何もピッキングをしていない状態からオルタをするのとでは、どちらがリズムが崩れやすいかはすぐにお分かりいただけるかと思います。
裏を返せばこの数ノーツでリズムに乗っかってしまえば、あとは右手は同じリズムで動かすだけで済みますから、左手の運指のほうに集中できることになります。
私はBPM200を超える高速2連オルタのときに特にこのあたりを強く意識するようにしたら、勝率がグンと上がりました。
・3連オルタは「3-1/3-1に区切る」
続いて3連オルタについて、まず捌き方には大きく分けて2通りの方法があります。
①3個ずつを下上下・上下上・下上下……というように、全てダウンとアップ交互に捌く(いわゆる「流し」と呼ばれる奏法)
②3個ずつを下上下・下上下・下上下……というように、運指を切り替えるタイミングでダウンで入り直して捌く(いわゆる「リセット」と呼ばれる奏法)
①のほうはリズムが崩れにくい代わりに切り替えがアップになるケースがあるのでミスが出やすい、かたや②のほうは運指が容易になるかわりにダウンの負担が大きくピッキングのリズムが取りづらい、というように一長一短です。
私はもっぱら①のほうを採用しているのですが、①の難点である「運指の切り替えが難しい」という部分をやりやすくする意識がこの「3-1/3-1に区切る」という方法です。
上図左が実際の譜面とすると、上図右は「意識している箇所」です。
3個-3個-3個-3個…ではなく3個-1個、3個-1個の連続だと捉えて、あとは単に右手を同じ速度で上下に動かすだけ、という風に認識を変えてあげるのです。
目で見えている譜面に対して認識を変えるのはなかなか難しいのですが、この「3-1の切り替え」だけを意識できるようになれば、安定のしづらい3連オルタが一気に上達することでしょう。
・オルタ中のスライドは原則「拍頭」
最後は少し上級の技術になりますが、こういったオルタ中にスライドを挟まなければならないケースについてです。
それぞれ最初のノーツが拍頭だと考えたときに、上図左と右のタイミングでは、どちらでスライドを行うのが良いでしょうか。
もしかしたら個人差はあるかもしれませんが、私は圧倒的に右のタイミングでスライドを行うほうが安定しました。
理由は、「左のタイミングでスライドを行う=裏拍でスライドを行う」ということになるため、一気にリズムが取りづらく感じてしまうからです。
こういった長いオルタではリズムが崩れることが命取りになりますから、出来るだけリズムの取りやすいタイミングでスライドを行うことをオススメします。
大体普段プレイしながら考えているのはこんなところでしょうか。
何も考えずにコンボを繋ぐことが出来れば理想なのですが、時には何もさせてもらえなかったり、出来るようになったと思ったら急に出来なくなることもあります。
もどかしいことこの上ないですが、こういった「出来ない」「安定しない」ような箇所を出来るようにしていくプロセスがギタフリの面白いところでもあります。
オルタ技術については上達を狙っている方はいずれ必ずぶつかる壁だと思いますし、私も未だに2連オルタや3連オルタで苦しむこともあります…。
しかしその分、満足にオルタができるようになればすごく演奏感も上がりますし、習得した達成感のある技術だとも思っていますので、ぜひ一緒に頑張りましょう!!
来週は所用により、まことに勝手ながらブログはお休みする予定です。
また再来週5/22(土)に更新スタートする予定ですので、その際には見に来ていただければ幸いです!よろしくお願いいたします。
【今日のまとめ】
・上下の入力判定を使うオルタネイトピッキングという技術がある
・2連だろうと3連だろうと、運指は1個ずつの場合と変わらない
・3個ずつの認識は捨てて、3-1の連続だと思いましょう
ありがとうございました。