#67:【BPLS2】クォーターファイナル第1試合:レジャーランド vs GAME PANIC【SDVX】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
※試合のネタバレを含みますので、ぜひ放送を見た後に本記事をご覧ください!
BPLS2 SDVX部門、私が所属するレジャーランドのクォーターファイナル戦が2/8(水)、配信されました。
本記事はこの試合に向けての対策や選曲理由、考えていたことなどについて触れていきます。いつもの記事に比べてかなり長文になりますので、お時間ある時に是非!
他のチームメイトの試合についても触れていきますが、詳しいことは本人が別途ブログの記事で語ってくれておりますので、自分の試合を中心に触れさせていただく形になります!
ぜひ24KW選手、PNT*EEB選手の記事の公開もお楽しみに!
・前回までのあらすじ、本番に向けた対策
レジャーランドはインターリーグ戦を引き分けで終え、レギュラーステージは4位通過となりました。
クォーターファイナルの相手は5位通過のチーム、すなわち一度戦ったGAME PANICさんです。
インターリーグの収録を行ってから約1ヶ月の練習期間があったので、まずはチームでオーダーを決めることになりました。
(セミファイナルと収録が連日だったので、もし勝ち上がった場合(GiGO戦)のオーダーも決めることとなっていました)
まず、クォーターファイナル以降は全試合の合計ptが19となります。
合計19ptということは、同点がなければ10ptを獲得すると勝利・・・ということになるのですが、ここで注目したいのは奇数ポイントを獲得できるのが先鋒戦、大将戦の初見楽曲のみという点です。
10pt(偶数)に届かせるという観点で言うと、大将戦の初見楽曲を取れるのであれば先鋒戦は1pt取れていればよく、逆に初見楽曲を取れない場合だと1ptがあってもなくても変わらない、という状況になります。
GAME PANICからはCH選手が大将で出てくるだろうと考えられましたが、CH選手のプレイした初見楽曲はここまで全勝、ましてやQFでLv.19の楽曲が登場することが予想される状況で、初見楽曲でポイントを取りに行くのはかなり厳しいだろうと考えていました。
なので、もし初見楽曲を取れない読みで考えると、レジャーランドとしては先鋒戦の結果を勝利に影響させるためには2タテする必要がありました。
ということを踏まえた上で、あとは今までのジャンルの経験や得意傾向からオーダーを決めました。
先鋒戦は狙うなら2タテということで、Lv.17 TSUMAMIの経験もあり精度に自信があるPICOLTEXが出場。
次鋒戦はここまで3度Lv.17-18のMEGAMIX BATTLEを経験しているPNT*EEB選手。
中堅戦はLv.18のPEAKを経験している24KW選手と、PICOLTEXに比べ手広く課題曲をカバーできるPNT*EEB選手。
ということで、中堅戦までのオーダーは割とすんなり決まりました。
先鋒:PICOLTEX
次鋒:PNT*EEB選手
中堅:24KW選手、PNT*EEB選手
残りは副将戦と大将戦をPICOTEX、24KW選手のどちらにするかでした。
10ptを確実に取るパターンを考えると先鋒or次鋒で2pt + 中堅の自選で2pt + 副将4pt + 大将の自選で2ptが一番可能性が高いと考えていたため、副将は落とせないと考えていました。そうすると副将24KW選手、大将PICOLTEXという配置にするのがセオリーとなります。
しかしながら、万が一中堅戦までで4ptを取れなかったときのことを考えると、大将を私にしてしまうと自選を取れてもそれ以外の2曲を取りに行くのが厳しくなってしまい、中堅戦終了の時点で勝ちが厳しい状況になってしまうかな、と考えました。
なので、「もしそこまでに上手くいかなかったとしても、逆転の可能性を残しておける」ように、副将PICOLTEX、大将24KW選手という配置にしました。
もちろん、この配置にしたからには副将は必ず取らなければなりませんので、そのプレッシャーを背負う覚悟で配置を決めました。
私としては先鋒戦はできれば2タテ、副将戦は必ず勝利、というのがミッションだったので、インターリーグの収録が終わってからすぐに練習をスタートし、「先鋒戦は何が飛んできても良い状態にする」「副将戦は全ての楽曲を触ってどのパートがMEGAMIXで降ってくるのか理解する + 確実に通せる自選を用意していく」というふうに仕上げていきました。
なにぶんMEGAMIXで出場するのは初めてだったため、PNT*EEB選手に長時間MEGAMIXの練習に付き合ってもらったり、24KW選手に選曲や作戦を相談したり、チームメイトの二人にはたいへんお世話になりました。
そんな最中、24KW選手がインフルエンザで体調を崩してしまい、出場できそうにない、との連絡が入りました。
2名での出場ということでオーダーを変更する必要がありましたが、もともと私とPNT*EEB選手が出場する予定だった枠はそのまま継続にしないといけないルールでしたので、先鋒・次鋒・副将は変更なし。
また副将と大将は同じ選手が出場できないというルールがありましたので大将が自動的にPNT*EEB選手に決定し、残りの中堅の枠が私PICOLTEXになりました。
エースが不在になってしまうということでピンチな状況だったのですが、アドバイザー、サポーター含め意外と全員冷静になれていました。出られない24KW選手の分まで頑張って、彼をファイナルまで連れて行けるよう頑張ろう、と皆で決意しました。
また、24KW選手が不在だったとしても、結局あまりやることは変わらないかな、と考えていました。
CH選手が大将戦に出場してくる以上、とにかくレジャーランドが勝利をする一番可能性の高いパターンである「副将までで8pt稼いで、大将で自選曲を通す」、つまり「先鋒or次鋒で2pt、中堅で自選2pt、副将で4pt」を目指そうという部分は変わりませんでしたので、私もPNT*EEB選手も目標がハッキリしていたかな、と思います。
あとは、試合を暗い雰囲気にしたくはなかったので、せっかくなら不在の24KW選手をいじり倒す方向で、という形でああいうふうになりました。パネルを作って椅子に置こう、と思いついた緑風マルトアドバイザーの発想がナイスすぎました。
ピンチの中でも明るいチーム、それがレジャーランドです。
・先鋒戦 シングルバトル(Lv.17)
テーマ:TSUMAMI
PICOLTEX vs CHI8.
選曲:
PICOLTEX
CHI8.
試合結果:
PICOLTEX 2pt - 0pt CHI8.
・先鋒戦 自チーム選曲について
ヒミツダイヤル / ここなつ
BPM:112
TOTAL CHAIN:1565
内訳:CHIP 489、LONG 221、VOL 855
MAXスコア:4597
先鋒戦は当初の予定通り私が出場しました。先ほど勝ちパターンの話をしましたが、前述の通り先鋒戦は1ptだけではあまり意味がなく、取るならCHI8.選手相手に2タテをしないといけない。一度ROUND1戦で出場したジャンルではありましたが、相当気合いを入れて練習し直しました。
投げる楽曲については当初バイナリスター(VVD)を予定していました。が、最初の鍵盤8分が安定しないという点で楽曲を変更し、Max Burning!!(EXH)で精度勝負に持ち込む方向で考えました。
ただ、それも結局後半のロング絡みでのミスを懸念して変更することに。結局のところ練習期間中の平均スコアが最も高かったという理由でヒミツダイヤル(VVD)に落ち着きました。ここなつからここなつに戻った感じです。
Lv.17のTSUMAMI楽曲については、何が飛んできてもMAX付近のスコアで争うことになります。心臓勝負には自信がありましたが、一番の懸念は「CHIPでERRORを出してしまい、5点失点してしまうこと」でした。
ことヒミツダイヤルについては比較的HAND-TRIPっぽい要素も多く、特に丁寧に処理することを心がけていました。
あとはやはり開幕ですね。ここで判定を掴めないとCRITICALを出してしまい、その後のプレイにも精神的な支障が出ると思ったので、願わくばMAX付近で通ることを祈りながらプレイしました。
結果はご覧いただいた通りです。
大好きなここなつの楽曲で、BPL史上初の本番での理論値達成。本当に光栄でした。ヒミツダイヤルは過去に一度S-PUCを出したことはあったのですが、このクォーターファイナルの練習期間中には出ていなかったので、本番力を存分に発揮できたのかな、と思っています。
S-PUCの演出があることについても特に知らない状態だったので、動画で自分の試合を見返してみてびっくりしました。(あとで聞いたんですが、実はチームメイトは他の選手が練習中にS-PUCを出していたのを見て存在を知っていたようでした。気づいてなかった・・・)
・先鋒戦 相手チーム選曲について
Hexennacht / rider
エフェクター:Hirayasu Matsudo (MAD CHILD Remix)
BPM:165
TOTAL CHAIN:1919
内訳:CHIP 251、LONG 290、VOL 1378
MAXスコア:4591
事故ったら終わり、の曲です。これぞTSUMAMIといった譜面で、HAND-TRIP要素や視点変更もあり予習必須。
CHI8.選手は過去にGiGO戦でFAR GONEを投げていたこともあり、おそらく鍵盤よりもつまみが多めの楽曲で攻めてくると思っていましたが、想定からはそこまで外れていませんでした。(他、Pet PeeveやInto The Madness、The setting sunなどを予想していました)
この曲はなんと言ってもまず最初の螺旋とFXチップの同時押し。うまく行かないとそこで大量にCRICITALを吐いてしまうので心配でしたが、全S-CRITICALで抜けてホッとしました。
また、この楽曲は途中に3回ブレイクがあるのですが、いずれのタイミングでも「1点差で先行している」という状況になっており、曲中ずっとドキドキしておりました。3回目のブレイクまでS-PUCペースでしたので、正直もう少し差がついていると思ったのですが・・・。
その後、最後のパートでCRITICALを3個出したため「ヤバいかな?」と思いましたが、完走後に点差を見たら+2。ギリギリの勝利でした。つまみで切ってしまったり、少しでも下振れしていたら負けていてもおかしくありませんでした・・・。
・次鋒戦 メガミックスバトル(Lv.17-18)
PNT*EEB vs KAINARU
選曲:
PNT*EEB
KAINARU
試合結果:
PNT*EEB 0pt - 2pt KAINARU
次鋒戦も本来の予定通りPNT*EEB選手が出場。先鋒戦で2タテ出来たので、ここは落としたとしてもあまり問題はありません。気楽にやってきてね、とPNT*EEB選手に声をかけました。
PNT*EEB選手は今までのMEGAMIXの総集編のような選曲に加え、Ops:Code-Rapture-とValkyrja ~Aldrlag~でミスを誘う作戦。私とPNT*EEB選手とで何度も一緒にMEGAMIXをプレイしている際、PNT*EEB選手の精度が高く、かつ私の勝率が低かったものを選曲しているような形になりました。
KAINARU選手の選曲もトリルではないものの、高速鍵盤あり、つまみや縦連ありと癖の強い選曲ですね。まさかΦnd:youが被るとは・・・。
お互いに非常に安定したプレイで点数を稼いでいきましたが、Valkyrja ~Aldrlag~でも*Feels Seasickness...*でもPNT*EEB選手のEXCEED GEARをKAINARU選手がブレイクし、終始先行する展開に。しかし、PNT*EEB選手も負けじと灼熱Beach Side BunnyのLv.3を通し、勝負は最後のターンへ。
ここで自選曲「Pieces of a Dream」を高い精度で通したKAINARU選手が勝利となりました。
正直KAINARU選手がここまで仕上がっているのは想定外で、特に*Feels Seasickness...*をCRITICAL1個で通したのには大変びっくりしました。お見事でした。
・中堅戦 タッグバトル(Lv.18)
テーマ:PEAK
PICOLTEX, PNT*EEB vs CH, CHI8.
選曲:
PICOLTEX, PNT*EEB
CH, CHI8.
試合結果:
PICOLTEX, PNT*EEB 4pt - 0pt CH, CHI8.
