ぴこ師匠の音ゲーばなし

音ゲーに関する知識や雑学などを皆さまにお伝えするブログです。

#34:【IIDX】いよいよBPL2021ファイナルステージ【コラム】

ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。 

 

本日は10月2日。16:00より、いよいよBPL 2021ファイナルステージ APINA VRAMeS vs ROUND1が行われます。

 

以前、ファーストステージ第1試合が行われる前にも本ブログでBPL2021関連の記事を執筆しておりました。

picoquality.hatenablog.com

 

あれから4ヶ月、毎回リアルタイムで観戦してきましたが、日々土曜日の配信を楽しみにしながら生きていました、正直今日で終わってしまうのがとても寂しいです。

また、(失礼ながら)私が予想していたよりもBPL2021というイベント自体がはるかに盛り上がりを見せており、音ゲーe-sportsの底力を実感しております。

 

勝手ながら、私のブログでもファイナルステージを応援したい!ということで、本日はBPL最終戦直前スペシャル!最終戦のルールや課題曲をおさらいしつつ見どころを押さえていきたいと思います。

 

 

【ルールについて】

まずはルールについて。例によって公式ページ参照!となってしまうのですが、いくつか重要な点をピックアップしておきたいと思います。

p.eagate.573.jp

まず、今回は全7試合あります。1チームが4名ですから、4名のうちどなたか3名が2回出場することになります。

選手の配置については連続で置くことはできないので、例えば副将戦・大将戦の連チャンはできないということになります。三将戦・大将戦のような配置であればOKです。

 

セカンドステージまでが1pt-2pt-3pt、セミファイナルが1pt-2pt-2pt-2pt-3ptだったのに対し、今回は1pt-1pt-2pt-2pt-2pt-2pt-3ptという配点になります。大将戦まで行って同点だった場合は、延長戦に入ります。

 

仮に延長戦抜きにして考えると、全26ptのうち14pt取れば勝ち、ということになりますので、極端な話、三将戦の1曲目で勝敗が決する、という可能性もあります。

ただし今回はストラテジーカードの類は存在しないので、各々が磨き上げてきた武器を手に勝負することになります。選手にとってはひとつ不安要素がなくなったということで、思う存分自分の武器曲を投げられる、ということになるでしょう。

 

 

【各試合のジャンルについて】

つづいて、各試合のジャンルと見どころを解説していきます。選手の発表は当日なので、主にジャンルの性格についての記載が多くなることをお許しください。

 

・先鋒戦:レベル8-10 ジャンル:PEAK

BPLの試合をご覧になったことのある方はわかるかと思いますが、先鋒戦は1点を争う精度勝負になることが予想されます。

PEAKというジャンルなので、曲中の密度の高い部分をいかに光らせられるか、というところにかかってきます。中にはトリル譜面や縦連、問題児の「DXY!」をはじめLv.10以下の範囲を逸脱している配置がある楽曲も存在するので、選曲の幅が広そうです。両チームの選手がいったいどんな選曲をするのかはなかなか読めません。

 

課題曲は120曲以上。全てを網羅するだけでも大変なのですが、実はファーストステージ時の課題曲と比べると、一覧にしれっと「DENIM」が増えています。白鍵→黒鍵の同時押し交互がデニム地帯と呼ばれるようになった所以の楽曲、もしかしたら飛ぶこともあるかもしれませんね…!

 

・次鋒戦:レベル8-10 ジャンル:CHARGE

こちらもLv.8-10なのでかなりの精度勝負になります。PEAKよりも1点の重みが大きいイメージなので、より心臓の強さが求められる勝負になりそう。

CHARGEのLv.8-10は今までのBPLの試合でも見る機会が多かったのですが、今回はどのような2曲で勝負をすることになるのでしょうか…!

