#16:【SDVX/全般】BEMANIリミックスコンテスト~2019~について語る【曲語り】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
なんと先日、本ブログ「ぴこ師匠の音ゲーばなし」が10000PVを達成しました!!!
これも見に来てくださる皆さまのおかげです、ありがとうございます…!!!
相変わらずゆるりとした記事を書いていきますので、今後もぜひよしなに。
さて今回は、GW前の大型アップデートを実施したSOUND VOLTEXについて語っていきたいと思います。
ヴァルキリージェネレーターの実装、グレイスの新衣装クルー、ブラスターパスのアップグレードなど、色々とカロリー高めのアップデートでした…!
特にホロライブと東方のコラボ楽曲の収録は大いに話題になりましたね…!
個人的には、SOUND VOLTEX初代の頃、まだ前例がなかった際にいち早くボカロ楽曲や東方楽曲を収録したときのことを思い出しました。
トレンドというか、いわゆるソーシャルミュージックを積極的に収録していくボルテスタッフさんの姿勢が私は好きです。新しいジャンルとの出会いはいつだって楽しい。
そして同アップデートにて、「BEMANIリミックスコンテスト~2019~」の楽曲が出そろいました。コンテスト自体は2019/4/25から開催しておりましたので、実に2年越しとなります。
長いこと音楽ゲームをやっている音ゲーマーにとっては、この「音ゲー楽曲のリミックス収録」がSOUND VOLTEXのひとつの楽しみだったりします。それこそSDVX初代のローンチ楽曲で収録されたEvansやBrokenなどのリミックスを源流とする長い歴史もありますからね。
そんなわけで今回は、この「BEMANIリミックスコンテスト~2019~」について、原曲とリミックスとの違いに触れていきながら個人的な所感を語っていきたいと思います。
ちょっと音楽番組チックなお題に挑んでみます!音楽的に間違っているところがあったら申し訳ないのですが、優しく見守っていただければ幸いです。
今回のリミックスコンテストの総収録楽曲数は30曲。リミックス対象は24曲だったのですが、そのうち18曲がリミックス収録となりました。
3曲収録があったのはABSOLUTEとElemental Creationの2曲。エレクリに関しては原曲も入っているのでSOUND VOLTEXに4曲収録されていることになりますw
Elemental Creationのほうはどれも難易度が18であり、原曲のパワーもあってかやはりかなりボスボスしい立ち位置になっておりました。kamome sanoさんのリミックスがお洒落で大変好みでした。
3曲中2曲のBPMが半減したり倍になったりするのは、DDR版の原曲でBPM変化するのが影響していそうです。
ABSOLUTEはユーロビートしかりサンバしかり、原曲のエピックトランスからジャンルをガラっと変えたアレンジが光っていたと思います。どれも最後でソフランするのは原曲由来。
どうしてもABSOLUTEのリミックスというとこれ↓が思い浮かんでしまう古参脳だったのですが、今回のリミコンの楽曲も良いアレンジでした。
2曲収録されたのは Blue Forest/cloche/Impress/POSSESSION/SHION/Valanga/ナナホシ/EGOISM 440 の計8曲。
これらに共通して言えるのは、どれも2曲でジャンルの方向性が分かれていたことかなと思います。
例えばBlue Forestは正統派なピアノプログレアレンジとクラブっぽいミックスの組み合わせでしたし、POSSESSIONやSHIONについては原曲の色を強めに残した高BPMのアレンジ+原曲とはまったく別のジャンルに調理した低BPMのアレンジの組み合わせでした。
(個人的に、Blue Forestは2曲もアレンジが入ると思っていなかったので、嬉しい誤算でした。kanoneさんのリミックスを聴いた後に原曲を聴くと速すぎてびっくりしますw)
最も顕著だったのがValangaでしょうか。polyshaさんのRemixのほうはTwerkにハードコアを組み合わせたアレンジで、もう1曲はまさかまさかの電波曲。
かめりあさんとななひらさんのコンビでValangaをアレンジする、というのは大変びっくりしましたし、かなり話題を呼んでおりますね…!!電波ソングながら、リフレクビートとDJ TOTTOさんへのリスペクトが存分に感じられます。
また、ナナホシについてはアゲアゲなリミックスと原曲リスペクトの歌モノという組み合わせで、こちらもボーカルものになるというのは意外だった方が多いのではないでしょうか。ジャケットが大変良いので見てほしい(左が原曲、右がリミックス)。
全体的に2曲ずつ収録されている楽曲はジャンルのバランスが良いですね。譜面も特徴的なものが多いですし、遊んでいて楽しかったです。
1曲収録されたのは EMERALDAS/Macuilxochitl/Mynarco/nostos/onslaught/Scars of FAUNA/THE DEEP STRIKER/ナスカの丘 の計8曲。
1曲だけの収録だったこともあって、かなりストレートにかっこよくアレンジされたリミックスが多かった印象でした。VI稼働日の収録でonslaughtリミがバーンとLv.19で出てきた印象はかなり強かったです。
個人的にはMynarco、nostos、THE DEEP STRIKERあたりがとても好みでした。原曲と少し違ったリミックスのほうが個人的な好み度が高いのかもしれません。
あとナスカの丘はかなり異才を放っていた気がします。あの原曲がディスコに変貌を遂げるというのがすごい。
ジャケット的なところで言うとScars of FAUNAが原曲の要素を色濃く残しており、大変良かったです(左が原曲、右がリミックス)。ナナホシもそうですが、こういう演出は嬉しいですね…!
残念ながら1曲も収録されなかったのは Ater Regis/Don't Stop!!/Pink Rose/Sonne/ルックス/紅焔 の6曲でした。
特にPink Roseと紅焔のリミックスが収録されなかったのは意外ですね…往年の名曲というか、人気楽曲のイメージが強いので。
個人的にはギタドラ勢なのでSonneとルックスのリミックスは聴いてみたかったなぁと思う次第です。
(memento mori-intro-がボルテに来ましたし、Sonneは原曲が収録されてもおかしくありませんが…)
いかがでしたでしょうか。
どうしても楽曲について語ろうと思うと個人の主観が出過ぎてしまいがちで、難しいですね…!読んでいて共感を得られる記事だったら良いのですが…w
幅広い音楽ジャンルが楽しめるのがこういったリミックスコンテストの醍醐味かなぁと思うので、こちらもアンテナを広げて最大限楽しみたいと思っています。
また、こういったBEMANI楽曲のリミックスコンテストは個人的にすごく楽しみなので、今回のコンテストが開催されたときもとても嬉しかったのを覚えています(Ryu☆リミコンが2016年初頭だったので、実に3年3ヶ月ぶりでした)。
今作もぜひやってほしいと思っています。頼む!!!!!
【今日のまとめ】
・ボルテにおけるBEMANI楽曲リミックスの歴史は長い
・SOUND VOLTEXにエレクリは4曲収録されている
・複数楽曲収録の場合、正統派寄り+他ジャンルの組み合わせが多い
ありがとうございました。