・中堅戦 自チーム選曲について
りむむむむむむ / 立秋 feat. ちょこ
エフェクター:井ハッシュド鑑定団
BPM:140
TOTAL CHAIN:1447
内訳:CHIP 516、LONG 273、VOL 658
MAXスコア:4442(2人で8884)
中堅戦は本来24KW選手とPNT*EEB選手が出場予定だったのですが、試合2日前に急遽私PICOLTEXが24KW選手の代打で出場することになりました。
ただ、ここまでの試合で私はLv.18 PEAKの経験がなく、対象楽曲は詰め切れていない状態で、正直穴だらけでした。
ひとまず収録日までの間に飛んできたら危なそうな楽曲を一通りおさらいはしたのですが、それでも仕上げ切れていない部分は多々ありましたので、他選を取るのは厳しく、自選を落とさないようにすることで精一杯だろうな、と考えていました。
そんな状況で選んだ「りむむむむむむ」についてですが、選曲理由は「課題曲の中で、私が一番自信のある楽曲だから」という他ありません。PNT*EEB選手に合わせてもらったという形ですね。本当にありがたかったです・・・。
本来は別の楽曲を投げる予定だった中、私がもしLv.18のPEAKで投げるとしたら・・・という候補曲をいくつかPNT*EEB選手に提案したところ、なんと一番自信のあるこの楽曲が行けそうということで、そのまま決定。楽曲の提出期限も割とギリギリな状態で提出したので、結構な綱渡りでした。
この曲の私の自己ベストはMAX-2なので、おそらく実力を出し切ればこのメンバーでも1位になれると考えていました。
自分の選曲に合わせてもらったからには絶対にリードしないといけないと思っていたので、気合いを入れて、かつ鍵盤を外さないように丁寧にプレイしました。
一桁が目標だったので、MAX-9は上出来だったかなと思います。特に最初のリズムが変わる鍵盤や後半の縦の動きを含む6連符の鍵盤がしっかり光ったのは良かったですね。PNT*EEB選手も2位だったのでワンツー達成ということで一安心。
・中堅戦 相手チーム選曲について
夢幻泡影 / wa.
エフェクター:dj strachen
BPM:269
TOTAL CHAIN:1933
内訳:CHIP 882、LONG 496、VOL 555
MAXスコア:6512(2人で13024)
先ほどの「飛んできたら危なそうな楽曲」の中にあった1曲です。
この楽曲は私がまだPUCを達成できておらず、正直全く自信はありませんでした。前日に一度プレイして自己ベストを出していましたので、「あとはなるようになる」くらいの気持ちで挑みました。
この楽曲は高BPMの16分階段のあとにすぐBTロングを押させる箇所がいくつかあり、前日の練習ではそこでエラーを吐いてしまっていたため、とにかくその部分を気を付ける。かつ、鍵盤でのERRORは5点マイナスになってしまうので、最悪NEARが出たとしても取り切ることを心がけました。
道中危なっかしい箇所が多々ありつつも、必死に食らいついてなんとかUCを達成(UCですら初めてでした)。「まあこれだけCRITICALとかNEAR出しちゃってたら負けてそうだな・・・」と思って上を見たら+6となっており、一瞬何が起こったのかわかりませんでした。
なんと横でPNT*EEB選手がMAX-25の自己ベストを叩き出しており、余裕の1位でスコアをがっつり稼いでくれていました。私は4位でしたので、完全にキャリーしてもらう形となりました。本当に感謝。めちゃめちゃ上手かったです・・・!! 詰めてもMAX-25は出る気がしませんw
私のMAX-54は決して高いスコアではないのですが、こうしてギリギリで勝てたところを見ると、必死にでも諦めずに、集中して最後まで食らいついていけたのは良かったな、と思いました。
・副将戦 メガミックスバトル(Lv.18-19)
PICOLTEX vs KAINARU
選曲:
PICOLTEX
KAINARU
試合結果:
PICOLTEX 0pt - 0pt KAINARU (無効試合)
重要な局面で迎えた副将戦。ここで勝利をおさめればGAME PANICは逆転不可となり、レジャーランドの勝利が確定。
KAINARU選手と私は親友でもあり、長年のライバルでもあります。ネメシスアリーナという華やかな場で戦えることは本当に、本当に嬉しかったのですが・・・
同時に、絶対に勝ちを譲ることはできない場面。珍しく私はガッチガチに緊張してしまっていました。
まずは私の選曲から。速い鍵盤やトリル系は分が悪いと考えていたため、リズムが取りづらい楽曲や中速系の楽曲中心で攻めよう、という方針はすぐに固まりました。あとは、インスト楽曲から私の好きな楽曲をピックアップしたような形です。
KAINARU選手の選曲はもっとトリル寄りになる予想だったのですが、その予想よりもかなり重い選曲でした。特に月光乱舞やFor UltraPlayersは意外で、もう少しLv.18の癖の強い楽曲が選ばれるかと思いました。
お互いに刺さる楽曲を知っている状態だったので実力はほぼ互角、単純に先攻を引いた方が有利になるかな、と考えていました。
配信をご覧いただいた方には分かる通りこの副将戦は無効試合となってしまいましたが、始まる前の時点ではもちろん無効試合になることは分かっていませんので、緊張しながら試合に臨みました。
後攻を引いた以上、なるべく先行して逃げ切るつもりでプレイしていましたが、序盤からかなりギリギリの戦いを強いられてしまったように思います。Divine's:Bugscriptのトリルは気合だけで押しました。
その後、9-10ターン目の間のパートでKAINARU選手の画面が落ちてしまい、協議の結果、この試合については無効試合という形となりました。MEGAMIX BATTLEは先攻/後攻の割り当てや1ターン目/12ターン目に選ばれる楽曲に再現性がなく公平性に欠ける点、仮にそのまま最後までプレイしていれば同点になりそうだった点、などを考慮した結果です。
ただし、せっかくのBPLの場で最後までプレイできなかった、というのも悔しさが残ってしまうため、実は無効試合になった後、エキシビションの試合を撮影しました。後日、BPL公式チャンネルより公開予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
ということで、そのエキシビションが公開されるタイミングで、またこの試合についてはブログで詳しく触れたいと思います。無効試合となってしまった本戦とエキシビションの2回でどのように楽曲の順番が違い、どんな試合展開になったのか比較していきます。
6pt-2ptで迎えた副将戦、私が勝てばそのままチームとしても勝利ということだったのですが・・・結果は大将戦に持ち越しとなりました。あとはPNT*EEB選手に全てを託すことにしました。
・大将戦 シングルバトル(Lv.18-19)
テーマ:NOTES
PNT*EEB vs CH
選曲:
PNT*EEB
CH
試合結果:
PNT*EEB 0pt - 7pt CH
・大将戦 自チーム選曲について
Star☆Beat / PandaBoY feat. ななひら
エフェクター:CRAIG AKAGI
BPM:185
TOTAL CHAIN:2822
内訳:CHIP 761、LONG 610、VOL 1451
MAXスコア:7927
大将戦は24KW選手からPNT*EEB選手にチェンジ。幸い、PNT*EEB選手は一度インターリーグでNOTES大将を経験しておりましたので、Lv.19が追加されるだけでした(といってもかなり重いんですが)。
副将戦が無効試合となって6pt-2ptのまま迎えた大将戦、「勝ってきます!」と言ってくれたPNT*EEB選手の背中は本当に大きく、めちゃめちゃ頼もしかったです。
このStar☆Beatはインターリーグ戦でもPNT*EEB選手の候補にあった楽曲でした。Lv.18の中でもスコアは出しやすい方なので、それより派手さもありミスも誘えるTyphoon Craaash!!の方をインターリーグ戦で採用したような形です。
また、IIDXのチームレジャーランドのテーマ曲と同じ曲名だったことも、選曲した理由のひとつです。シーソーゲームになることが予想されましたが、まさにPNT*EEB選手渾身の一曲でした。
この試合中、私はずっと祈りながら画面を見守っていました。
道中は2〜3点差でPNT*EEB選手が先行していましたが、ラスト付近のわずかな16分でのCRITICALが明暗を分け、CH選手が2点差で勝利をもぎ取りました。
正直、この大将戦という場でPNT*EEB選手が叩き出したStar☆Beat MAX-17というスコアは、ほとんどのプロ選手には勝てる水準だと思います(少なくとも私は勝てる自信が全くありません)。
突然大将戦に出ることになったプレッシャーもありながら、自選でここまで熱いバトルを繰り広げてくれたPNT*EEB選手には感謝しかありません。レジャーランドの大将としてとても輝いていました。
・大将戦 相手チーム選曲について
Lancelot ~Flame of the Rebellion~ / ぺのれり
エフェクター:亡国の電撃ロブスター
BPM:189-216
TOTAL CHAIN:2548
内訳:CHIP 1230、LONG 481、VOL 837
MAXスコア:8786
圧倒的な地力を誇るCH選手らしく、大変重い楽曲が飛んできました。
じわじわとBPMが変化するドラマティックな楽曲で、S-CRITICALの出しづらさはLv.19の中でもトップクラスです。
もともとCH選手がかなり高いスコアを出していることは知っており、選曲候補の中にあるだろうな、と考えていました。
この楽曲は非常に難しく、MAX-100付近が出ればトップランカークラスなのですが、CH選手は本番でMAX-101の高スコア。さすがの精度すぎました。こういう系統の譜面だとCH選手の右に出る者はいないですね。
しかし、PNT*EEB選手も道中のトリル地帯で全然離されていなかったり、非常に高い精度だったかと思います。そもそも8600点乗っているのが上手いです。
・大将戦 初見楽曲について
MILITARY R04D / Enterskip
エフェクター:TEK-A-RHYTHM × 月刊ミズタニ
BPM:272
TOTAL CHAIN:2194
内訳:CHIP 1213、LONG 326、VOL 655
MAXスコア:8027
ここからの新曲は「BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2- 参戦記念!オリジナル楽曲コンテスト」の優秀賞楽曲という立ち位置です。演出もド派手。
クォーターファイナル第1試合の初見曲はEnterskipさんの楽曲となりました!
Fun Walk!!を先鋒戦TSUMAMIの課題曲としてよくプレイしていたのですが、それとは全く違った激しい曲調の楽曲で、びっくりしました。
終始高BPM帯で縦の動きも横の動きもどちらも求められ、最初から最後まで高密度で駆け抜けていく譜面。体力も精神力も持っていかれそうです。
見た目としてはそこまで面食らう配置はなかったように思うのですが・・・とにかくBPMが速すぎますね。完全に高速BPMについて行けるか勝負という形でした。
PNT*EEB選手も高BPM耐性はあり、初見990万という高いスコアを叩き出していましたが・・・ここはエースCH選手の高い地力が火を吹きました。
NEARやERRORはあったものの、CRITICALは30個台だったようです。誰が勝てるんでしょうかね・・・w
・最終試合結果
レジャーランド 6pt - 9pt GAMEPANIC
残念ながら、レジャーランドはクォーターファイナルで敗退となってしまいました。
あらゆるパターンを想定してオーダーや選曲を考えましたが、さすがにトラブルまでは予測できませんでした・・・。ですが、私もPNT*EEB選手も力を出し切っての敗北なので、今はこれが実力なのだろうと思います。
それでも、本番でS-PUCを達成したり自己ベストを出したり、「強いレジャーランド」はお見せできたのかな、とも思います。もし今後があるとするならば、トラブルさえも跳ね除けられるような、圧倒的に強いチームとして君臨したいと思っています。
対戦ありがとうございました!GG!
・今後について
まずは、ここまでチームレジャーランドを応援していただいた皆様へ、本当にありがとうございました。
ゲーセンなどでお声をかけていただくこともあり・・・たいへん力になりました。
まだまだBPLS2 SOUND VOLTEX部門は続きます。ぜひファイナルまで、結果を見届けていただけたら嬉しいです。
そして、試合だけでプロ活動が終わりとなるわけではありません。今後は企業所属プロプレイヤーとして、店舗イベントや配信で界隈を盛り上げていくことになります。
イベントにつきましては現在、目下準備中です。告知もそろそろ出来るようになるかと思いますので、もう少々お待ちいただければと思っています。
また、宣伝にはなってしまうのですが、選手の応援イベント「みんなで応援!BPLプロ選手サポーターズ」が2/9(木)より開催されております。ボルテをプレイするともらえる応援チケットを用いて選手に応援をするイベントとなっております。
各々推しの選手がいらっしゃる方は是非応援をお願いします!そしてもし気が向いたら、チームレジャーランドの面々にも入れていただけると、たいへん嬉しく思います。
次回は少し話を遡って、レギュラーステージ総集編の記事について公開したいと思っています。そちらについても是非お楽しみに!