 

全22曲なのでPEAKに比べて対策はやりやすそう(もちろんその分やり込み度合いが試される)なのですが、CHARGEというジャンルの性格上、「どれだけ固定オプション系で安定感を上げられているか」という点が重要になるのかなと思います。

 

・五将戦:レベル10-11 ジャンル:CHORD

こちらの課題曲はなんと170曲超え。選曲レベルは上がるものの、CHORDというジャンルの性格上やはり僅差の勝負になるであろうことは予想でき、よりリズムキープ力の高い方が勝負を制するのかな、と。

とはいえ何曲か単純な同時押し以外の要素が強く求められる楽曲もあったりするので、そういった楽曲のほうが選ばれる可能性はあるのかな、と思っています。

このジャンルでは「apo:llioth」「Chronos(L)」が増えています。どちらも移植曲ですが、CHORD以外の要素もふんだんに求められますね…

 

・中堅戦:レベル11 ジャンル:NOTES

NOTESの課題曲の多さが凄まじいというのは以前の記事でもお伝えしていたかと思いますが、この中堅戦の課題曲についても200曲を超えていました!レベル11しかないのに…。

課題曲リストには「Brahma」「Jungle Eater」「Roza azuL」の3曲が追加になっています。癖が強い!

 

NOTESというジャンル上トータルノーツが多めである、すなわち16分譜面が多いという印象です。2分間休みなくノーツが降ってくる譜面も非常に多いので、選手には高い集中力が求められる場面だなぁと思います。

 

・三将戦:レベル11-12 ジャンル:SCRATCH

三将戦は個人的に最も注目している試合です。ジャンルがSCRATCHというのもそうですが、「レベル11-12」という指定は、ファーストステージから通してこの場面が初だからです。

課題曲は全45曲なので、SCRATCHとしては異例の多さになっている印象です。1曲1曲にかけるべき時間が多いジャンル、という印象なので、対策が大変そう。特に今までSCRATCHのLv.11で戦う場面というのは少なかったと思うので…

 

とはいえ、ここは両チームSCRATCHのスペシャリストを配置してくることでしょう。Lv.12を投げるのか、それとも穴場(?)であるLv.11を飛ばす作戦にするのか、今から非常に楽しみです。

 

・副将戦:レベル12 ジャンル:SOF-LAN

ソフランがこの位置に来るのはなんというか、「持ってるな」と思いました。

ソフラン対決というと、記憶に新しいセミファイナル第3戦の副将戦、UCCHIE選手vsKUREI選手が印象的でした。この副将戦に関してはかなり高い確率で今回も両選手が出場するのではないかと予想できますが、前回はEXストラテジーカード使用という展開だったので、ファイナルでは選曲・試合結果ともにどういった方向に行くのかは分かりません。

 

キワモノなジャンルなので、一瞬で点差がひっくり返る、なんていうこともありそうで、見てるだけでドキドキすることでしょう。

課題曲は15曲ですが、なんと「二人ノ廃城幽踊宴」が増えています。追加課題にしては重すぎますね…。

 

・大将戦:レベル12 ジャンル指定なし(全て)

ラストは大将戦です。ジャンル指定なしということで、お互いの得意分野で存分に暴れまわる、超人的なプレイの応酬になるはず。

最後まで応援しつつ、スーパープレイにビックリしましょう!

 

 

【Live Act、配信について】

また、昨日10月1日、当日のLive Act出演者や配信のゲストの方々が紹介されました。

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いや豪華すぎるだろ。

そもそもセミファイナルの時点で社員の方々がLive Actで出演した時点で涙ちょちょ切れる思いでしたが、今回はDJ YOSHITAKAさんとL.E.D.さん、さらにはRyu☆さんも参加してくださいます。我々の命日は今日かもしれません。

配信のほうも解説ゲストともに大変豪華であり、こちらも非常に、非常に楽しみです。WELLOW選手の解説と未鈴監督の出演、本当に待っていました…!!

 

 

【最後にもう一度】

本日16:00から、いよいよBPLファイナルステージが開催されます。試合・Live Actともに期待は最大値!本番はもうあと数時間、その目で結果を見届けましょう!

 

そして選手の皆さま、頑張ってください!!

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最高の戦いを見逃すな!

 

【今日のまとめ】
・今日の16:00からBPL2021 ファイナルステージ開幕
・お互いの磨き上げてきた武器曲が見られる
・LiveActや配信も過去例を見ないレベルで豪華

 

ありがとうございました。