ありがとうございました。
#66:【BPLS2】インターリーグ第4試合:レジャーランド vs GAME PANIC【SDVX】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
※試合のネタバレを含みますので、ぜひ放送を見た後に本記事をご覧ください!
BPLS2 SDVX部門、私が所属するレジャーランドのインターリーグ戦が1/25(水)、配信されました。
本記事はこの試合に向けての対策や選曲理由、考えていたことなどについて触れていきます。いつもの記事に比べてかなり長文になりますので、お時間ある時に是非!
他のチームメイトの試合についても触れていきますが、詳しいことは本人が別途ブログの記事で語ってくれておりますので、自分の試合を中心に触れさせていただく形になります!
ぜひ24KW選手、PNT*EEB選手の記事の公開もお楽しみに!
・前回までのあらすじ、本番に向けた対策
レジャーランドはリーグ戦を3連勝で終え、Rリーグ1位となりました!大変嬉しいです。
インターリーグではLリーグ4位のチームと当たるため、相手はGAME PANICさんとなります。
しかし、先日行われた各チームの3試合目(レジャーランド目線ではSUPERNOVA Tohoku戦)とこのインターリーグは連日での収録でした。
インターリーグ前日の全試合が終わった時点でようやく相手が確定する。つまり「どこのチームと当たるか前日までわからない状況でインターリーグの対策をしなければならない」ということでした。
そのため、このインターリーグのオーダーについては大変悩みました・・・。チームで何度も話し合った結果、最終的には
先鋒:24KW選手
中堅:24KW選手、PICOLTEX
大将:PNT*EEB選手
というオーダーになりました。
ご覧いただいた皆さんにとって意外なオーダーだったのでは、と思いますが、これにはきちんとした理由があります。
まずは戦略での面。いつものようにインターリーグによって得られるポイントの表を貼るのですが・・・。
前回の記事で書いた通り、レギュラーステージで1位だったからといって通過が確定とは限りません。
しかしながら、このインターリーグで4点を獲得していれば、必ず通過が確定します。なんとしても大敗だけは避けておきたい状況です。
10pt対4ptで負けると6pt差で大敗となってしまいますので、仮に敗北したとしても9pt対5ptの組み合わせ以上であれば、インターリーグで4点を獲得して通過が確定、ということになります。
次に、このインターリーグでは「先鋒戦・大将戦」という組み合わせで選手が出場することができません。1人の力のみで勝利に持っていけてしまうからです。
そうなると、相手のチームがどこであっても「中堅戦・大将戦」という組み合わせで1巡目の選手が出る可能性が非常に高いと考えました。
(ただ、TAITO STATION Tradzについては誰がどこに出てくるか読みづらかったため、出来ればインターリーグの相手じゃないといいな、と思っていました)
そうなった時に、こちらも真っ向から勝負を挑んだ場合に総崩れしてしまい大敗、ということがありうるな、と考えました。
我々レジャーランドはあくまでまずレギュラーステージを通過することにフォーカスしていたため、先鋒・中堅に24KW選手を置くことでより確実にポイントを稼ぎ、出来る限り5pt以上取れる可能性を上げるという選択肢を取ることにしました。
先鋒戦のMEGAMIX BATTLEに力を入れて3pt取ってしまえば、あとは中堅戦・大将戦の5曲のうち1つでも取れれば5pt以上が取れることになりますので。
また前日夜にオーダーが発表だったので、意外なオーダーにすることで対戦相手に揺さぶりをかけることが出来る、とも考えておりました。盤外戦術。
あとは、ぜひPNT*EEB選手にも一度大将を経験してほしい、とも考えていました。
初見楽曲で勝負ができるまたとない機会でしたし、ここでLv.18の投げ合いを経験しておくことで今後のステージにも必ず生きてくる、と考えておりましたので。
このオーダーにしたからには先鋒・中堅は必ずポイントを取り、PNT*EEB選手が安心して大将戦に臨めるようにしないといけない。自分たちで取った選択ではありましたが、プレッシャーも大きかったのを覚えています・・・。
また今回、中堅戦と大将戦のテーマは以下でした。
中堅戦:PEAK, TSUMAMI, HAND-TRIP (合計232譜面)
大将戦:NOTES, ONE-HAND, TRICKY (合計203譜面)
どちらも対策楽曲数が大変多いです。なかなか相手の選曲を読んだり、その相手選曲をブレイクしたりすることは困難になることが予想されました。
私はこのインターリーグ第4試合については中堅戦のみに出場するという形でした。PEAKとTSUMAMIは既にリーグ戦で経験していたジャンルでしたし、HAND-TRIPは3譜面しかないので、対策もしやすかったです。
とはいえ、収録日的にどちらのジャンルも対策をしてからしばらく期間が経っていたため、しっかり思い出すという名目でプレイはしていました。
・先鋒戦 メガミックスバトル(Lv.17-18)
24KW vs KAINARU
選曲:
24KW
KAINARU
試合結果:
24KW 3pt - 0pt KAINARU
ということで先鋒戦。力を入れたからには勝たないといけない、ということで24KW選手はプレッシャーがあったかと思うのですが・・・。本当に完璧すぎる試合運びで、見事勝利をおさめてくれました。
KAINARU選手と私は長いことライバルなので、お互いに得意・苦手傾向が読めている状態です。そのため「得意のトリル譜面で攻めてくるだろう」という予想をして24KW選手に飛んでくる楽曲の候補を伝えていましたが・・・予想は当たっていました。
一番びっくりしたのはKAINARU選手がEXCEED GEARを発動したHellfire(EXH)のパートです。もちろんトリル地帯が降ってくるのですが、なんと24KW選手はこのパートをS-PUCで通過。
ラストにThe End of Warを引いたのを見たときも「うわ・・・」と思ったのですが、ここもしっかり光らせて勝利。本当にさすがすぎました。
実はHellfire(EXH)は中堅NOTESにいたので、SUPERNOVA Tohoku戦のタッグバトルの練習でお互いにやり込んでいたのもよかったのだろうと思います(私は投げられたら結構危なかったので、その分24KW選手に精度を高めてもらっていました)。
・中堅戦 タッグバトル(Lv.17)
テーマ:PEAK, TSUMAMI, HAND-TRIP
24KW, PICOLTEX vs CH, CHI8.
選曲:
24KW, PICOLTEX
CH, CHI8.
試合結果:
24KW, PICOLTEX 4pt - 0pt CH, CHI8.
・中堅戦 自選曲について
すべてが幻になった後で / かめりあ・超機装幻楽隊
エフェクター:松田博泰・超希想箋楽隊
BPM:66-79
TOTAL CHAIN:1177
内訳:CHIP 619、LONG 275、VOL 283
MAXスコア:4211(2人で8422)
ここの選曲については、SUPERNOVA Tohoku戦の中堅NOTESよりもかなりすんなり決まった覚えがあります。
私は一度中堅PEAKは対策していたので、なるべく24KW選手が得意な楽曲に寄り添う形で選べればいいなと思っていた矢先、24KW選手によるこの楽曲のMAX-4のリザルトがチームのDiscordに投下されました。ビックリ人間ショーです。
私としては当時そこまで自己ベストは高くなかったのですが、おそらくやり込めばかなり練度が上げられるだろうということで、深刻な癖がつかない限りはこの曲にしよう、と決めました。
この楽曲は低速BPMに加え、拍子が3*3*3の27で区切られている(???)という特徴があるおかげで「等間隔にノーツが配置されていない(できない)」という前代未聞の譜面になっています。
ちょっとやそっとプレイしただけでは簡単にはモノにすることができない、裏を返せば「選曲ががっつり読まれていなければ、楽曲に対する練度だけで勝負できる」ということだったので、24KW選手と私にかなり向いていた選曲だったかもしれません。
とにかく目押しとリズム押しのちょうどいいバランスを見つけるのが大変でしたが、最終的には多くても毎回MAX-20を切れるくらいにはなっていました。
本番で出たMAX-12は完全に上振れです。期間中けっこうやって一桁が1回出ただけだったので、非常に上手かったです。CH選手とCHI8.選手にとっても読めない選曲だったようで、作戦がハマって快勝できたような感じでした。
練習を通して、曲とも仲良くなれました!(次はMXM譜面をPUC出せるよう頑張ります・・・)
・中堅戦 相手選曲について
AμreoLe ~for Triumph~ / Ashrount
エフェクター:dj strachen
BPM:321
TOTAL CHAIN:1745
内訳:CHIP 682、LONG 367、VOL 696
MAXスコア:5536(2人で11072)
打って変わって楽曲のBPMは4倍以上です。高低差すっごい。
こちらはかなりPEAKらしいPEAKですね。6連符の階段や螺旋配置が多く、押し負けてしまうと途端に失点を重ねてしまう譜面です。地力のある2人らしい選曲ですね。
前日のCH選手とCHI8.選手のランキングの更新を見て、なんとなく「AμreoLeなんじゃないか」と思っていました。
繰り返しにはなりますがこのインターリーグはリーグ戦3試合目の翌日に収録されていたので、おそらくGAME PANICは練習期間中リーグ戦の方に力を入れるであろうことを考えると、その後の調整期間でプレイした楽曲がそのまま飛んでくる可能性が高いと思ったからです。
私としても試合前の練習でプレイしてMAX-19(自己ベスト)を出し、「まあ多分大丈夫だろう」といった心持ちで臨めたのもよかったです。
ただ、この試合はインターリーグの中でも最後だったので、既に「どの選手が何回PUCをしていたか」ということは分かった状態でした。
SILK HATのDAIKI.選手がPUCスターで8pt獲得している状態だったので、私がこの曲をPUCすれば同率1位となったのですが、焦りすぎて最初の連続つまみを外しました。
でもそのおかげでそこから先はスコア狙いに集中できたので、逆に良かったのかな、と思います。(結局しっかりPUCスターのことを意識してしまった・・・)
結果としてはMAX-24と自己ベストからは多少低くなりましたが、譜面の得意度合いから考えるとまあ良い方だったかな、と思います。2連勝できたのは意外でしたし、この時点で引き分け以上を確定させられたのでよかったです!
・大将戦 シングルバトル(Lv.18)
テーマ:NOTES, ONE-HAND, TRICKY
PNT*EEB vs CH
選曲:
PNT*EEB
CH
試合結果:
PNT*EEB 0pt - 7pt CH
・大将戦 自選曲について
Typhoon Craaash!! / A-One
エフェクター:CRAIG AKAGI
BPM:172
TOTAL CHAIN:1721
内訳:CHIP 708、LONG 403、VOL 610
MAXスコア:5566
レギュラーステージ通過、引き分け以上確定。
準備は整った!あとは大将戦、楽しんで!とPNT*EEB選手を送り出しました。
この曲の見どころはなんと言っても中盤の長ーーーーーーいトリル。初めてプレイした時、思わずプレイしながら「長すぎだろ!!!」と言ってしまったくらいには長いトリルです。
あとは、地味に回転直後にノーツが降ってくる部分があり、実はトリル以外も油断禁物だったりします。
もちろんCH選手もこの楽曲に対しての理解度は深いことはわかっていました。おそらく過去にMAX付近も出していたのだろうと思います。しかしながら、本番一発でプレイしたらどうか。一瞬でも崩れてしまえば勝負アリの心臓勝負に持ち込むというのが作戦でした。(それを実現してみせたPNT*EEB選手の度胸はすごいですが・・・w)
とはいえ、そこはさすがのCH選手。PUC、MAX-15というスコアで見事勝利を収めました。PNT*EEB選手もMAX-31という決して低くはないスコアでしたので、極限状態でそれを跳ね除けてみせたCH選手の心の強さを讃えたいです。
・大将戦 自チーム選曲について
極彩天奏 / かゆき
エフェクター:Megacycle
BPM:156
TOTAL CHAIN:1896
内訳:CHIP 868、LONG 601、VOL 427
MAXスコア:6396
CH選手のフィールドであるリズム難系の楽曲です。一曲を通して至るところにCRITICALを量産してしまうような配置があり、じわじわとダメージを食らってしまうような譜面。
Lv.18の中でもかなり光らせづらい部類の難曲ですが、両者ともに一歩も譲らず、前半はかなり拮抗していました。正直このタイプの楽曲でCH選手を相手にはしたくないはずなのですが、それでも食らい付いていたPNT*EEB選手は凄かったです…!!
後半に向かうにつれてCH選手がさすがのスコア力でグンと引き離し、最終的にMAX-26という高いスコアを叩き出しました。
おそらく一発でのこのスコアは、ほとんどのBPL選手は勝てないでしょう・・・(私も無理そうです)。お見事です。
・大将戦 初見楽曲について
Thousand Triggers / めと(Metomate)
BPM:242
TOTAL CHAIN:2908
内訳:CHIP 899、LONG 730、VOL 1279
MAXスコア:8513
めとさんの新曲がここで登場。ここまでインターリーグで登場した譜面はどれも癖が強く難しかったので、これもかなり重そうだな・・・と思っていましたが、予想以上でした。
全体を通してかなり直角つまみ+ONE-HAND要素が強く、気をつけないとがっつり失点してしまいそうな怖い譜面。
真ん中からはHAND-TRIP要素も登場し、ラストにはvoltississimoを彷彿とさせる縦連を含む交互押し。明らかに初見でやらせる譜面ではありません。
ここまで新曲負けなしのGAME PANIC。ここも安定したプレーで勝ちをもぎ取りました。ゲーパニ初見強すぎない?
PNT*EEB選手は3タテをされてしまってとても悔しかったと思うのですが、それでも「初見楽曲できて楽しかった」と言ってくれました。本当に良かったです。めとさんファンの24KW選手は「いいなーーー!!!!!」と言っていましたw
・最終試合結果
レジャーランド 7pt - 7pt GAMEPANIC
引き分けです!
5pt取れればオッケー、と思っていたところ、引き分けまで持って行けたのは良かったです。24KW選手はがっつりポイントを取ってくれましたし、PNT*EEB選手は大将戦のプレッシャーの中、しかもCH選手を相手によく食らいついてくれました。
対戦ありがとうございました!GG!
・今後の試合について
インターリーグの全試合を終え、この結果をもってこの後のトーナメントの対戦相手が決定しました。
レジャーランドは8チーム中、4位通過となりました!まずは、トーナメントに進出できたことを心より嬉しく思います。
次のクォーターファイナルでは5位通過のチームと当たることになります。
そして、その5位通過のチームはGAME PANICです。
再戦です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみにもしこのインターリーグの試合で大敗してたとしても、9pt-5ptで勝利みたいなパターンだったとしても、どのみち相手はGAME PANICになっていたようでした。
ちなみに逆ブロックのTAITO STATION Tradz vs SILKHATもインターリーグに続き再戦となります。逃れられない運命。
クォーターファイナルからは先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の全5試合という大ボリューム。負けたら即敗退となってしまいます。ヒエー!
また、Lv.19が解禁となりますので、課題曲群は一気に重くなります。
私としても高難易度に挑むのは多少分が悪いですが、たくさん練習して勝ち上がっていきたいと思っています。チームとしてもここまで負けなしですし、調子は悪くないと思うのでこのままの勢いでいきたいですね!
クォーターファイナル第1試合で早速対戦が実現するということで、次回の放送は2/8(水)となります。
今後もチームレジャーランドの応援をよろしくお願いいたします!
【2023/2/2(木) 追記】
本日、BPL公式サイトにてクォーターファイナルのオーダーが発表されました。
実はこのクォーターファイナルでは、我らがエース24KW選手が体調不良で不在となってしまいます。
レジャーランドとしては飛車角落ちの状態・・・のように見えますが、実は全然勝てそうな見込みがあると思っています。
ここまで私PICOLTEXもPNT*EEB選手も良い成績を残していますし、インターリーグでの経験も生きてくるはずです!逆境に立たされつつも、依然としてレジャーランドが強いチームであることに変わりません。本番でも今まで通り1点でも多く稼ぐのみです!
私としても得意分野を任されたからには絶対に取りたい先鋒戦、長年の親友でもありライバルでもあるKAINARU選手との副将戦など、思い入れの強い対戦カードとなっております。
引き続き、レジャーランドの応援をよろしくお願いします!
次回はそんなクォーターファイナルについての記事を上げようかと考えておりますが、レギュラーステージ総集編の記事についても近いうちに公開したいと思っています。
このレギュラーステージを勝ち上がるにあたって、本当に色々なことを考えました。その作戦について、余すところなく公開できればと思っています。ぜひお楽しみに!!
ありがとうございました。
#65:【BPLS2】レギュラーステージ第12試合:SUPERNOVA Tohoku vs レジャーランド【SDVX】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
※試合のネタバレを含みますので、ぜひ放送を見た後に本記事をご覧ください!
BPLS2 SDVX部門、私が所属するレジャーランドのレギュラーステージ リーグ戦3試合目が1/11(水)、配信されました。
本記事はこの試合に向けての対策や選曲理由、考えていたことなどについて触れていきます。いつもの記事に比べてかなり長文になりますので、お時間ある時に是非!
他のチームメイトの試合についても触れていきますが、詳しいことは本人が別途ブログの記事で語ってくれますので、自分の試合を中心に触れさせていただく形になります!
ぜひ24KW選手、PNT*EEB選手の記事の公開もお楽しみに!
・前回までのあらすじ、本番に向けた対策
ここまで2連勝中のレジャーランド、レギュラーステージの通過に向けてかなり順調です。
以下は2試合が終わった段階でのRリーグ戦の順位表になります。
レジャーランドとしてはこの時点で「引き分け以上でRリーグ1位が確定、負けたとしてもSUPERNOVA Tohokuとの3試合目の点差が6pt差以内であれば2位以上が確定」となっていました。
負けの場合に何pt以上獲得すればRリーグ1位になれるかはSILKHAT vs ROUND1の結果によるため、とにかく少しでも多くのptを取りたい、といったような状況です。
レギュラーステージの最終的な順位はこのリーグ戦ではなく、LリーグとRリーグが組み合わさるインターリーグの1試合のみで決定します。
リーグ戦で良い順位をおさめておくことで、インターリーグの結果によって得られるポイント数が変わってきます(下表)。
また、この時点でのチームレジャーランドの残コストは以下の通りです。
大将戦出場に必要なコストは70ですので、3人とも大将戦への出場が可能となります。
第12試合の相手は、前節の試合で勝利し勢いに乗っているSUPERNOVA Tohokuチーム。
平均年齢がレジャーランドと5歳くらい違うチームです。(私が平均年齢を爆上げしており申し訳ありません…)
まずは相手のオーダーについて。
KIK選手は残コスト的に大将で出場することがない、かつROUND1戦で中堅NOTESをLEON選手とTORIDE選手が担当していたことから、先鋒KIK選手、中堅LEON選手・TORIDE選手の組み合わせになるだろう、と踏んでいました。
あとは大将について、LEON選手とTORIDE選手のどちらが担当することになるのかは正直不明だったのですが、ランキングの更新を見る限りTORIDE選手の可能性が高そう、と考えていました。
結果的にはドンピシャだったな、と思います。
続いて、それを踏まえた上での自チームのオーダーについて。今回、大将戦のテーマがTRICKYということもあり3名ともある程度得意ではあったのですが、3人で対策を重ねた結果いちばん苦手曲の少ない24KW選手が大将戦を務めることになりました。
中堅戦のテーマはNOTES。115譜面もあり対策が大変、かつSUPERNOVA TohokuチームはROUND1戦で既に経験しているジャンルです。ここはLv.17の精度に自信がある私PICOLTEXが出場することに。
またMEGAMIX BATTLEに慣れているPNT*EEB選手を引き続き先鋒戦に出てもらうことに(相手がKIK選手読みだったこともありましたので、ここはぜひPNT*EEB選手に担当してほしいという思いがありました)。あとは中堅戦のもう1人の枠を24KW選手、PNT*EEB選手どちらにするか考えました。
TRICKYの課題曲数が少なかったこともあり中堅NOTESの対策も間に合いそうだったことと、大将戦の前に中堅戦で手を暖めてもらった方が良いだろうということを鑑みて、24KW選手が出場することに決まりました。
私はこの第12試合については中堅戦のみに出場するという形でしたが、対策譜面数は115譜面から飛んでこないことが確定している「ピアノ独奏無言歌"灰燼"」を除いた全114譜面。前の2試合に比べて対策する量は比較的少なかったため、1曲1曲の精度を上げることに注力しました。
・先鋒戦 メガミックスバトル(Lv.17-18)
KIK vs PNT*EEB
選曲:
KIK
PNT*EEB
試合結果:
KIK 0pt - 3pt PNT*EEB
先鋒戦は我らが切り込み隊長、PNT*EEB選手。SILKHAT戦では見事な逆転勝利をおさめてくれました!
ライバルでもあり、親友でもある2名の選手の対決。長年、お互いに意識しているプレイヤーがBPL会場で相まみえるというのは本当に感動的ですね・・・!!
レギュラーステージ期間中は一度選曲した楽曲を再度投げられないというルールがあるため、既に2戦を先鋒戦メガミックスバトルで戦っている両者はある程度武器曲を封じられた状態。
ただお互いに得意・苦手ジャンルが分かっている状態だったので選曲は割とすんなり決まったとPNT*EEB選手は言っていました。
試合は前半からPNT*EEB選手が先行。鮮やかに相手のEXCEED GEARを返していくさまは本当に緊張を感じさせないプレイでした。特にΣmbryØ(EXH)のパートでKIK選手のEXCEED GEAR Lv.3を返したのが非常に大きかったですね・・・!!
そのまま逃げ切りで勝利しましたが、KIK選手のほうも最後のNEO TREASONで相手の選曲ながらポイントを稼いでいたりと、本当に熱い試合でした・・・!
・中堅戦 タッグバトル(Lv.17)
テーマ:NOTES
LEON, TORIDE vs 24KW, PICOLTEX
選曲:
LEON, TORIDE
24KW, PICOLTEX
試合結果:
LEON, TORIDE 2pt - 2pt 24KW, PICOLTEX
・中堅戦 相手選曲について
2 MINUTES FIGHTERS / P*Light
エフェクター:月刊♦マシーン
BPM:203
TOTAL CHAIN:2061
内訳:CHIP 821、LONG 440、VOL 800
MAXスコア:6585(2人で13170)
かなり地力寄りの譜面でしたね。想定していた範囲内の選曲ではありましたし、IIIからやってきていた譜面ではあるため忘れていたということはなかったのですが・・・。
この時、実は個人賞の「PUCスター」のことがなんとなく頭に引っかかっており、かなりプレイ中にPUCを狙いに行こうとしてしまいました。
(PUCを狙いにいくこと自体は失点を抑えるという観点で悪くはないのですが、脳のリソースをそちらに割きすぎてしまったということですね)
「あんまり上手くS-CRICITAL取りに行けてないな」という感覚を持ちつつ、そのまま最後まで完走してしまったような感じです。CRITICAL29個は正直出し過ぎだったので、もう少し判定を合わせにいく、ということを曲中にもっと意識すべきだったな・・・と反省しました。
とはいえ、相手のお二方の仕上がり具合もお見事でした!かゆいところを突かれた感覚でしたし、特にTORIDE選手が本番で出したMAX-13は非常に高いスコアでしたね・・・!!
・中堅戦 自選曲について
POSSESSION(Gowrock Remix) / Gowrock
エフェクター:dj strachen
BPM:158
TOTAL CHAIN:1462
内訳:CHIP 661、LONG 416、VOL 660
MAXスコア:5318(2人で10636)
ここでの選曲はけっこう悩みました。テーマがNOTESということで、前回のPEAKに比べてそこまで尖った譜面が多くなく、純粋な鍵盤をS-CRITICALで取り切る力(と本番力)が求められる場面でした。
そういった意味で対戦相手のLEON選手とTORIDE選手は超強敵だったので、生半可な楽曲を投げてしまっては返される可能性がありそうと考えていました。
提出期限間際までかなり選曲候補が多くあったのですが、最終的にPOSSESSION(Gowrock Remix)を投げる一番の決め手になったのは「1クレ目の1曲目にやっても安定した高スコアを出せる」というところでした!
前回のSILKHAT戦で不安要素のある楽曲はやめておいた方が良い、ということを学びましたので…。
(他にも癖の強くない譜面のほうがそこまで入念に対策されていないのではないかという読みや、DDR楽曲のリミックスということでBPLのDDR部門に向けた餞的な意味合いも含んでおりました。ポーズはTAGさんリスペクトです。)
練習期間中はだいたいMAX-10程度を安定して出していたのですが、本番はMAX-7と上出来のスコアが出せました!最初のほうは少し緊張していたのですが、曲後半に進むにつれてブーストがかかってきました。
24KW選手のほうもMAX-6という高スコアを出していたため、ワンツーフィニッシュを決められました。
直前の第11試合の結果でSILKHATが獲得したpt数は8だったので、この時点でレジャーランドは総獲得ptでSILKHATを上回る結果に。すなわち、Rリーグの1位通過が確定したことになります。ヤッター!!
個人的にも中堅戦で勝利をおさめるのはROUND1戦ぶりだったので、かなりホッとした覚えがあります。
・大将戦 シングルバトル(Lv.18)
テーマ:TRICKY
TORIDE vs 24KW
選曲:
TORIDE
24KW
試合結果:
TORIDE 0pt - 7pt 24KW
・大将戦 相手選曲について
croiX / TeamGrimoire+あま猫
エフェクター:月刊ミズタニとTEK-A-RHYTHM
BPM:160-195
TOTAL CHAIN:2257
内訳:CHIP 910、LONG 466、VOL 881
MAXスコア:7244
2回来る縦連が印象的な譜面。最初と真ん中にBPMの変化もあります。本番でやりたくないですね・・・w
これを武器曲にするTORIDE選手の胆力もものすごいですが、この楽曲は24KW選手も得意と言っておりました。この曲得意って言える人そんなたくさんいるの???
この日のTORIDE選手は事前練習の時からバチバチに仕上がっており、正直恐怖でしかなかったのですが・・・うちのエースの仕上がり具合も負けていませんでした(Rリーグ1位通過が確定した状態で、24KW選手は気持ち的にも軽い状態だったかもしれません)。
結果はPUCかつMAX-13を叩き出した24KW選手の勝利。TORIDE選手もERRORは出ていたもののMAX-20で、CRITICAL数は一桁。レベルの高すぎる試合を見せつけられました。
・大将戦 自チーム選曲について
* Erm, could it be a Spatiotemporal ShockWAVE Syndrome...? / かめりあ
BPM:43-330
TOTAL CHAIN:2125
内訳:CHIP 850、LONG 620、VOL 655
MAXスコア:6800
前回船酔い、今回ショックウェーブ。かわちゃん、鬼?
KACの最優秀楽曲である*Feels Seasickness...*に対する書き下ろし楽曲として収録されたこの曲。よりBPM変化が暴力的になりました。MAXIMUM譜面はFXチップでレーンが停止しますが、今回選曲されたEXHAUST譜面は(BPM変化は残っているものの)停止しません。
もうお気づきかもしれませんが、レジャーランドはリーグ戦を通してかなりソフラン楽曲(BPMの変化する楽曲)を武器に使っています。これが、やりたかった「相手にしたら嫌な立ち回り」のうちの1つです。
24KW選手はここでも序盤から安定感を見せつけ、ラストのほうでがっつり引き離して勝利しました。本番PUCもありえないですが、MAX-23って。誰が勝てるんでしょうか…本当に味方でよかったですw
とはいえ、700万点過ぎくらいまでほぼ差がない状態で推移していて本当にびっくりしました。TORIDE選手も相当やりこんでいましたね…!
・大将戦 初見楽曲について
F10ating: / yuichi NAGAO
エフェクター:SALMON GRAPHY
BPM:206
TOTAL CHAIN:2023
内訳:CHIP 927、LONG 533、VOL 563
MAXスコア:6827
インドみたいなレーダーグラフですね。
BPM変化なし、206という数字を見た時点で「3連符の縦連だろうなあ」と思っていました。読みは当たっていましたが、思ったより変則的な譜面でした。縦連のスピードが途中から変わるとは・・・。
初見がとても上手い両者、比較的事故率の高そうな譜面でもバンバンCHAINを繋いでいってました。第7試合のときは「頼む!!!」とずっと祈っていたのですが、このへんはもう「えぇ・・・うま・・・」と若干引いてましたw
24KW選手は最後のラッシュまできっちり鍵盤を取り切ってUCし、勝利。初見楽曲でも安心して見てられるのが24KW選手の強みですが、なんとTORIDE選手もUCしていました(しかも素スコアはTORIDE選手のほうが高い)。
大将戦の結果だけ見れば 0-7pt で24KW選手の勝利でしたが、TORIDE選手の仕上がり具合も半端なかったです。
仮に私が大将戦に出ていたら逆に3タテされていたかもしれません・・・。それほどまでにレベルが高かった。24KW選手に大将戦を任せて本当によかったです。
・最終試合結果
SUPERNOVA Tohoku 2pt - 12pt レジャーランド
ということで、第12試合はレジャーランドの勝利という形になりました!
なんと、3連勝です!!チーム全員が取り切るところをしっかり取れた形となり、かなり理想の勝ち方だったな、と思います。チームメイトの心強さを実感しました。
とはいえ、SUPERNOVA Tohokuの選手も大変に仕上がっており、ポテンシャルの高さを実感しました。若い選手も多いので、今後さらに強くなってそうです。
対戦ありがとうございました!GG!
・今後の試合について
ということで、1/11(水)の放送をもってレギュラーステージ リーグ戦の結果が決まりました。
1/18(水)から2週にわたって放送されるインターリーグ戦の対戦カードは以下になります。
①APINA VRAMeS vs SUPERNOVA Tohoku
②SILKHAT vs TAITO STATION Tradz
③GiGO vs ROUND1
④レジャーランド vs GAMEPANIC
まずはRリーグ1位通過、本当に嬉しいです。かなり有利な条件でインターリーグに駒を進めることになりました。
しかしながら、リーグ戦1位通過をしていたとしても油断は禁物です。
もう一度インターリーグの点数表を引用するのですが、もし仮にインターリーグで大敗してしまった場合、得られる点数は3点。
同ポイントの場合はインターリーグの試合で獲得したpt数によって順位が決まるので、例えばリーグ戦4位通過だったチームが勝利した場合も得られる点数は3点になりますが、獲得pt数の差で負けてしまうことになるのです。
しかもインターリーグの相手はCH選手率いる強豪GAME PANICさんということもあり、油断は絶対に禁物。しっかりとポイントを稼ぎにいきたいと思っています。
次のステージに進むため、レジャーランド一同全力で頑張ります!!
次回はまた2週間後、インターリーグについて執筆できればと考えておりますが、その後に全体的なレギュラーステージに向けての作戦について公開できればと思っています。ぜひそちらもお楽しみに!
また次回の試合でお会いしましょう!引き続き応援よろしくお願いします!
ありがとうございました。
#64:【BPLS2】レギュラーステージ第7試合:SILKHAT vs レジャーランド【SDVX】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
※試合のネタバレを含みますので、ぜひ放送を見た後に本記事をご覧ください!
BPLS2 SDVX部門、私が所属するレジャーランドのレギュラーステージ リーグ戦2試合目が12/28(水)、配信されました。
本記事はこの試合に向けての対策や選曲理由、考えていたことなどについて触れていきます。いつもの記事に比べてかなり長文になりますので、お時間ある時に是非!
他のチームメイトの試合についても触れていきますが、詳しいことは本人が別途ブログの記事で語ってくれておりますので、自分の試合を中心に触れさせていただく形になります!
ぜひ24KW選手、PNT*EEB選手の記事も合わせてお読みいただければと思います!!
・本番に向けた対策
収録配信についてですが、第1試合〜第8試合が一区切りとなっていました。
そのため、チームレジャーランドとしては先日放送された第4試合(ROUND1戦)とこの第7試合(SILKHAT戦)を連日で収録という形になっており、2試合のオーダーを事前に決める必要がありました。
第4試合(ROUND1戦)では私PICOLTEXが中堅・大将を務めましたが、そのタイミングで次の第7試合(SILKHAT戦)のオーダーについても決まっていたということです。
第7試合の相手は、先日鮮烈なデビューを飾ったDAIKI.選手率いるSILKHATチーム。
ジャンルはなんと中堅、大将ともに楽曲数の多いPEAKということで、相当に戦いづらいと考えていました。
まずは自チームのオーダーについて。第4試合(ROUND1戦)では私PICOLTEXが大将を務めましたので、こちらは我らがエースである24KW選手を大将戦に据えることにしました。
2試合分が終了したタイミングで全員コストが70残っている状態(=3試合目で誰が大将に出てくるかわからない状態)を作りたかったので、そうなると大将を別の選手で固める必要があったということです。それぞれ大将戦のジャンルがNOTESとPEAKで対策も大変だったので分散させる狙いもありました。
(このあたりの選手のオーダーの決め方について、詳しくはレギュラーステージが終わったら触れられればと思っています!)
また中堅・大将と出てもらう方が手が暖まった状態で大将戦に臨めるため、本来は24KW選手に中堅も出てもらう想定だったのですが、収録の2週間前に24KW選手の手の不調が発覚したため、対策量を減らすために急遽PNT*EEB選手に中堅をお願いすることになりました。
こういう施策がすぐ取れるのが、各々が手広く譜面をカバーできるレジャーランドの強みだな、と思いました。本当に心強かったです。
続いては相手のオーダーについて。コスト的にDAIKI.選手が3試合とも大将戦で出ることはないのですが、どの試合でDAIKI.選手が大将として出てこないのか?というのを見極めるのは正直難しかったです。
ただし、SILKHATとレジャーランドの試合は大将戦のジャンルがPEAKということもあり、基本的精度の高さやNOTES譜面寄りのDAIKI.選手よりもむしろ高密度譜面に強いSEATRUS選手か082選手が出てくる可能性が高いんじゃないか、と考えていました。結果として読みは当たっていたかな、と思います。
私はこの第7試合については中堅戦のみに出場するという形だったのですが、それでも対策譜面数は202。先のROUND1戦の中堅戦・大将戦(合計161譜面)と、この試合の中堅PEAK(202譜面)について「何が飛んできてもある程度できるようにしておく」を目指していたため、対策は相当に大変でした・・・。
・先鋒戦 メガミックスバトル(Lv.17-18)
082 vs PNT*EEB
選曲:
082
PNT*EEB
試合結果:
082 0pt - 3pt PNT*EEB
先鋒戦は前回同様、PNT*EEB選手に任せておりました。連日の収録でしたので、各チーム1試合目と2試合目の先鋒戦を同様の選手が担当する、という選択を取っているチームが多いです。
今回の選曲としてはPNT*EEB選手の得意分野である片手処理(ONE-HAND系)に寄った楽曲をメインに据えつつ、Gate of Atlantisなど対策が必要な譜面を織り交ぜてポイントを稼ぎに行く狙いでおりました。
試合は後半まで082選手優勢で進行していたのですが、なんとラストの12ターン目、LastΩmegΑの最後で逆転し、PNT*EEB選手が劇的な逆転勝利を飾りました。本当に大喜びしてしまいました…!!
道中はかなり苦しい戦いだったと思うのですが、最終ターンにLv.3でEXCEED GEARを発動するために道中で発動しない選択をとっさに取っていたり、ラストまで諦めずに光らせに行っていたり、本当にPNT*EEB選手の気持ちの強さを感じる試合でした。
ちなみにここで投げたBangin' BurstはKAC2013へのリスペクトという意味も込めていたと知り、当時そのKACに出場していた私はそれを聞いて泣きそうになりました。
082選手もTEAM SILKHATの選手紹介動画でBangin' Burstに対して並々ならぬ思いを持っていたと語っておりますし、あのKACが後に与えた影響は私が思っているよりも大きいのかもしれないな、と感じました。
・中堅戦 タッグバトル(Lv.17)
テーマ:PEAK
DAIKI., 082 vs PICOLTEX, PNT*EEB
選曲:
DAIKI., 082
PICOLTEX, PNT*EEB
試合結果:
DAIKI., 082 4pt - 0pt PICOLTEX, PNT*EEB
・中堅戦 相手選曲について
Ghost Family Living In Graveyard / RoughSketch
エフェクター:MAD CHILD & Hirayasu Matsudo
BPM:238
TOTAL CHAIN:3010
内訳:CHIP 588、LONG 988、VOL 1434
MAXスコア:7784(2人で15568)
DAIKI.選手、082選手ともに精度の高さに定評があるので鍵盤系で来るだろうと考えていたのですが、これは完全に意外な選曲でした。そもそもTSUMAMIじゃなくてPEAKなんだ、という感じですが・・・。
Lv.19のMAXIMUM譜面のほうがかなりTSUMAMI、HAND-TRIP要素が強く初見殺しとして有名な譜面ですが、Lv.17のEXHAUST譜面もかなりのキワモノです。
このレベル帯にしては規格外の3000CHAIN超え、TSUMAMIがMAXIMUM譜面と違う形の難しさ、HAND-TRIP要素が残っている、など下位譜面とは思えないほどの暴れっぷりで、人によってはレベル詐称と感じる譜面となっています。
そういう側面もあり本番での事故率が比較的高く、選ばれづらいのかなと思っていましたが・・・SILKHATチームの本気を感じました。
この楽曲が出た時期に比べて現在のほうがつまみの判定が厳しくなっておりPUC難易度が上がっていたのですが、練習中にPUCのMAX-8まで出していたのである程度冷静にはなれました。
本番はなんとか食らいつきPUC。個人的には上振れだったのですが、流石にDAIKI.選手と0082選手ががっつり仕上がっていました・・・。お見事。
(後で聞いたんですが、082選手が得意かつPICOLTEXを刺すための選曲だったようです。やっておいて&本番でうまく行ってよかった・・・)
・中堅戦 自選曲について
音楽 -resolve- / Yu_Asahina
エフェクター:PHQUASE
BPM:114-220
TOTAL CHAIN:
内訳:CHIP 661、LONG 416、VOL 660
MAXスコア:5457(2人で10914)
先述の通り途中で出場選手が変わったのですが、課題曲は変えずに挑みました。
自己ベが両者MAX-10という高い水準だったこともありますが、私もPNT*EEB選手も登場した当時からこの楽曲はプレイしていたため、SILKHATのお二方に比べ曲自体への知見があるかな、と思ったからです。
結局こういった譜面は回数やプレイしていた期間がモノを言うことが多かったりするので・・・w
練習期間中、平均スコアはかなり出ていたのですが、前半の安定感に課題がありました。まあきっと本番ではなんだかんだ光ってくれるだろうな〜と思っていましたが、苦手意識のある24分の階段で大量にCRITICAL + 直角でERRORというかなりの事故を起こしてしまいました。
後半がかなり上手かったことが幸いし結果はMAX-22。結果だけ見れば決して悪すぎるスコアではなかったのですが、そのぶん前半でのミスが大きく痛手になってしまったな、と思いました。もう少し行けたかなーと。
タラレバなんですが、前半の難所でのERRORがなかったら、もう少しS-CRITICALを積めていたら・・・と悔しい思いをする結果になりました。
とはいえ、正直ここまでこの譜面が刺さらないとは思いませんでした。ここまでやり込んでいれば多少スコアが下振れしても勝てるだろうな、と踏んでおりましたが甘かった。DAIKI.&082ペア、堅すぎる!!本当に強かったです。
・大将戦 シングルバトル(Lv.18)
テーマ:PEAK
SEATRUS vs 24KW
選曲:
SEATRUS
24KW
試合結果:
SEATRUS 0pt - 7pt 24KW
・大将戦 相手選曲について
HAELE III ~Angel Worlds~ / Yu_Asahina ft. Ritsuka
エフェクター:レッドホットスクリューズ
BPM:185
TOTAL CHAIN:2543
内訳:CHIP 802、LONG 923、VOL 818
MAXスコア:7492
今回は大将戦に出場する選手2人とも大将戦のみの出場だったため、手が暖まっていない状態でのハーレIIIでした。相当きつかったのではないかな、と思います。
Lv.18としては規格外のPEAK配置が降ってくるこの譜面。私もPUCを達成するのに本当に苦労しました・・・。
前半はかなりSEATRUS選手が安定したプレイを見せて先行、後半の24分で20点以上に差を広げていたため、流石にここはPEAK配置にめっぽう強いSEATRUS選手が取るかな・・・と思いながら見ていたのですが、終わり間際で少し差を詰め、さらにラストの配置で24KW選手が逆転、そのまま2点差で勝利。
正直見ていた側からしても「えっ!?いま何が起こったの!?」という感じでしたが、「最後まで諦めずに1つでも多く光らせる」という気持ちがギリギリの勝利を手繰り寄せる結果になりました。
この第7試合、こういう展開が多すぎて心臓がなくなりそうでした・・・。
・大将戦 自チーム選曲について
*Feels Seasickness...* / かめりあ
エフェクター:~PH~rogressive CRAZY KID
BPM:82-248
TOTAL CHAIN:2104
内訳:CHIP 691、LONG 720、VOL 723
MAXスコア:6341
これも課題曲リストを眺めていてびっくりしましたがPEAK扱いなんですね・・・。ちなみにショックウェーブのほうはTRICKYでした。???
MAXIMUM譜面がLv.20ということで有名ですが、EXHAUST譜面についてもそれはそれで違った難しさがあります。MAXIMUMが出来るからといって全く安心できないのがこの楽曲のポイント。
この曲に関してはもうとにかく24KW選手が仕上がりまくっており、流石のエースの力を練習の段階から感じておりました。
こういった対策が必要な譜面は投げることを予想されて対策されてしまうと良くないので、選曲されることが読まれないようにランキングに乗らないように調整していたりもしました。
*Feels Seasickness...*はSEATRUS選手にとってもかなり意外な選曲だったようで、作戦は大成功。MAX-32という非常に高い水準で24KW選手が勝利。流石すぎます。対策していたとしても容易に出せるスコアではありません。
・大将戦 初見楽曲について
Initiating League / EmoCosine vs. nora2r
エフェクター:電撃ロブスター
BPM:200
TOTAL CHAIN:1837
内訳:CHIP 1010、LONG 309、VOL 518
MAXスコア:6704
PEAKの要素も大きいですが、NOTESにも寄った譜面。それもそのはず、CHIPが1000超えとかなりの物量です。
Lv.18の中では比較的視認しやすい譜面ではあるのですが、32分音符の階段配置が要所要所で降ってくるため、そこをS-CRITICALで通すのが大変難しい譜面でした。
この曲は最後のほうまでずーっと僅差で推移しており、一瞬でもミスをしてしまうとすぐにひっくり返る心配があったためドキドキしながら見守っていました。「頼む!耐えてくれ!!」という感じで祈っていました・・・w
しかしながら最後まで24KW選手の安定感がすさまじく、結果UCで勝利。前半の逆つまみを初見で反応していたり、ラストのPEAK配置をほぼS-CRITICALで光らせていたり、本当に初見か?と思うほどのレベルでした。
うちのエースの安定感を、皆さま見てくれましたでしょうか。今後も頼もしすぎます。
・最終試合結果
SILKHAT 4pt - 10pt レジャーランド
ということで、第7試合はレジャーランドの勝利という形になりました!
2連勝です!!とにかく今回はチームメイトに助けられたという形でした。ぺんたさんの最後の意地、かわちゃんの3タテ、本当に目頭が熱くなりました。2人ともすごかった・・・。
私としては自信のあるLv.17というフィールドで、特に音楽 -resolve-の方で勝ち切れなかったのが悔しかったのですが、良い経験にもなりました。楽曲の一部でも不安要素があると選択肢としてはあまり良くないんだな、と勉強になりました。
対戦ありがとうございました!GG!
レギュラーステージのリーグ戦はあと1試合、その後はインターリーグが控えています。
ここまで2勝出来ているのは相当大きいです。引き分け以上でLリーグ1位が確定ということになりますので、次のSUPERNOVA Tohoku戦もなんとしても結果を残しておきたいところです。
今後も試合の後にこういった形で振り返り記事を執筆させていただきます。
また次回の試合でお会いしましょう!引き続き応援よろしくお願いします!
ありがとうございました。
#63:【BPLS2】レギュラーステージ第4試合:レジャーランド vs ROUND1【SDVX】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
※試合のネタバレを含みますので、ぜひ放送を見た後に本記事をご覧ください!
いよいよ始まりましたBPLS2 SDVX部門。私が所属するレジャーランドの初試合が12/14(水)、配信されました。
相手チームは、beatmania IIDX部門でもファイナルで戦ったROUND1さんです。
本記事はこの試合に向けての対策や選曲理由、考えていたことなどについて触れていきます。いつもの記事に比べてかなり長文になりますので、お時間ある時に是非!
他のチームメイトの試合についても触れていきますが、詳しいことは本人が別途ブログの記事で語ってくれておりますので、自分の試合を中心に触れさせていただく形になります!
ぜひ24KW選手、PNT*EEB選手の記事も合わせてお読みいただければと思います!!
また、12月18日(日) 22:00より、YouTubeにて今回の試合の振り返り配信を行う予定です!!
そちらも是非お越しいただければ幸いです。配信は以下のチャンネルより行いますので、登録よろしくお願いします!
・本番に向けた対策
まずレギュラーステージのリーグ戦ではコストが1人あたり180と決まっていますので、どのような作戦で挑むべきか?向こうは誰が出てくるか?を考えつつオーダーを決めました。
このあたりの采配についてはレギュラーステージが終わるタイミングで詳しくお話できればと考えています!
私はこの第4試合の中堅戦・大将戦の両方に出場するということで、この試合について対策すべき譜面は200近かったのですが、パワーバランス的には対象楽曲の少ない中堅戦のほうに力を入れて対策をしていました(理由は後述)。
・先鋒戦 メガミックスバトル(Lv.17-18)
PNT*EEB vs XD*POTE.
選曲:
試合結果:
PNT*EEB 0pt - 3pt XD*POTE.
まずは先鋒、切り込み隊長は広く譜面をカバーでき、やり込みに定評のあるPNT*EEB選手が適任だろうということになり、お願いすることになりました。
以前の記事でも書いたのですがメガミックスバトルの対策は相当に大変で、300譜面以上ある中で相手から一本取れる譜面を選んでいかなくてはなりません。
単純な精度勝負で勝てる自信のある楽曲を投げるほか、相手が苦手そうな楽曲やひっかけ要素のある楽曲を選ぶなど、戦略は様々です。
今回は特にHellfire(GRV)と* Feels seasickness... *(EXH)で刺しに行く戦法だったのですが、どちらもXD*POTE.選手がブレイクするという結果に。
ここに関しては本当に相手がお見事だったという感じです・・・!EXCEED GEARを発動した場面でポイントを取れたかどうかが明暗を分けた試合となりました。
しかしながら、PNT*EEB選手も他選をブレイクしていた場面は多かったため、今後に非常に期待できる試合だと感じました。
・中堅戦 タッグバトル(Lv.17)
テーマ:TSUMAMI, TRICKY
24KW, PICOLTEX vs BOLL, MAHINA
選曲:
24KW, PICOLTEX
BOLL, MAHINA
試合結果:
24KW, PICOLTEX 4pt - 0pt BOLL, MAHINA
TSUMAMIとTRICKYでの試合となりました。対象曲数としてはそこまで多くない(TSUMAMI27譜面、TRICKY8譜面)のですが、とにかく本番での事故率が高い2ジャンルだと思っていまして・・・。一度つまみが脱線したり縦連が抜けたりしただけで戦況がひっくり返るので、正直かなり怖かったです。
BOLL選手の精度やつまみ力については折り紙付きですが、MAHINA選手に関しても縦連に定評があるほか、KACの決勝ラウンドでFirestormをプレイしていた経験もあるので、両者とも相当に仕上げてくるのでは、と予想していました。
私としては大将戦に比べて中堅戦のほうが「何が飛んできても対応できる」状態にしやすかったので、本番に向けてはとにかく「大事故を起こさない、安定した結果を残す」部分にフォーカスしていました。
TSUMAMI譜面については脱線しやすい難所の意識をイチから構築しなおしたり、縦連の多いTRICKY譜面では運指を見直したり・・・。Lv.17と言えど癖のある譜面が多く、決して容易な道のりではありませんでした。練習期間中にほぼ全ての課題曲の自己ベストを伸ばしたかな、と思います。
・中堅戦 自選曲について
Discloze / lapix
エフェクター:月刊ミズタニ
BPM:128-145
TOTAL CHAIN:2121
内訳:CHIP 645、LONG 241、VOL 1235
MAXスコア:6177(2人で12354)
わかる方にはわかるかと思いますが、DisclozeはBPLS2 IIDX部門のファイナルステージでDINASO選手が投げた楽曲です。
あの名勝負へのリスペクトという意味での選曲、またDisclozeは24KW選手、私ともに自己ベストが高い(2人ともMAX-4)、かつ事故率が少なかったので割と即決でした。
この楽曲はジャンルでいうとTSUMAMIに該当するのですが、つまみ自体が難しいというより鍵盤の判定を取るのが難しく、BPM変化なども含むため「NOTESやTRICKY的な要素も強いが、つまみの走ってる時間が多いのでギリギリTSUMAMIジャンルに居る」くらいの立ち位置でした。
自己ベストはMAX-4まで仕上げていたのですが、こういう譜面はやればやるほどむしろ癖がついていくタイプなので、楽曲を決めてからの練習期間中も安定感が出せずに苦労した覚えがあります。
BPLが始まってから記念すべき私のプレイ1曲目。本番で出したMAX-15はまずまずの出来といったところでしたが、事故は起こさなかったのでよかったです。まずは1勝をあげられて一安心、の気持ちが強かったです。
・中堅戦 相手選曲について
↑↑↓↓←→←→BA / meiyo
エフェクター:↑↑↓↓←→←→UM
BPM:124
TOTAL CHAIN:1664
内訳:CHIP 439、LONG 130、VOL 1095
MAXスコア:4645(2人で9290)
有名なKONAMIコマンド「上上下下左右左右BA」の誕生35周年を記念して作られたmeiyoの楽曲です。BPL本番でmeiyoが聴けて嬉しかったです(個人的な話)。
良い曲なのでMVつきで是非聴いてみてください!
ボルテの譜面としてはかなりキワモノ寄りというか、しっかり「TSUMAMIジャンルらしい」譜面です。また鍵盤についても決して少なくはなく、BPMも遅いので要所要所で高い精度を要求されます。
手順を間違いやすい譜面ではあったのですが、この楽曲に関しては24KW選手も私も落ち着いて対応できたかな、と思います!1曲目で勝利をおさめられた安心感をそのまま生かせた感じでした。本番で出したMAX-1は自己ベストスコアでした!
後で知ったのですが、もともとの私の自己ベスト(MAX-5)は選手4人の中で一番低い自己ベストスコアでした。怖っ!!本番前に知らなくてよかったです。
・大将戦 シングルバトル(Lv.18)
テーマ:NOTES
PICOLTEX vs BOLL
選曲:
PICOLTEX
BOLL
試合結果:
PICOLTEX 5pt - 2pt BOLL
大将NOTESという広いジャンルで、ROUND1エースのBOLL選手との対決となりました。正直、試合前からまあBOLL選手と当たるだろうな、と予想していました。気が重かったです・・・w
とにかくBOLL選手は自己ベストが高く、課題曲(126譜面)の中で私が自己ベストで勝利している楽曲はおそらく5譜面あるかないか程度でした。
ただし今回のルールではお互いの選曲1曲ずつに加えて初見楽曲1曲での勝負となっています。
格上のBOLL選手が相手だということもあり、相手の選曲については何が来ても勝てないと踏んでいましたので、「自選曲、あるいは自選候補の精度を上げる」ことに注力して他の楽曲については覚える程度にとどめました。その分、対策の時間を中堅戦にしっかり掛けていた、ということです。
初見楽曲については・・・正直譜面傾向によるとしか言いようはなかったのですが、「自己ベストが高い」イコール「きちんと光らせられる力が備わっている」ということなので、BOLL選手に分があるかな、と思っていました。
なのでレジャーランドの勝ち筋としては「中堅戦までで出来るだけポイントを稼いで、大将戦は自選曲を守るだけという状態にする」が一番可能性としては高い、という考えでした。
ここまでの時点でレジャーランドが4pt、ROUND1が3ptだったので、予想の範疇ではあるものの厳しい状況だな、と考えていました。
・大将戦 自選曲について
Leviathan / 山本真央樹
エフェクター:SALMON GRAPHY
BPM:160
TOTAL CHAIN:2104
内訳:CHIP 1030、LONG 408、VOL 666
MAXスコア:7298
先ほど述べた通りほぼ課題曲群の自己ベストは負けていたので、選択肢がそもそも少なかったのですが・・・。BOLL選手の過去の大会実績や得意譜面傾向、自分の本番事故率などを考えた結果、一番勝利をおさめられる可能性が高いのが「Leviathan」だと判断しました。
この楽曲はノスタルジアからの移植曲です。ボルテのLeviathanもノスタルジア同様に全体を通してリズムが難しいのですが、なんといっても印象的なのは開幕とラストのピアノの下降音型の部分。
何分音符だかよく分からないこの配置をS-CRITICALで光らせるのは至難の業で、私もBPLが始まる前は全然光らせられず、自己ベストはMAX-40くらいでした。
ただ、私のプレイスタイルが音押しではなく目押しであったことから、開幕とラストを練習すれば伸びそうだという感覚はありました。かつBPL期間中にかなりS-CRITICALの基礎力を上げられたことで、スコアはどんどん伸びていきました。
つまみも難しくないためほぼPUCは安定しており、自己ベストはMAX-13まで詰めることができました。開幕とラストについては正直安定はしませんでしたが、CRITICALの個数を少なく抑えられるようにはなっていたので御の字だったかなと。
中堅戦で良い感じに判定をつかめていたので、本番は焦ってEARLYが出てしまわないよう落ち着いて叩くことを最も意識しました。練習中に認識を間違えてミスを出していた部分については特に気合を入れました。
最初の下降音型を全S-CRITICALで抜けられた時点でかなり気持ち的には余裕ができ、その後は安全運転で最後までゴール。本番一発でMAX-22は個人的に相当うまくいった記録で、大満足でした。
とにかく7pt全てをBOLL選手に取られることだけは避けたかったので、Leviathanで勝利できた時は本当にほっとしました・・・。
・大将戦 相手選曲について
火狐之舞 / 影虎。
エフェクター:kamuy noko include
BPM:242
TOTAL CHAIN:2228
内訳:CHIP 1015、LONG 456、VOL 757
MAXスコア:7501
さすが炎の申し子 -SEASON 2-、ほのおタイプの選曲で来たかという感じです。
ですがこの選曲は全く予想しておらず、完全に面食らっていましたw(もちろん練習期間中に選曲はしていましたが・・・)
↑ 面食らった人の顔
この譜面は先ほどのLeviathanと打って変わってBPMが242と高速で、1曲を通して鍵盤の16分がモリモリ降ってきます。おまけにつまみ直角やBTの二個押し交互などもあり、事故を誘う選曲でもあります。
私としてもそこまで苦手な意識はなかったので、予想外の選曲だった割には結構出来たのかな・・・と思っていたのですが、BOLL選手の記録はMAX-16。私の自己ベスト(MAX-19)より高かったです。そりゃ勝てんわ!!
最初のトリルで大量にCRITICALを吐いた時点でほぼ負けは確定していましたね・・・。本当にお見事でした。
・大将戦 初見楽曲について
ИADIR / Ashrount vs polysha
エフェクター:凹ーダー凸ード vs. CRAIG AKAGI
BPM:190
TOTAL CHAIN:2350
内訳:CHIP 959、LONG 782、VOL 609
MAXスコア:7577
第4試合の大将戦、新曲枠は「ИADIR / Ashrount vs polysha」です。読みはネイディア。
曲名とコンポーザー、BPMを見た時点で「ZEИITH」の続編だな、ということはすぐにわかりました。
「ZEИITH」もテーマとしてはNOTESでしたので、その系統が来るとなるとまず頭によぎったのはこの配置。
初見でこの配置が来られると余裕でERRORハマりする可能性があったため、正直厳しそうだな、というのがこの時の感情。
あとは自分の本番力に懸けるしかないかな、と思っていました。
NOTESジャンルということで鍵盤が多いだろうとは予想して挑みましたが、序盤からロング絡みが多かったので、とにかくロングが丸々抜けて大きな失点にならないように心がけることにしました。
あとはかなりBTの二個押しが多く、認識難の印象が強かったのですが・・・BPMが高速ではなかったおかげでギリギリ見切れました。SOUND VOLTEXにおけるBPM190は中速です。
「ZEИITHのあの配置が来る!」とずっと身構えていたので、集中力が曲終わりまで保てたのかもしれません(結局来なかった)。
2分間耐えに耐え抜いて、結果は1ニアUC。おそらく本番のバフがかかった結果です。そこまで行けるならPUCしたかった気持ちもありますが、十分すぎる出来でした。
配信を見ると引くくらい喜んでいますが、本当にチームを勝利に導けて嬉しかったのと安堵が半々という感じだったので、あんなことになっていますw
・最終試合結果
レジャーランド 9pt - 5pt ROUND1
ということで、第4試合はレジャーランドの勝利という形になりました!
重要な最初の試合でチームとして勝利をおさめられたということで、本当に嬉しさもひとしおでした。
相手チームのROUND1さんが強豪であることは初めから分かっていたので、この結果もなんとか耐え抜いた・・・という感じでした。
次また同じ形式、同じメンバーでやったとしたら違った結果になっていたかもしれません。それほどまでに拮抗していたと思っています。試合後、BOLL選手とも「楽しかったね」という話をしていました。
対戦ありがとうございました!GG!
レギュラーステージのリーグ戦はあと2試合、その後はインターリーグが控えています。過去の記事でも触れていますが、インターリーグにおいて有利な状況を作るためにはまずリーグ戦で良い順位に入っておくことが重要なので、この調子で勝ち続けられればと思っています!!
なお、今後も各試合の後にこういった形で振り返り記事を執筆させていただきます!
ぜひ楽しみにしていてください!
ありがとうございました。
#62:【BPLS2】もうすぐ開幕、ルールのおさらい【SDVX】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
本当にお久しぶりです!!長らく更新が止まっており、すみません。
2ヶ月の間、プロゲーマーとしての契約を結んだり、がっつりSOUND VOLTEXの練習を重ねたり・・・色々と試合のために準備をしてまいりました。
そして先日、BEMANI PRO LEAGUE SEASON 2の公式サイトが更新され、各チームの紹介や課題曲一覧が公開されました!!
12月7日(水)の開幕に向けて、テンションが高まっているのを感じますね。
本日はBPL開催直前スペシャルということで、本ブログでもルールについて改めておさらいしたり、先日公開された課題曲について触れていきたいと思います。
・詳しいルールについて
私の過去の記事でもルールについては説明していますが、TAITO STATION Tradz所属のWANIROU選手の作成したスライドがルールについては大変わかりやすいので、そちらをお読みいただくのがオススメです!!
このスライドがBPLS2 SOUND VOLTEX部門のルールブック決定版です。
(本ブログで紹介するにあたって、WANIROU選手に掲載許可をいただいております。ありがとうございます!!)
・・・と紹介だけで終わらせてしまうのもなんなので、私のほうからもいくつかピックアップして語れればな、と思っています。
・コストについて
WANIROU選手作成のスライドにもある通り、レギュラーステージは8チームをLリーグ、Rリーグの2リーグに分けてそれぞれで総当たり戦を実施します。各リーグ4チームずつになるので、それぞれのチームが3試合ずつ行うことになりますね。
各選手にはコストが割り振られており、3名とも180のコストを保持している状態からスタート。
また、各試合にはチーム全員必ず出場しなければならないというルールがあります。
IIDXの各試合は4名に対し3枠だったということで試合ごとにオフとなる選手が発生していましたが、SOUND VOLTEXの各試合は3名に対し4枠。毎回、3名のうち誰かが2枠出るということになります。
消費コストは先鋒30、中堅20、大将70。中堅についてはタッグバトルということで少なめです。
MAXが180なので、3試合とも大将戦、という出場の仕方は出来ないということになります。コスト180をMAXで使うなら中堅(20)、大将(70)、中堅+大将(90)の組み合わせや、先鋒(30)、先鋒+中堅(50)、先鋒+大将(100)の組み合わせが考えられますね。
・配点について
先鋒:メガミックス1曲
中堅:お互いの選曲で2曲
大将:お互いの選曲+初見勝負で3曲
ということで1試合に行われるバトル数は計6曲ですが、その配点には差があります。
先鋒戦(メガミックス)と大将戦の3曲目(初見勝負)で勝利すると3pt、それ以外の楽曲で勝利すると2ptです。
全試合の合計は14pt。同点がないとすると、8pt獲得すれば勝利ということになりますが・・・。
お分かりでしょうか。先鋒戦と大将戦の3曲目をもし取れていたとすれば、あと4曲のうち1曲勝利しているだけで8pt獲得、すなわち勝利ということになります。
平たく言えば、「先鋒と大将の初見勝負が超重要」です。先ほどのコスト・采配の話と組み合わせると・・・どこに力を入れるべきでしょうか?
このあたりはチームによって選択が変わる部分なのかなと思います。でも、必ずしも大将にだけ力をかけるのが正解というわけではない、というのがなんとなく伝わりますでしょうか。
どういった選曲をするかはもちろん重要ですが、采配も同じくらい重要です。レギュラーステージが終わった後、各チームがどう考えて采配を決めたのか、ぜひ聞いてみたいところですね・・・!!
・課題曲について
BPLS2公式サイトに、課題曲ページが追加されました。
レギュラーシーズンはLv.17とLv.18が対象となりますので、現在はその範囲の楽曲リストが公開されています。
やはりIIDXと同様、NOTESやPEAKの楽曲が多くなる傾向にあるようです。逆にTSUMAMI、HAND-TRIP、TRICKYあたりの楽曲数はかなり少なく、HAND-TRIPのLv.17に至ってはたった3曲。まあ、確かにLv.17で出張モリモリ系の譜面って少ないなあと・・・。
一番多いのはLv.17のPEAK。こちらは課題曲が200曲を超えており、1周対策しきるだけでも一苦労です。
ここまで多くなっている要因のひとつに、EXHAUST譜面も全て課題曲の対象になっているという点があります。
もともとSOUND VOLTEX IIIまでは(追加譜面を除くと)EXHAUST譜面までしかなかったのですが、IV以降でMAXIMUM譜面が最上位となった後に収録された楽曲でもEXHAUST譜面は選曲対象となっています。
これはなかなか対策が大変ですね・・・!場合によってはMAXIMUM譜面に慣れていたとしても面食らってしまう配置があるEXHAUST譜面が紛れていたりしますので、選手はそのあたりの対策もきっちりとやっておかなければなりません。
中堅戦と大将戦ではそれぞれジャンルが割り当てられておりますので、広く対象楽曲をカバーできる能力、1つ1つの楽曲の精度を極限まで高められる能力、それぞれ場面によって求められる能力は違ってきます。
IIDX部門と違い相手の選曲を無効化できるストラテジーカードも存在しないため、苦手をなくす立ち回りが必要となりそうです。
なお、先鋒戦はMEGAMIX BATTLEモードに収録されている楽曲のうちレベルが17-18、かつ全てのジャンルの譜面が対象(約320譜面)となっているため、それらを全て対策しないといけないという点で大変さが段違いです。
・まとめ
どの選手をどこに配置するかが重要!!・・・と書くと身も蓋もない感じなんですがw
選手全員がほぼ全ての楽曲でPUCを達成しているLv.17-18が対象となるレギュラーステージこそ、そういった戦略の面が結果を左右する・・・かもしれません。
各試合各チーム、どの選手がどの枠に登場するか、というのを予想しながら見てみると面白いかな、と思います!
もう一度書きますが、試合の開幕は12月7日(水) 21:00です。なんとあと4日!!
皆さまと画面越しにお会いできるのを楽しみにしています。
BPLS2 SOUND VOLTEX部門の応援をよろしくお願いします!!
【今日のまとめ】
・コストの消費パターンは色々考えられる
・先鋒戦と大将戦の初見勝負が重要
・ジャンルによって曲数に幅がある
ありがとうございました。
#61:【BPLS2】PICOLTEX、プロゲーマーになります【SDVX】
ぴこと申します。
本日もブログを見に来てくださり、まことにありがとうございます。
昨日の記事に引き続き、ご報告です。
先ほど、BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-(BPLS2) SOUND VOLTEX部門のドラフト会議が実施され、私PICOLTEXはチームレジャーランドに2巡目でご指名頂きました。
まずは、私を指名してくださったチームオーナーの株式会社山崎屋さま、スタッフ・アドバイザーの方々に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございます。
シーズン中、株式会社山崎屋さまや各店舗さまの広報としてお役に立てるよう、精一杯尽力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
アドバイザーは緑風マルトさん、同じチーム所属となった選手は24KW(かわちゃん)さんとPNT*EEB(ぺんた)さんです。
お三方とも本当に心強い味方です。そして何より、とても楽しいチームになりそうで今からワクワクしています!!
試合の配信自体はおそらく今冬くらいになるかと予想していますが(詳細は不明)、既にチームでBPLやアミューズメント施設を盛り上げられるよう、準備を進めております!
早速ですが、明日9/19(月) 21:00より結成配信を行いますので、ぜひチェックしていただければ幸いです!!以下のチャンネルより生配信でお届けします。
今後もBPLに関する話があれば、このブログからもお伝えしていこうかと思います。
ぜひ、チームレジャーランドの応援をよろしくお願いいたします。
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さて、ここからは、私が期間中に考えていたこと、準備してきたことをお話していきたいと思います。
多少長文になってしまいますが、もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、お読みいただけますと幸いです。
・志望理由
BEMANIシリーズのeスポーツ化推進に貢献したいからです。
上記候補者動画でも喋っていますが、私のBEMANIシリーズ歴は20年以上になります。pop'n music家庭用2を初めて遊んだのが2000年のことでした。
その後beatmaniaに出会い、ギタドラに出会い、気が付いたらランカーになり、ボルテに出会い、KACに出場を重ね、今に至ります。
BEMANIシリーズをプレイしてきた22年間、一度も「しばらくはいいや」「面白くないな」と思ったことはありません。体力の続く限りであればずーっとやっていたいです。
そんなBEMANIシリーズの大会に出場を重ねるにつれて、もっといろんな人にBEMANIシリーズが知られたら良いのにな、という思いが強くなっていきました。
いまやeスポーツという単語がメジャーになり、多くのゲームも登場した今、ゲーム業界自体が戦国時代になっています。そんな時代の最中で、この先もBEMANIシリーズには「一味違うゲーム」だという立ち位置を確立し、生き残ってほしいと感じています。
少し話は変わりますが、先日、福岡にて開催されたRedBull 5Gの現地観戦に行ってきました。
大変に熱狂的な場で、SOUND VOLTEX以外の試合についても、ジャンル自体に詳しくない私でさえずっと試合を見ていて興奮が止まりませんでした。
私の掲げた目標は間違っていなかったと感じましたし、むしろその想いはより強くなりました。
同時に、今のeスポーツシーンにおけるBEMANIシリーズの立ち位置を明確にするためには具体的に何が必要なのか、というのを考えるきっかけにもなりました。
・自分の強みについて
エントリーするにあたって、自分の強みとはなんだろう?と考えました。
ありがたいことに長年KACに出場させていただいており、SOUND VOLTEXのみではないものの恐らく回数では今回の候補者の中で一番多いので、それを強みとして押し出すことにしました。
ただ本番一発勝負の強さ、という点については過去大会の結果がまちまちだったこともあり説得力に欠けたので、「大会自体への向き合い方を分かっている」部分をアピールポイントにさせていただいています。
あともう一つ大きな要素としては、比較的平均年齢が若めのSOUND VOLTEXプレイヤーの中でも年長者だというのがありました。
私はもう33歳という年齢で、良く言えばベテランということになりますが、体力や成長力という面では他の選手に遅れを取ると思っています。選手としての寿命自体もそれほど長くはないかもしれません(食らいついて行くつもりはまだまだありますが)。
ですので、期間中はベテランプレイヤーらしく(?)知識力や戦略の面で「唯一無二な」「ただ者ではない」プレイヤーとしての立ち位置を目指していました。
ありがたいことに、それを披露できる大会などの場が複数あったため、参加できそうなイベントには出来るだけ足を運ぶことにしました。他のプレイヤーが嫌がる武器曲を作って試し打ちしたりしていました(とばっちりを食った方はごめんなさい)。
・期間中の活動とポリシーについて
上記のような活動の甲斐もあってか(?)ご指名を頂くことができましたが、ここからがスタートです。
プロプレイヤーとして企業に所属するということは、その企業の顔となって活動をするということです。
プロゲーマーという「職業」に就くことになるので、遊びの延長ではなく、それ相応の意識が求められます。あまりこういう言い方は適切でないかもしれませんが、SOUND VOLTEXをプレイしてお金をもらうという「仕事」だと私は思っています。
チームメイト・アドバイザー一同、仕事を楽しむ覚悟は出来ているつもりです!
優勝するための努力はもちろん欠かしませんし、その他にも魅力的なチームづくりをしたり、イベントを打ったり、こうしてブログで発信したりと、チームメイトやアドバイザー、企業様と協力しながら、出来ることはどんどんやっていきます!
また、私が冒頭に掲げた「BEMANIシリーズのeスポーツ化推進に貢献したい」という想いは、BPL期間中のみならずその後もずっと考え続けるべき命題だと思っています。
そのため、他のeスポーツシーンを覗きに行ったり、交流を深めたり、外に目を向けて活動していきたいとも考えています。
私はいつかBEMANI各シリーズの競技シーンが今よりもっともっと多くの人を熱狂させるような、そういう未来が来るといいなと思っていますし、そのための努力を欠かすつもりはありません。
まずは目の前のBPLS2に向けて、地道に一歩ずつ、ベテランらしく往生際悪く活動していきたいです。
だいぶ堅苦しい話になってしまった気がしますが、所信表明ということで!
アマチュアゲーマーからプロゲーマーにレベルアップするPICOLTEXを、チームレジャーランドを、そしてBEMANI PRO LEAGUE SEASON2 SOUND VOLTEX部門をよろしくお願いいたします。
2022.9.18 PICOLTEX